新型コロナウイルスの影響でECサイトの需要が非常に増している昨今、現在はPCスキル不要で簡単にECサイトが制作出来る、時代になっています。そのあたりを簡単に解説していきたいと思います。
BASE・STORES・Shopifyとは
俗に言う、ECサイトのプラットフォームですね。ECの機能(会員登録、マイページ、購入・決済機能、受注管理、商品管理、顧客管理)をすべて利用でき、だれでも簡単にECサイトの制作と運営ができるのが魅力になります。
BASEとSTORESは「無料&数分でネットショップを開設できる」と簡単さを全面に打ち出されており、Shopifyは月の利用料はかかりますが、世界的に利用されているプラットフォームでもあります。
BASE・STORES・Shopifyの比較表
内容 | BASE | STORES | Shopify |
初期費用 | 無料 | ||
月額費用 | 無料 | 無料/1,980円 | 29~299ドル |
手数料 | 6.6%+40円 | 3.6%~5% | 3.25~3.9% |
商品登録数 | 無制限 | ||
テンプレート数 | 無料:10種類 有料:100種類以上 | 無料:48種類 | 無料:9種類 有料:64種類 |
HTML・CSS編集 | 可能 | 不可 | 可能 |
独自ドメイン | 可能 | 有料プランのみ | 可能 |
SSL対応 | 可能 | 可能 | 可能 |
ロゴ表示 | 可能 月額500円 | 有料プランのみ | 可能 |
運営者層 | 個人 | 個人、企業 | 企業 |
※STORESはフリープランとスタンダードプランがあります。
簡単な比較ではありますが、BASEは月額無料の代わりに、手数料が高くなっているイメージですね、STORESとShopifyは月額がかかる代わりに手数料が安くなっている感じです。
運営者層もBASEは個人が比較的多く、他2つは企業メインで運営している傾向ではあります。もちろんこれらプラットフォームは個人、法人問わず利用できるので、個人でShopifyを運営しても何ら問題ありません。
また最近の傾向でBASEを制作会社に依頼して独自のデザインで運営しているショップも非常に増えている傾向です。ECの需要は今後も増え、オンラインで完結するサービスや製品が非常に多く出てくでしょう。
実際利用するならどれが良い?
比較表を見ていただければわかりますが、それぞれ特徴があります。個人で初めての運営はBASE、がっつりECを制作、運営を考えている方であれば、Shopifyではないでしょうか。STORESももちろん良いですが、知名度やプランなどを考慮してBASE、Shopifyを上げさせていただきました。
その他決済方法やフルフィルメント、管理機能などを比較し自社に合ったプラットフォームを利用することが一番良いでしょう。
BASE・STORES・Shopifyを使わずECサイトは制作できる
これは昔からの制作方法ですね、EC-CUBEの利用やワードプレスのカスタマイズで購入機能を追加する方法。現在では様々な方法でECサイトの制作・運営ができる為、選択肢が広がります。
プラットフォームに依存することなく自由にカスタマイズや制作の幅を広げることができ、今でも多くの企業が導入している制作方法です。しかし、最近では、BASE・STORES・Shopifyなどの台頭により、だんだんと利用者が移行しているのも事実です。今後の運営等によっても制作基盤は変わりますので、もしECサイトの事で悩んでいたらお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
貴社の要望にお応えした最適なご提案をさせていただきます。それでは今回はPCスキル不要でもECサイトを持つことできる!についてでした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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