記事を作成する際にどのようなことを重視し、どのようなことを守っていけば良いのか簡単にリスト化しました。
- 1 ホームページに掲載する記事作成の項目とチェック内容
- 2 メインキーワード
- 3 その他ニーズのキーワード
- 4 ターゲットユーザー
- 5 競合調査
- 6 検索意図
- 7 タイトルの文字数
- 8 タイトルの説明文
- 9 タイトルの魅力
- 10 ディスクリプションの文字数
- 11 キーワードの設置
- 12 ディスクリプションの魅力
- 13 問題提起
- 14 解決策の提示・提案
- 15 記事構成
- 16 網羅性
- 17 独自性
- 18 キーワードの設置
- 19 記事構成のみやすさ
- 20 記事の文字量
- 21 誤字脱字・デザインチェック
- 22 スマホ版の確認
- 23 記事ソースチェック
- 24 専門用語
- 25 引用
- 26 画像
- 27 文字を画像に
- 28 リスト表記
- 29 読みやすさ(スマホ)
- 30 関連記事
- 31 CTA(Call To Action)
- 32 まとめ
ホームページに掲載する記事作成の項目とチェック内容
全30項目をチェック内容と合わせてリスト化しています。記事作成には欠かせない項目ばかりですので、一つずつ確認を行って記事の作成を行いましょう。
番号 | 項目 | チェック内容 |
キーワード設計についての質問 | ||
① | メインキーワード | 記事のメインキーワードが適切に設定されているか |
② | その他ニーズのキーワード | 記事で二次的な獲得可能性のあるニーズキーワードが適切に設定されているか |
③ | ターゲットユーザー | 年齢/性別/住まい/世帯構成/職業/所得 などを想定して記事が書かれているか |
④ | 競合調査 | 競合5サイトの見出しリストを把握できているか |
⑤ | 検索意図 | 競合の見出しリストから検索意図を想像できているか |
タイトル設計についての質問 | ||
⑥ | タイトルの文字数 | 全角30文字程度に収まっているか書かれているか(メタタグ) |
⑦ | タイトルの説明文 | タイトルにメインキーワードが適切に記入されているか |
⑧ | タイトルの魅力 | ターゲットユーザー(③)が思わずクリックしたくなるようなタイトルになっているか |
ディスクリプション設計についての質問 | ||
⑨ | ディスクリプションの文字数 | 120文字程度に収まっているか |
⑩ | キーワードの設置 | メインキーワード(①)やその他ニーズキーワード(②)がディスクリプション内に適切に入っているか |
⑪ | ディスクリプションの魅力 | 記事の内容をわかりやすく表す内容になっているか |
導入文についての質問 | ||
⑫ | 問題提起 | ターゲットユーザー(③)が思わずハッとするような問題提起ができているか |
⑬ | 解決策の提示・提案 | 抱えた問題を解決できる記事であることをキャッチまたは本文で提示・提案できているか |
アウトラインについての質問 | ||
⑭ | 記事構成 | 検索意図(⑤)に自信を持って答えられる構成になっているか |
⑮ | 網羅性 | メインキーワード(①)やサブキーワードに対して網羅的な情報を掲載できているか |
⑯ | 独自性 | 競合調査(④)にはない独自の見出しが掲載されているか |
⑰ | キーワードの設置 | h1〜h4の見出しタグの中に自然に①〜②のキーワードが自然に入っているか |
⑱ | 記事構成のみやすさ | 階層構造に整理されており見出しだけでコンテンツの全体像がわかりやすくなっているか |
本文についての質問 | ||
⑲ | 記事の文字量 | 競合コンテンツと比較し少なすぎる文字量になっていないか、またキーワードを重視しすぎた文章になっていないか、適切な文字量の確認 |
⑳ | 誤字脱字・デザインチェック | 誤字脱字、デザイン崩れが発生していないか |
㉑ | スマホ版の確認 | スマホ版で確認を行いレイアウトの崩れなどないか |
㉒ | 記事ソースチェック | 記事の内容に確認できる限り事実上の誤りがないか |
㉓ | 専門用語 | 専門用語を多様していないか、誰が見てもわかりやすい例えなどで補足できているか |
㉔ | 引用 | 専門知識などは信頼できる引用元を明示しているか、引用に対する独自見解を述べているか |
㉕ | 画像 | 1,500文字に一度程度の割合で適切に画像が使用されているか |
㉖ | 文字を画像に | フローチャートや比較表などの要素は画像化、表化されているか |
㉗ | リスト表記 | 流し読みされた時でも伝えられるように適切にリスト表記でまとめ化されているか |
㉘ | 読みやすさ(スマホ) | スマホ表示でも見やすいように2〜3行での適切な改行がされているか |
㉙ | 関連記事 | 当記事を補足できる自社関連コンテンツへのリンクは設置されているか |
お問い合わせ誘導 | ||
㉚ | CTA(Call To Action) | 当記事と関連性の高いCTAが設置されているか |
メインキーワード
- 記事のメインキーワードが適切に設定されているか
記事本文やタイトルに目的のキーワードが適切に設定されていることが大切であり、無駄に多くのキーワードを設定したり、少なすぎても問題がありますので、記事全体の文字数に応じたメインキーワードを設定しましょう。
その他ニーズのキーワード
- 記事で二次的な獲得可能性のあるニーズキーワードが適切に設定されているか
メインキーワードとは別に二次的なキーワードも設定することで、総合的に記事の質を高める必要があります。メインキーワードに合わせて二次的なサブキーワードも一緒に設定しましょう。
ターゲットユーザー
- 年齢/性別/住まい/世帯構成/職業/所得 などを想定して記事が書かれているか
作成している、した記事を一体誰に読んでほしいのか、またサイトにどのような人達に来てほしいのかを記事作成に合わせてターゲットの想定を行います。これは記事単位で実施しても良いですが、まずはサイト全体のターゲットを決め、その中から更に絞り込んだターゲットユーザーを考えても良いでしょう。
競合調査
- 競合5サイトの見出しリストを抽出できているか
競合となりうるサイトの記事構成を把握できているか、またはメインキーワードで決めた上位5サイトの内容を把握することで他社サイトにない構成や記事を書くことができます。
検索意図
- 競合の見出しリストから検索意図を想像できているか
競合サイトを理解するで競合サイトが狙っているターゲットユーザーを想定することができます。その想定から自社でターゲットにするユーザーを考え出すことでよりターゲットが求めている情報を提供することができます。
タイトルの文字数
- 全角30文字程度に収まっているか書かれているか(メタタグ)
記事のタイトルをメタタグに設定し、メインキーワードを左から順に記入することが大切になります。またタイトルの長さも長すぎず、短すぎずで約30文字が良いとされています。
タイトルの説明文
- タイトルにメインキーワードが適切に記入されているか
キーワードの羅列だけではユーザーはクリックしてくれません。しっかりとした魅力ある文章に加えキーワードを適切に記入することがSEO対策にも良いとされています。タイトルの文字数にも気を付けながらメインキーワードプラスサブキーワードも記入するようにしましょう。
タイトルの魅力
- ターゲットユーザーが思わずクリックしたくなるようなタイトルになっているか
SEO対策を意識しすぎてキーワードばかりのタイトルになっていませんか?また、確実にクリックを獲得しようと誇大的なタイトルにもなっていませんか?記事本文と整合性を意識しかつ、魅力的なタイトルを記入しましょう。
ディスクリプションの文字数
- 120文字程度に収まっているか
メインキーワード・サブキーワードを記入しかつ120文字程度の説明文になっているか確認しましょう。ディスクリプションは検索時にタイトル下に表示される重要な部分ですので、まずはメインキーワードからサブキーワード、ターゲットユーザーがクリックしたくなる内容を記入しましょう。
キーワードの設置
- メインキーワードやその他ニーズキーワードがディスクリプション内に適切に入っているか
タイトル下に表示されるディスクリプションもSEO対策に重要な役割となります。タイトルを見られた後にディスクリプションも確認されます。
ディスクリプションの魅力
- 記事の内容をわかりやすく表す内容になっているか
タイトル同様キーワードをただ羅列したディスクリプションはSEO対策にも嫌われます。ユーザーがクリックしたくなるようなディスクリプションに合わせキーワードをうまく記入しSEO対策と合わせて、ユーザーのクリック率も同時に上げていきましょう。
問題提起
- ターゲットユーザーが思わずハッとするような問題提起ができているか
ターゲットとなるユーザーが読んで思わずハッとするような問題提起ができているか、ここでは問題提起から解決まで細かく説明することが大切になります。
解決策の提示・提案
- 抱えた問題を解決できる記事であることをキャッチまたは本文で提示・提案できているか
問題提起から解決までの導きが適切にできているかが重要になります。本文中では起承転結を守り、解決策を導いくことが大切です。
記事構成
- 検索意図に自信を持って答えられる構成になっているか
ユーザーが検索したキーワードに応じた記事構成をしっかり作ることができているかが重要です。記事を作成する前に見出しとなるタイトルを作成することでより効果的に記事構成を作ることができます。
網羅性
- メインキーワードやサブキーワードに対して網羅的な情報を掲載できているか
本文中にメインキーワードやサブキーワードを網羅的に掲載することで記事全体の内容をSEO対策することができます。タイトルからディスクリプション、本文をメインキーワード・サブキーワードで適切に網羅しましょう。
独自性
- 競合調査にはない独自の見出しが掲載されているか
他社と完全一致となる記事はGoogleアルゴリズムからペナルティがかせられます。競合にはないオリジナルの記事を作成しましょう。
キーワードの設置
- h1〜h4の見出しタグの中に自然に①〜②のキーワードが自然に入っているか
本文中の見出し構成はタイトル・ディスクリプションと同等の重要度になります。見出しを適切に記入することでSEO対策にもなり、記事の検索上昇を促します。見出しになるべくメインキーワード・サブキーワードを記入しましょう。
記事構成のみやすさ
- 階層構造に整理されており見出しだけでコンテンツの全体像がわかりやすくなっているか
見出しとなるh2〜h4をうまく使い入れ子構造の記事構成を作ることで記事全体の見やすさが増します。キーワード・ターゲット選定からタイトルの作成、記事構成を作ることで全体的にみやすい記事となります。
記事の文字量
- 競合コンテンツと比較し少なすぎる文字量になっていないか、またキーワードを重視しすぎた文章になっていないか、適切な文字量の確認
SEO対策にも重要な文字数になります。文字数は多ければ良いという訳ではなく、少なすぎるのもNGとなります。まずは競合他社の記事がどのくらいの文字数でどのくらいの見出しを使っているのか確認する必要があり、それに合わせた適切な文字数で記事を作成しましょう。
誤字脱字・デザインチェック
- 誤字脱字、デザイン崩れが発生していないか
誤字脱字は読みやすさや信頼を低下させてしまいます。記事アップまでに必ず誤字脱字のチェック(必要であればWordのスペルチェックと文章校正機能を使いましょう)を行い、合わせて表の崩れや文章・画像等のチェックを必ず行いましょう。
スマホ版の確認
- スマホ版で確認を行いレイアウトの崩れなどないか
デザインのチェックはPC版のみ行いがちです。PC版と合わせて必ずスマホ版のチェックも行い必要に応じてデザインの変更も実施しましょう。スマホユーザーがサイトや記事であれば優先してスマホ版のチェックや対応を行う事が大切です。
記事ソースチェック
- 記事の内容に確認できる限り事実上の誤りがないか
どこからの情報なのか、または信頼がおける情報なのかを事前に確認しましょう。自社で取材行った内容や技術的な部分であれば、あくまでも自社としての見解を述べていることを明示することが大切です。
専門用語
- 専門用語を多様していないか、誰が見てもわかりやすい例えなどで補足できているか
専門用語を多用することでユーザーを絞り過ぎていませんか?専門用語を使う際は必ず誰でも分かるような解説や説明も合わせて記載しましょう。
引用
- 専門知識などは信頼できる引用元を明示しているか、引用に対する独自見解を述べているか
どこかのサイトに掲載されている記事に対して独自の見解を述べる際は引用元として必ず記事元を掲載しましょう。
画像
- 1,500文字に一度程度の割合で適切に画像が使用されているか
画像を効果的に活用できていますか?文字数に応じて画像の数も追加していくことで記事の離脱を防ぐことができたり、ユーザーの読みやすさをアップします。1500文字に一度は画像を挿入して、ユーザーの読みやすさをアップしましょう。
文字を画像に
- フローチャートや比較表などの要素は画像化、表化されているか
文字ですべて伝えるのではなく、画像を効果的に使い、ユーザーに視覚的に伝えましょう。フローや比較表は画像化することでより効果的に認知されます。
リスト表記
- 流し読みされた時でも伝えられるように適切にリスト表記でまとめ化されているか
記事の最初や文中でもリスト表記を行うことで、一目でどんな記事の内容か分かるようにしていますか?現在見出しをリスト化するとGoogle検索の上位に表示される傾向にありますので、リスト表記をうまく活用しましょう。
読みやすさ(スマホ)
- スマホ表示でも見やすいように2〜3行での適切な改行がされているか
スマホはPCと比べて画面のサイズが小さくなります、その分より正確に読みやすさを追求しましょう。画像や表などはPCと比べデザイン崩れが起きやすい部分ですので、注意が必要です。
関連記事
- 当記事を補足できる自社関連コンテンツへのリンクは設置されているか
記事下に関連する記事をリンク付きで紹介しましょう。もちろん文中で紹介することでSEO対策やサイト導線の誘導になりますので、作成した記事に関連する記事を相互的に紹介しましょう。
CTA(Call To Action)
- 当記事と関連性の高いCTAが設置されているか
最終的に記事を読んだ方に何をしてほしいのかのアクションを明確にしましょう。また記事下部にはCTAとなるお問い合わせのボタンやコンバージョンとなるリンクを必ず設置しましょう。
以上30項目を簡単に解説させていただきました。
まとめ
記事作成をするだけでこれだけの手順をふんで記事を書かないといけないのかと思うと記事数が減ってしまいそうですね。まずは記事を作成しアップすることから始め、検索の状況を確認しながら、こちらのリスト項目を取り入れていきましょう。
最初からすべて実行するには非常に大変ですが、どんどん記事を作成するにつれて慣れてきますので、まずは記事を作成するところから!
以上、記事を作成する際にどのようなことを重視し、どのようなことを守っていけば良いのか簡単に解説しました。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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