Google広告の機能に競合他社のサイトにアクセスしたユーザーに対し広告を表示する「カスタム インテント オーディエンス」という機能があります。
この機能を利用すれば上記でも説明した通り、競合サイトにアクセスしたユーザーに対し自社の広告を表示することができるので、比較検討されやすい傾向にあります。
では簡単に設定の方法を確認していきましょう。
Google広告 競合サイト対策
もちろんベンチマークしている企業に絞ったセグメントも可能なので、特定のサイトのみにアクセスしたユーザーという絞り込みも可能です。
まず、キャンペーンの作成から、ディスプレイキャンペーンを作成。キャンペーンの目標は「見込み顧客の獲得」に設定、その他のキャンペーン設定は通常通りの設定で問題ありません。競合設定はグループ広告にて行います。
Google広告 競合サイトグループ設定
広告グループの「オーディエンス」を選択オーディエンスの追加から追加先を選択、ターゲティング(推奨)を選択します。
上記選択を行い、次に「閲覧」タブへ移動します。
次に「ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画」を選択し、「カスタム インテント オーディエンス」を選択
カスタム インテント オーディエンスの設定方法
カスタム インテント オーディエンスとは、商品やサービスについて積極的に情報を探しているユーザーを集めたオーディエンス
あとは下の画像の様にオーディエンス名を入力し、関連するキーワードとURL部分にドメインを入力するだけで(入力後はエンターキー)設定は完了です。

今回は当サイトのドメインを入力してみました。入力数は多くても30程度が良く、入力のし過ぎは効果が薄れてしまうのでNGです。あとは配信地域や配信日時、デバイス、性別等でセグメントを行い、効果的に競合対策ができることになります。
設定方法も非常に簡単でかつ、競合対策もできるのでGoogle広告を行っている企業様はぜひ設定しておくべき対策ではないでしょうか。
その他にも検索キーワードによるオーディエンスも組み合わせることができますので、うまくキーワードと組み合わせて効果的に広告配信を行ってみてはいかがでしょうか。今回はGoogle広告を使った競合対策の設定方法でした。