Web業界では、「ホームページのアクセス=集客」の考え方から実践すべきことは多岐に及びます。
しかし、集客がほんとうの意味で必ずしもアクセス数と合致しないことは昔からよく知られています。そこで、アクセス数を増やすことだけが目的でない集客の重要性やアクセスアップに必要な知識からコンテンツの作成方法まで紹介します。
キーワードを含むさまざまな対策
SEOキーワードで対策することやそれ以外にもさまざまな方法があります。ここでは、9つの対策について説明します。
SEO対策とは
検索エンジン最適化とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において、
特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること。
SEOキーワードを意識して検索上位を目指す
アクセスを伸ばす上で大事なことは、自社のホームページを検索上位に表示して、キーワードから流入のアクセスを得ることです。キーワードが自社の想定する見込み顧客なら、コンバージョンに繋がる機会を得ることができます。
また、SEO対策では検索ボリュームや流行なども大きく影響し、アクセス数にも直結します。そのうえで、ロングテールキーワードを意識した、2つ目、3つ目のキーワードを設定することができれば、競合の少ない検索先からのアクセスも見込めるでしょう。
タイトルやディスクリプションがユーザーの目を引く
タイトルやディスクリプション(記事の要約や概要を簡潔に記した文章)は検索エンジン上でユーザーが初めて目にするものです。
そこに記載している文章がページを開くかどうかの第一関門になっているため、より丁寧に検討しながらユーザーの興味を引く言葉を投げかけます。
デザインや奇抜さより使いやすさを優先する(利便性)
ホームページでユーザーの目を引こうと考えた結果、デザインを派手にしたり奇抜な仕様にしたりと見た目を重視した内容に陥ってしまうことがあります。
しかし、デザインに凝りすぎて使い勝手の悪いサイトはユーザーに嫌われるだけでなく、検索エンジンに評価されないため、利便性を重視することです。
宣伝する場所を拡大して、流入チャネルを増やす
ホームページは単体でのアクセスアップが苦手な媒体だといえます。
そこで、複数の別の媒体からホームページへの導線を作ることで効果的な集客を行うことが可能となります。チラシやパンフレットにQRコードを表示したり、Youtube・Twitter・Facebook・InstagramなどのSNSにリンクを貼るなどは実績のある集客方法です。
表示速度が早い(重たくない)
現在のGoogle検索に使われているアルゴリズムに「ページの表示速度」や「ユーザーの応答性」、「視覚の安定性」などが導入されています。
ホームページの検索表示の順位を上げるには、ユーザー目線でサイト閲覧によるストレスを感じずスムーズに利用できるようなサイト構築が求められています。
リライトや情報の追加で最新コンテンツに仕上げる
Googleは新しいページを高く評価する傾向にあるため、出来るだけ新しい記事を投稿した方が検索では有利に働きます。
しかし、一からページを作成するのは多大な労力を要しますので既存のページ掲載内容に最新の情報を追加(リライト)していくことで工数を減らしながらも効果的なSEO対策ができます。
専門性を高めてロングテールキーワードで集客する
ロングテールキーワード=ニッチキーワード「ダイエット サプリメント」ならこの2つ目のサブキーワードを含めた検索のことです。
特に専門性の高いロングテールキーワードは、検索をするユーザーが少ない一方、競合するホームページも少ないため内容次第で検索上位を狙える可能性があります。ロングテールキーワードを用いたページを複数作る事で総合評価を上げましょう。
新規の検索ユーザーに頼らないファンを増やす(オウンドメディアの要領)
アクセスを伸ばすためには新規のユーザーにページを閲覧してもらうことも大切ですが、一人のユーザーが何度も訪問してくれるコンテンツを作ることはさらに重要なことです。コンテンツの質や量を維持し、ユーザーに優良な情報を提供することでホームページのファンを作ることを意識しましょう。
SNSの活用
SNSの利用者数は膨大で集客の対象者リストと呼んでも過言ではありません。ほとんどのSNSは無料で使用できるので、うまく活用すれば費用対効果は非常に高いツールです。
ただし、一定数のフォロワーが付くまでは粘り強く投稿する必要があります。
ホームページのアクセスアップにはコンテンツを育てる
アクセスアップのために必要なことや気をつけなければいけないことを紹介しましたが、ホームページではユーザーに有益な情報を提供することが求められます。
ユーザーと同じ目線を持ち、使いやすく利便性の高いサイト作りを心がけることがアクセスアップの近道です。ただし、無理なアクセスアップはブランド価値を損ね、見込み顧客にならないユーザーまでも引き込むため、特にSNSの利用などには注意が必要でしょう。
まとめ
ホームページのアクセスアップは日々の継続が非常に大切になります。また、ユーザーが求めるいること、知りたいことをリアルタイムで掲載することでファンを作ること、育てることにもなります。
いかにユーザーが求めていることをリアルタイムで掲載できるかが、ホームページのアクセスアップへの方法となります。
以上今回は、ホームページのアクセスアップ方法とは?アクセスアップ狙う方法や対策について解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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