新型コロナウィルスの影響でWeb(ウェブ)業界がどのように変化しているか?をキーワードを参考に調査してみました。
新型コロナウィルスで変わるWeb(ウェブ)業界
Web(ウェブ)業界の大きな変化は在宅ワークならぬ、テレワークといった働き方改革が起きたことではないでしょうか?ZoomやSkypeといったチャットツールを使ったテレビ会議の需要が大幅に増え、利用率は軒並み上昇していることがうかがえます。
また、検索のキーワードに関してですが「Zoom」というキーワードは3月中旬以降一気に上昇していることが以下のトレンドの表でも一目瞭然です。
更に、Zoomというキーワードに関連付けて「Zoom 株価」や「Zoom 飲み会」も一緒に検索されているので、この辺りが新型コロナウィルスが与えるウェブ業界への変化ではないでしょうか。
新型コロナウィルスで変わる検索キーワード
Zoomのキーワードでトレンド検索
データマーケティングを専門とする米企業マークル株式会社のアレクシス・サンダーズ(Alexis Sanders)上級SEO顧問は、新型コロナウイルスが蔓延する状況下において次のように述べています。
- 食料品店の大手クライアント:前年比+ 433%
- 食料品店のバルククライアント:前年比+ 58%
- 大型小売業者のクライアント:前年比+ 50.9%
- オンラインメッセージングおよび生産性ツールクライアント:前年比+ 149%
- ホテルのクライアント:前年比-43.3%
- テーマパークのクライアント:前年比-55%
- チェーンレストランクライアント:前年比-29%
米企業マークル株式会社のアレクシス・サンダーズ(Alexis Sanders)上級SEO顧問が解説したように、日本でも「ホテル」や「テーマパーク」関連の検索数は軒並み減少していることが分かります。
ホテルのキーワードでトレンド検索
検索キーワード「ホテル」
ディズニーランドのキーワードでトレンド検索
検索キーワード「ディズニーランド」
「ホテル」への関心は37%減少「ディズニーランド」への関心は21%程減少した結果となっています。
今後検索されるキーワード(現在増加しているキーワード)は「通販」や「オンライン」が主となることは間違いなさそうです。
通販のキーワードでトレンド検索
検索キーワード「通販」
オンラインのキーワードでトレンド検索
検索キーワード「オンライン」
どちらも上昇傾向にあるので、今後も検索されることが予想されます。
また、これらをもとに実店舗では、テイクアウトやデリバリー、オンラインショッピングのサービスを始める店舗が増えているので、今後の対策としてショッピングサイトの構築や各種オンライン上でのやり取りができる仕組みを考えて、行動しておいた方が良いとされます。
以上新型コロナウィルスに関する、Web(ウェブ)業界の変化や影響を調査してみました。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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