ホームページは制作、公開しただけでは思ったような効果や成果はでません。
まずは自社のホームページが基本的な必須項目を満たしているか一緒に確認してみましょう!
ホームページは日々の更新や改善が大切であり、制作後の運用次第で大きな違いがでてしまいます。
今回は5つの項目に絞り、画像を使って説明していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
無料で使うことができるアクセスツール
現在のサイトのアクセス数を把握はしていますか?また、ツールの導入や閲覧する権限はお持ちでしょうか?一般的に導入されているGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)では一日のアクセス数やリアルタイム数、ユーザーの属性、端末などを簡単に調査することができます。
このツールでは自社が思っていることとは違うことが発見できることがあります。まずは自社のホームページに一体何人の人がきて、どのようなページを閲覧しているのかを把握してみましょう!
次にGoogle Analyticsとセットで確認するGoogleSearchConsole
GoogleSearchConsoleの機能について
SearchConsole上で実施できることが非常に多くあり、ホームページを運用する上では必須のツールとなります。
以下SearchConsoleで実施できる項目です
- 検索パフォーマンスの確認
- エラーのあるページの確認
- パソコン、モバイル時のサイトの表示速度の確認
- 検索キーワードの月間ボリューム数、クリック数等
- 検索に表示されている平均掲載順位
- 平均 CTR (インプレッションのうち、実際にクリックにつながった割合です。)
- インデックスを促すURL検査
- リンクの確認(外部リンク、内部リンク、上位のリンク元サイト)
これらの機能が揃っており、ホームページ上で起きたエラーやページの問題も検出して通知を行ってくれる非常に優秀なツールです。このツール内の機能も全て無料で利用できる為、確認したことがない、見たことがない方はぜひ一度導入、確認してみましょう。
また、最近ではSearch Console Insightsという新しい機能も利用することができ、こちらは通常のSearch Console より、さらに詳しいデータを確認することができます。
Search Console Insightsで確認できること
- サイトの概要
- 新しく追加したコンテンツのPVと滞在時間
- 最も人気のコンテンツ
- 上位のトラフィック チャネル
- Google でのサイトへのアクセス経路(急上昇のクエリと最も検索されたクエリ)
- 他のサイトからの参照リンク
- ソーシャル メディアからのサイトへのアクセス経路
このように改善に必要な項目だけを表示された内容で、新しく追加したコンテンツの状況SNSからの流入など、このページ1つである程度の解析が可能です。また、現時点ではBETA版なので、今後の改善やバージョンアップも期待される機能です。
このようにGoogleの無料ツールを使うだけでホームページの現状を知ることができ、今後どのようなターゲットにどのようなコンテンツを配信していけば良いのか、戦略を打つことができます。ツールの導入や確認がまだの方は今すぐに確認・改善しましょう!
サイトの構成の確認
SEO重視でコンテンツだけを増やしたが何がどこにあるかわからないサイトになってしまった…
このような問題は良くあることで、とにかくページを増やしアクセスを集めることができたが、肝心のお問い合わせや申し込み数が増えない、
そのような場合は、まずサイトの構成や導線を見直してみましょう!
では具体的に何をどうしたら良いのでしょうか?簡単にご説明します。
- サイトのページを全てExcelにまとめる
- サイトの親子関係を確認する(この親子関係が非常に重要です)
ページだけが無数(子)にあり、まとめとなるページ(親)がない場合は要注意です - 統合できるページをまとめる(同じ内容や似たようなページはまとめましょう
まずはこの3ステップになります。簡素的にわかりやすく、今後のページ追加でも構成をしっかりと組むことでページが多くなっても見やすさは保たれます。また、サイトのメンテナンスや管理も向上する為、どこかのタイミングで一度構成の確認をしてみましょう。
実際の作業に関しての注意点
3ステップの③を実施する際、今まで検索にかかっていたページも統合することでページがない状態(404)になります。そうなるとサイトの悪い評価にもつながりますので、必ずこのページはこのページに移動しましたというような指示を行う必要があります。
これは専門的な部分でもあり、現在管理を任せている会社や制作を行った制作会社に相談の上実施することをお勧めします。もちろん弊社でも対応することができますので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
パソコン版だけを見ていませんか?
ページの確認をする際、パソコン版だけを見ていませんか?もちろん業種や内容によりスマホユーザーの割合は変動しますが、スマホ上での導線は非常に重要です。
パソコン版と合わせてスマホ版の確認も行いましょう。スマホ版で確認する点は以下です。
- ワンクリックで電話・お問い合わせができる状態ですか?
- 画像の容量が重たく、表示に時間がかかっていませんか?
- fontの大きさや行間、文字間など見やすさはありますか?
- メニューバーは常に表示されワンクリックでどのページにもリンクしていますか?
- スマホ用の最適なデザインになっていますか?
このような項目を上げられ、やはりスマホではワンクリックで見たいページへ、ワンクリックでお問い合わせ・電話へなどの項目が重要と言えます。
お問い合わせや資料請求の必須項目は必要最低限に。
お問い合わせ・資料請求のフォームで必須にしている項目は必要最低限になっていますか?
もちろん名前やメールアドレス等必須な項目もあると思いますが、必ず必要ではない項目、年齢や住所まで必須にしていませんか?
本当にお問い合わせする方は必須でなくてもある程度入力をしてくれます。とりあえずお問い合わせして話を聞きたいと思っている方や、時間がなく急ぎでフォームの入力をしている方が苦にならないフォームの運用が必要です。
お問い合わせさえいただければ、そこからの営業で情報を確認することができます。送信前の見込みユーザーの獲得を逃すことがないようにフォームの必須項目の見直しをお勧めします。
また、確認画面なども極力省き、ワンクリックで送信できる機能やデザインにしましょう!
まとめ
以上、ホームページを公開・運用しているが思ったような効果・成果が出ない時に確認する5つの項目です。これらの項目を改善することでホームページ上での効果や成果を実感することができます。
まずは自社の状況や現状を把握し今スグにできることを実施することが大切です。ただ、ホームページのことは制作会社に任せているので何もわからない、自分に権限がないので、何をどうしたら良いかわからない方、ぜひ弊社の無料相談をご利用ください。
ホームページのURLをお問い合わせいただけば、専門のプロスタッフがすぐに現状を診断させていただきます。まずはできることから始めることが最初のステップです。
以上今回は、ホームページを公開・運用しているが思ったような効果・成果が出ない時に確認する5つの項目でした
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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