ホームページは制作するだけでは意味がありません。制作することの意味や成果として考えられる部分をしっかりと会社全体で考える必要があります。今回はホームページの集客について種類やメリット、集客を行わなかった場合のデメリットについて解説していきたいと思います。
ホームページの集客について
ホームページの集客方法は費用が掛からない「自然」と費用を使って行う「有料」の2パターンに大きく分けることができます。まずは集客の種類について知り、自社に合ったホームページの集客を活用してみてはいかがでしょうか。
ホームページ集客の種類
先ほど説明した通り、集客には自然と有料があります。まずは自然=費用をかけなくてできる集客についてご説明致します。
SEO対策
ホームページ集客の基本とも言えるSEO対策になります。SEO対策はユーザーが行った検索のキーワードで上位表示させる対策であり、自社が行っているサービスや商品のSEO対策を行うことで、商品を知ってもらったり購入してもらうことができます。
また、SEO対策最大のメリットは費用をかけず誰でも対策できる部分でもあります。
しかし継続的に行うことが必要であり、検索が上がらないから途中でやめてしまうと、今までの対策が無意味になってしまう可能性があるので、根気強く対策を継続することが大切です。
MEO対策
次にMEO対策になります。SEO対策同様GoogleMapのアルゴリズムに対して施策を行う対策になります。
特に飲食店や美容室・フィットネスクラブなど個人ユーザーが近くの目的地を探す際に活用される検索法であり、検索キーワード次第では非常に多くのユーザーを瞬時に集めることができる対策になります。
また、MEOは飲食店などの店舗以外にも活用できる部分が多く、SEO対策と合わせて対策できる集客になります。
SNS集客
現在では多くの企業がアカウントを持っており、自社製品やサービスに応じて無料でPRできることが最大の特徴です。
ターゲットが女性であればInstagram、年齢層が比較的高い場合はFacebookなど使い分けも自由で、TwitterやLINEなど現在では非常に多くのSNSがある為、これらをうまく活用し費用をかけず集客することができます。
以上が費用をかけず自然集客となります。次に、広告を使った集客について解説します。
Google広告・Yahoo広告・SNS広告
オーソドックスなネット広告配信になります。これらの広告でも検索キーワードの広告やディスプレイでの広告、ターゲットに応じや広告等種類も豊富であり、配信方法も様々です。
まずは、色んな広告を配信し、ユーザーの反応が良い広告を積極採用することが一番効果的とされています。広告での集客は自然集客にない即効性が特徴ですので、今すぐに反応を確認したい、実績を出したい方は広告での集客をお勧めします。
アフィリエイト
アフィリエイトは成果報酬制の集客になります。商品が購入されたら売り上げの数%、お問い合わせがあれば1000円の報酬など、完全成果報酬制なので、上記広告配信とは違った売り上げ予想が立てやすくなります。
また、アフィリエイトは基本的にアフィリエイターと呼ばれる人たちが宣伝を行ってくれるので、商品によっては拡散力があります。アフィリエイトでの集客はいかにアフィリエイターに取り扱ってもらうかがカギになります。
新聞・紙媒体の広告
ネットだけではない、地域やターゲット層によっては紙媒体の広告の方が反応が良い場合もあります。ネットとのクロスメディアでの広告を行うことでより範囲の広い集客も可能になります。
まだまだネットを上手く使えない層には新聞・紙媒体での広告が良いでしょう!
集客のメリット
ホームページで集客を行った際のメリットや集客を行わなかった場合のデメリットについて解説します。
認知度アップ
単純に自社を知ってもらう機会が上がります。○○で検索した際に必ず表示される、何かで一番になる等、集客を行うだけで自社を知ってもらえる機会が増えます。
これは新しくサービスをローンチする場合や独立・開業したばかりであれば非常に重要なことですので、集客をしないメリットはありませんので、まずは自社独自の集客法を考えて実践してみましょう。
採用活動が有利になる
何かの分野で知られている、取材などを受けたことがある。
これらがあるだけで、採用活動が非常に有利になります。同じ都道府県内で同じような業種は沢山あります。そこでなぜ自社を選んでもらえたのか、なぜ自社を受けようと思ったのか、その時に集客を行っていれば、必ず求職者は情報を得ようとします。
集客=信頼ともなり、集客は活動も兼ねているのです。
企業としての印象が上がる
採用同様、企業としての印象や価値が上がります。
常に最新の情報や取り組みを発信するだけでも集客になり、特に難しい情報や文字数を何全文字と書く必要はありません。まずは更新を行い、会社としての存在を知ってもらいましょう。
集客を行わなかった場合のデメリット
最後にホームページを制作して集客を行わなかった場合のデメリットについて解説します。
ネットワークでの販路拡大ができない
特に今では大々的なイベント開催や飛込みでの営業はあまり好ましくない時代となりました。そういった点ではやはりネット上で新規の顧客獲得や販路拡大が非常に重要になってきます。
そのような時に10年前に制作したホームページを公開していても印象が悪くなるばかりです。しっかりと最新の技術を使ってセキュリティ面や脆弱性にも対応していることをアピールしましょう。
ホームページが古い、集客できる体制でないだけで競合他社に大きな遅れをとっています。
採用が不利になる
情報が古い、何も更新していない=不安となります。
最近の企業は採用サイトを別で制作したりと採用には非常力を入れています。集約を行っていないだけで今後の採用に影響する可能性もあります。
企業が存在しているのか、信用が得られない
情報の更新、沿革更新、会社情報更新など集客は更新ともイコールになります。まずは定期的な更新を行って会社として動いていることをビジュアルで伝えるようにしましょう。
まとめ
以上いかがだったでしょうか。
結論としてホームページは制作するだけでは意味がありません。ホームページ制作=集客という考えで、今公開されているホームページを今一度見直されてはいかがでしょうか。
以上今回は、ホームページの集客がなぜ必要なのか?また集客の種類や方法について解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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