2021年企業がホームページを保有している率は以下の通りとなっています。それぞれの産業別でも約90%近い保有率となっているのがこの表で確認することができます。
ただこちらのデータは、常用雇用者が100人以上の企業を対象とした調査となりますので中小企業で保有している率はもっと下がることが予想されます。
ホームページを開設(制作)することで得ることができる効果
ホームページを開設(制作)することで自社の情報発信を無料ですることができます。これが一番の得ることができる効果ではないでしょうか。
レンタルサーバーやドメイン費用は掛かりますが、基本的に無料で情報発信ができるそこがホームページの最大の利点とも言えるでしょう。
更にSNS等のソーシャルネットワークサービスと組み合わせて発信することができればより効果的に情報発信をすることができ、新たな顧客に対して訴求することも現代は可能となっています。
ではなぜ、この時代にホームページを開設(制作)していない企業がまだあるのか考えてみましょう。
ホームページの制作費用が高すぎる
デザイン性や操作性(自社で更新できる仕組み)などを追及するとそれだけ費用が掛かってしまいます。かと言って自社で制作をしたり無料のツールを利用するとクオリティを高くすることが難しくなってしまいます。
そのような点で、制作費用に対する効果や見返りをペイできない考えとなるから制作までに至っていないのではないでしょうか。ただ、効果の出るサイト制作を行った場合はどうでしょうか?
企業サイトであれば、新規取引先をホームページ経由で契約することができた場合、制作費用に対する収益を考えるとそこまで高くない費用ではないでしょうか。
この辺りを考え、ただ単に制作費用が高すぎるではなく、しっかりと効果が出せる、出るホームページを制作するという考えで一度ホームページの開設に取り組まれてみてはいかがでしょうか。
次に考えることができる理由
ホームページの更新が面倒・忙しい
ホームページを開設したが良いが、全く更新ができていない、することができない、なども多く上げられます。中小企業であれば、専任スタッフを設けることがあまりなく、本業の片手間でされることがほとんどです。
ただ現在のGoogleアルゴリズムは更新をすることが必須であり、更新をしていないホームページは上位表示が難しくなっている状況です。もし更新が面倒や忙しくてできない場合は一人のスタッフに任せるのではなく、会社全体で取り組まれてみてはいかがでしょうか。
そうすることで一人の負担が減り、様々な意見や情報をホームページに反映することができるので、非常に多くのメリットがあります。ホームページは会社の顔です。誰か一人ではなく、会社全体で、作っていくことが大切です。
ホームページを制作した際のメリット
ホームページを制作・開設した場合のメリットについて考えましょう。現在ではSNSとの連携も多く、ターゲットに合わせた情報発信をすることでより効果的にホームページの効果を実感できるのではないでしょうか。
また、ホームページは初期費用がそれなりにかかってしまいますが、最初にしっかりとしたホームページを制作することでその後は自社で更新をすると、それほど多くの費用をかけずにある程度の効果を得ることができます。
自社の製品やサービスを知ってもらうことができる
ホームページを制作することで一番大きな影響は自社のことや自分のことを世界の人に知ってもらえることではないでしょうか?企業であれば自社の製品やサービスを公開することで、利用者や今後利用するであろう人に対してPRすることができます。
新規の取引先を獲得できる
さらに対企業向けのホームページであれば展示会やイベントなどで名刺交換をした後にさらに自社のことを知ってもらえる可能性があり、成約する可能性も格段にアップします。
もちろんいきなり新規でのお問い合わせがくる可能性もあるので、ここが一番のメリットではないでしょうか。
Webサービスを提供できる
自社コーポレートサイトからECサイトまで多岐にわたり、様々なWebサービスをホームページ上で提供することができる。もちろん利益になることから、ユーザーの利便性を重視したサービスまで様々なサービスがWeb上で提供可能です。
個人のサイトであればポートフォリオになる
個人で活動している方であれば、自分の実力を発揮できる場所でもあります。
ホームページの制作やWeb関連の仕事を行っている方であれば尚更、自分の顔となるとホームページを持つことで、多くの依頼者を獲得することができるでしょう。
マーケティングが即実行できる
極端ですが、店舗での商品販売であれば、土地や建物が必要であり、それなりので心筋が必要ですが、ホームページ上で何か販売するとなっても大きな資金は必要ありません。
ホームページを制作しておくだけでマーケティングのデータ収集や今後に生かせるノウハウなどが比較的簡単に得ることができます。
SNSとの連携が容易
TwitterやFacebook、Instagramと行ったSNSとの連携が容易で良いコンテンツを作り上げることで、すぐにシェアされ、一気に認知度が加速します。
逆にSNSで発信を行いホームページ上でアクションを起こしてもらうことも比較的簡単に実行可能です。
その点で、ホームページとSNSの関係は切っても切れない関係でしょう。
ユーザーの価値や考えを共有できる
現在では、ユーザー主体のホームページが増えてきています。
例えばですが、最近利用者が急増している「note」ホームページとは少し違ったサービスですが、ユーザーが思ったことや知識として蓄えていることを記事にすることでそこに収益が生まれる仕組みです。
このように共通の価値や考えを持っている人をターゲットに、サービスを展開することも可能です。
オンラインサロンの運営も可能
こちらも先に記述した内容と似ていますが、同じ価値や考えを持っている人たちを集い、運営側がスキルや情報を提供する仕組みになります。
リアルタイムで情報を発信できる
これも店舗との比較になりますが、運営側ですぐに発信したい情報をリアルタイムで発信することができます。今ではSNSなどのツールも多数ある為、集客の受け皿としてホームページを活用するのも一つの手になります。
以上がホームページを制作した際のメリットになります。もちろんその他にも検索が上位表示されればお問い合わせの増加などもあり、メリットは非常に多くあると言えるでしょう。
以上、ホームページを制作することによって得ることができる効果についての解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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