よくお問い合わせ時に「新規で制作するホームページは専門性を出した方が良いのか、または広域なホームページを目指した方が良いのか」と相談を受けたりします。
今回はその質問に対してそれぞれのメリットデメリットを紹介しながら解説していきたいと思います。
制作するホームページは専門性,広域なホームページにした方が良い?
新規制作、リニューアルどちらもそうですが、ホームページを制作する際は最初に目的を決めることから始めます。そこから目的に応じたターゲットの選定やキーワードの選定、地域の選定など目的とすることに対しての戦術を決めていくことになります。
その際、ターゲットとなる層のリーチが少ない時ターゲット層を幅広くすることも検討しなければいけません。しかしターゲット層を広げることで出るデメリットもありますので以下メリット、デメリットをご紹介します。
ホームページを専門性に特化した際のメリット
目的に応じたホームページのデザインやキーワードなど、ターゲットにしっかりとコンセプトを合わせることができ、SEO対策、ファンの獲得などの施策も効果的に実施することができます。
最近は専門性のホームページが多く、オウンドメディアがその代表的な専門サイトではないでしょうか?一昔前まではポータルサイトが主流でしたが、ポータルサイトは広域に渡る情報発信になる為、最近ではオウンドメディアでの専門性が増えております。
ホームページを専門性に特化した際のデメリット
専門性に特化しているので、少しでもターゲット層から外れたユーザーを獲得することが難しくなります。また全体のリーチも広域なホームページに比べ、少なくなり潜在的なユーザーに対してはアタックしにくいホームページとなります。
これらがホームページを専門性にしたい際のデメリットになります。次に広域なホームページを制作した際のメリット、デメリットについて。
広域なホームページを制作した際のメリット
単純にターゲットとなる層の数が増え、アクセス数なども増えることが想定されます。また、様々な横展開のビジネスをすることができ、様々な情報発信もすることができます。
広域なホームページを制作した際のデメリット
デザインやSEO対策など一つに絞ることができず、誰にでも当たり障りない内容になり、専門性サイトに比べ訴求が弱くなります。
また、発信する情報をそれぞれのカテゴリで準備する必要があり、その分人員の確保も必要になります。
以上が広域なホームページを制作した際のメリット、デメリットになります。
ではいったいどちらのホームページを制作したら良いのでしょうか?私からの回答は「目的に応じたホームページの制作をする」に尽きます。
ホームページを制作する目的を明確にする
専門性のホームページ、広域なホームページどちらも正解でもあります。自社が今後考えている展開やホームページを制作して何をしたいのか、目指すべてきところはどこなのかをしっかりと確立することでホームページの方向性は自ずと決まってきます。
自社独自の技術やサービスを知ってほしいのか、今後ファンになるであろう層に訴求したいのかなど目的によってホームページを制作することになるので、一概にどちらが良いかは言えません。
ただ最近の傾向は専門性を出したホームページ・オウンドメディアが多く出ているので最近の流れに合わせることも大切です。
以上今回は、「新規で制作するホームページは専門性を出した方が良いのか、または広域なホームページを目指した方が良いのか」についての解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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