【2020】ホームページの作成方法まとめ!!誰でもカンタンにホームページを作成する方法について今回は解説
「ホームページを作成したいけど、作り方がわからない」
「ホームページの作成って難しそう」
このように思われている方、多いのではないでしょうか。
一昔前であればHTMLやCSSの知識がなければホームページの作成は難しいとされていましたが、今ではそのような専門的な知識がなくてもカンタンにホームページの作成ができるようになっています。
この記事ではホームページを作成してから公開するまでの流れと具体的な作成方法について解説していきます。
ホームページを公開するまでの流れ
ホームページを公開するまでには3つのステップを踏む必要があります。
- レンタルサーバーを借りる
- 独自ドメインを取得する
- ホームページを作成してサーバーにアップする
レンタルサーバーとはその名の通りサーバーの一部もしくは全てを個人または会社にレンタルするサービスのことです。
サーバーはあなたのホームページにアクセスしたいというユーザーのリクエストを受けて、そのホームページのデータを受け渡すレスポンスの役割とホームページのデータを保管する役割を果たします。
もちろんサーバーを自分で設置することもできますが、料金面やセキュリティ面などで負担が大きいためホームページを作成する際にはレンタルサーバーを用いることが一般的です。
レンタルサーバーの料金はプランにもよりますが、月額500~1,000円程度で借りることができます。
代表的なレンタルサーバーとして以下の3点が挙げられます。
代表的なレンタルサーバー
- エックスサーバー
- さくらのレンタルサーバー
- ロリポップ
独自ドメインを取得する
先ほどサーバーはホームページのデータを保管する役割を果たすと解説しましたが、ドメインはその場所を特定するための住所のような役割があります。私たちの現実世界でも住所が分からなければ、目的地にはたどり着けませんよね。
それと同じようにホームページにアクセスできるようにするには、ドメインを取得して住所を公開する必要があります。
独自ドメインとサブドメインとは
ドメインには独自ドメインとサブドメインがあります。
独自ドメインとは自分で自由にドメイン名を指定できるオリジナルのドメインのことで、サブドメインは独自ドメインを分割して利用できるドメインのことです。
Yahoo!Japanのホームページを例にすると独自ドメインとして「https://www.yahoo.co.jp」があり、サブドメインとしてYahoo!ショッピング「https://shopping.yahoo.co.jp」、「https://weather.yahoo.co.jp」などがあります。
独自ドメインとサブドメインの違いとは
一般的にホームページを作成する上でおすすめなのは独自ドメインだと言われています。
独自ドメインとサブドメインの違いは主に3つあります。
自由にドメイン名を指定できるか
独自ドメインを取得すれば「自分の好きな文字.com」のように自由にドメイン名を指定できます。
しかし、レンタルサーバー契約後に自動的に与えられる初期ドメインというレンタルサーバーのサブドメインの場合URLがhttp://〇〇.xsrv.jp(エックスサーバー)や、http://〇〇.sakura.ne.jp(さくらのレンタルサーバー)となり、自由に指定できるのは〇〇部分のみとなってしまいます。
特に自社のホームページを作成する場合にはより良い印象を与えるために独自ドメインの方が良いでしょう。
別のレンタルサーバーに移行できるか
独自ドメインを取得している場合には契約していたレンタルサーバーがサービスを終了したとしても、別のレンタルサーバーに移行することができますが、サブドメインの場合にはサービスを終了してしまうと別のレンタルサーバーに移行することができないのでホームページは完全になくなってしまいます。
実際にレンタルサーバーの提供を終了した企業もあるので、そのようなリスクを防ぐという意味で独自ドメインの方が安全であると言えるでしょう。
検索エンジンに有利か
サブドメインとして分割されているホームページのうち1つがグーグルからペナルティを受けた場合、他のサブドメインにも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
また検索エンジン的にもサブドメインは順位が上がりにくいとされています。
独自ドメインでは完全に独立したホームページとなっているので、これらの問題を防ぐことが可能です。
独自ドメインの取得方法
基本的にはレンタルサーバーを提供している会社で独自ドメインも契約することができます。
例えばエックスサーバーをレンタルサーバーとして契約しているのであれば、エックスサーバーで独自ドメインを取得できますし、さくらのレンタルサーバーであればさくらのレンラルサーバーで独自ドメインを取得可能です。
契約するレンタルサーバーによっては契約時に無料で独自ドメイン1つプレゼントのようなキャンペーンを行っている場合があるので、各レンタルサーバーに確認をしてみましょう。
また「お名前.com」などのドメインを取得することができるサービスで契約した独自ドメインも各レンタルサーバーで利用することができます。その場合には紐付け作業が必要になるので初心者の方はそのままレンタルサーバーを提供している会社で取得することをおすすめします。
ホームページを作成してサーバーにアップする
レンタルサーバーと独自ドメインの準備ができたら、いよいよホームページを作成してサーバーにアップします。
サーバーにアップした時点であなたの作成したホームページがインターネット上に公開されます。しかし、アップしたデータが反映されるまでに時間がかかる場合もあるので、もし反映されなかったとしても焦らないようにしましょう。
いつまでたってもデータが反映されないという場合にはサーバー側のキャッシュを削除することで解決できる場合があります。
ホームページの作成方法
ホームページを作成する方法は主に5つあります。
これらの中から自分に合う作成方法を選び、ホームページを作成しましょう。
- 有料のソフトを使ってホームページを作成する
- 無料のソフトを使ってホームページを作成する
- CMSを使ってホームページを作成する
- ホームページ作成会社に依頼する
- テキストエディタを使ってホームページを作成する
有料のソフトを使ってホームページを作成する
ホームページが作成できるおすすめの有料ソフトとして「ホームページビルダー」と「あきばれホームページ」が挙げられます。
ホームページビルダーが直感的な操作性に優れている一方で、あきばれホームページは本格的なビジネスデザインが可能でSEO的にも高い効果が期待できます。
また、ホームページビルダーの電話サポートは6回以上で有料になりますが、あきばれホームページは無制限とサポートも手厚いです。
安い料金でホームページを作成したいのであればホームページビルダーがおすすめですが、少し高い料金を出す余裕があるのであればあきばれホームページをおすすめします。
無料のソフトを使ってホームページ作成をする
無料のソフトを使ってホームページを作成したいという場合には「Microsoft Expression Web4」がおすすめです。もともとは有料のソフトということもあり、無料のソフトの中では性能が非常に高いとされています。
必要なパーツをドラッグ&ドロップで配置していくだけでホームページを作成できるので、初心者でもカンタンに扱うことが可能です。ただし有料のソフトと比べるとデザイン性に劣り、またサポートも終了しているため正直今使う必要はないかなという印象があります。
CMSを使ってホームページ作成する
CMSとは「Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、HTMLやCSSとなどの知識がなくてもホームページが作成できるものになります。
最も有名なものとしてはWordPressが挙げられます。
世界のウェブサイトの3分の1はこのWordPressで作成されています。テーマのテンプレートも豊富に用意されており、専用のプラグインを導入することで様々な機能を追加、そして実装することが可能です。
利用している人数が多いのでそれだけ情報も溢れており、ホームページの作成も容易にできるでしょう。
ホームページ作成会社に依頼する
ホームページの作成を自分でするのは難しいという方はホームページの作成を専門に行っている会社があるので、そこに依頼するという方法もあります。
しかし、その場合には各会社で料金がピンキリなので自分の求めるホームページを作ることができる会社を探して選択しなければなりません。
私のおすすめはクラウドワークスやココナラなどのクラウドソーシングサービスを利用することです。クラウドソーシングサービスであればフリーランスとして活動している方に直接料金の交渉ができ、サポートを受けることもできます。
依頼する前にその人の評価を確認すればどのような人なのかすぐにわかるのでミスマッチも起こりにくいです。
テキストエディタを使ってホームページ作成をする
HTMLやCSSの知識がある人はテキストエディタを使ってホームページを作成する方法もあります。
自分の知識次第でどこまでも追求できるため、知識があるのであればおすすめの作成方法です。しかし、全くの初心者の場合にはここまでに紹介してきたような作成方法の方がカンタンに作成でき、早いのでやめておいた方が良いでしょう。
初心者にはクラウド型ホームページ作成サービスがおすすめ
レンタルサーバーや独自ドメインという言葉を聞いて、意味がわからない…となってしまった方はクラウド型ホームページ作成サービスがおすすめです。
クラウド型ホームページ作成サービスならレンタルサーバーや独自ドメインなどを契約せずに全てそのサービス上で解決することができます。
そのため他のホームページ作成方法と比べてカンタンに作成でき、HTMLやCSSといった知識も必要ないので誰でも使うことが可能です。
ただし、ページ数の多いホームページが作れないという点やカスタマイズに自由度があまりないというデメリットもあるので各クラウド型ホームページ作成サービスを比較して自分に合うものを探してみてください。
代表的なクラウド型ホームページ作成サービスとしては以下の3点が挙げられます。
代表的なクラウド型ホームページ作成サービス
・ペライチ
・Jimdo(ジンドゥー)
・Wix(ウィックス)
まとめ
レンタルサーバーや独自ドメインの取得は今すぐにでも行うことができますが、ホームページの作成で自分の納得いくレベルに仕上げるには時間がかかってしまう場合も多いです。
だからこそ先ほど解説したホームページの作成方法の中から自分に合うものを選んで計画的に作り上げていく必要があります。
初めてホームページを作成される方は、ある程度の形を先に作り上げ徐々に理想に近づけていくことを意識してください。最初から完璧を求めないことがホームページを作成するコツですよ!
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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