現在、全国にホームページの制作会社は約7,000社以上の存在が確認できます。
その7,000社(福岡県内であれば350社ほど)の中から自社に合ったホームページ制作会社を選ぶのは時間がかかりどのように選んだ良いかわからなくなってしまう可能性があります。
ではどうやったら自社に合ったホームページ制作会社を選ぶことができるのでしょうか?また、その際に必要となる費用や相場、依頼の方法についても解説をしていきたいと思います。
- 1 ホームページの制作を考えたら実施すること
- 2 ホームページ制作会社に依頼をした場合の費用や相場について
- 3 制作会社の費用・相場一覧表
- 4 ホームページ制作を依頼するまでに決定しておくことは大きく分けて以下の5つです。
- 5 ホームページの制作を依頼する際は作る目的を明確に定めておく必要があります。
- 6 公開予定日やスケジュールを設定する
- 7 ホームページ制作時の確保できる予算
- 8 RFPを作成しておく
- 9 制作会社にホームページ制作を依頼する場合のポイント
- 10 ホームページ制作・プロジェクト管理体制
- 11 これまでのホームページ制作実績
- 12 本当に集客できるホームページなのか!?
- 13 ホームページ公開後の運用・保守管理の有無
- 14 まとめ
ホームページの制作を考えたら実施すること
まずは依頼する制作会社の地域や依頼先の得意分野を見極めることが大切です。
- どの地域の制作会社に依頼するか決める
- 一番重要視していること(デザインや集客)
- 制作会社の得意分野を見極める
- 予算や納期
これらを自社内である程度きめておくことが重要であり、自社に合った制作会社を探すために大切な決定事項になります。
ホームページ制作会社に依頼をした場合の費用や相場について
現在ホームページの制作を主な事業として行っている制作会社の費用・相場を調査しました。
ホームページの種類やページ数、デザイン性、カメラマンの手配などによって費用は変動しますので、一般的なホームページに関しての内容を掲載したいと思います。
制作会社の費用・相場一覧表
- 小規模サイト:1P~10P以内
- 中規模サイト:10P~30P以内
- 大規模サイト:30P以上
- DBサイト:100P以上
以上の内容での費用になります。
【法人】 | 【大手】100名以上の規模 | 関東・都市部 | 地方の制作会社 |
小規模サイト | 50万円~100万円 | 50万円~80万円 | 30万円~60万円 |
中規模サイト | 70万円~200万円 | 65万円~150万円 | 35万円~70万円 |
大規模サイト | 200万円~1000万円 | 200万円~500万円 | 80万円~200万円 |
集客特化のサイト | 100万円~1000万円 | 100万円~1000万円 | 80万円~300万円 |
ECサイト | 200万円~1000万円 | 200万円~500万円 | 80万円~500万円 |
LP | 50万円~100万円 | 50万円~100万円 | 30万円~800万円 |
DBサイト | 500万円~ | 350万円~ | 100万円~ |
写真撮影 | 20万円~ | 20万円~ | 10万円~ |
文章作成 | 15万円~ | 15万円~ | 5万円~ |
アニメーション | 20万円~ | 20万円~ | 5万円~ |
※サイトの規模やアニメーションの動作によって費用は大きく変動します。
コーポレートサイト制作時の費用(相場)
※新規制作時の費用
- ページ数:10ページ以内
- オリジナルデザイン
- スマートフォン対応
- CMSの導入(誰でも更新できる仕組み)
- お問い合わせフォーム設置
- 初期SEO対策実施
以上の内容でおおよそ30万円程度が制作会社の費用となっています。
地方の制作会社と東京の制作会社では少し差があり、フリーランスの方やテンプレートデザインなどになればもう少し費用が安くなりますが、安すぎるホームページは様々な点で確認や注意や必要です。
ショッピング(EC)サイト制作時の費用(相場)
- 商品数30点(制作会社登録)
- オリジナルデザイン
- CMSまたはプラットフォームの導入
- クレジットカード決済
- 各種支払い方法の追加
- SNSとの連携
以上の内容でおおよそ80万円程度が制作会社の費用となっています。その他であれば配送業者との連携、在庫管理、顧客管理、お気に入り機能などカスタマイズに応じて費用が変動しています。
ショッピングサイトは決済やマイページ、通常のコーポレートサイトより作業量が多くなるため、費用的にも高くなる傾向です。予算的に初期を抑えたい場合は必要最低限の機能やプラットフォームのショッピング機能を利用するのも一つの手です。
集客に特化したホームページ制作時の費用(相場)
集客に特化したホームページ制作はすべての制作会社が対応できる内容ではありません。もちろんショッピングサイトもそうですが、ここは強みとして持っている制作会社を選ぶ必要があります。
今後ホームページを使って集客を行っていきたいと考えている場合は制作が集客を強みとして出していることが重要です。また集客の方法は多数ありコンテンツの作成・SEO対策・SNS・広告など今後展開していきたいと考えている集客方法に強い制作会社を選びましょう。
- ページ数30ページ
- オリジナルデザイン
- CMSの導入(誰でも更新できる仕組み)
- SEO対策
- 集客に特化したサイト構成の作成
- キーワード調査
これらをトータル的にまとめてコーポレートサイトの約80万円が制作会社の費用となっています。
ただ集客用のホームページは制作しただけでは集客できません。しっかりとした基礎(ホームページ制作)構築を行い毎月の集客する為の戦略が必要となります。その為制作費とは別に毎月のランニングコストが必要となります。
LP(ランディングページ)制作時の費用(相場)
縦に長い、商品やサービスを1枚のコンテンツで理解してもらう為のページになります。
LP(ランディングページ)は基本的にサイトの長さとデザイン性で金額が変動します。制作会社はA4サイズの長さにデザインの複雑さで費用が決めているところがほとんどです。
- A4サイズの長さによって変動
- デザイン性
- 複雑や構築にかか時間
LP(ランディングページ)を制作している制作会社だと約30万円からが制作会社の費用となっています。もちろんですが、情報の長さやデザイン性によって変動する要素がおおきくありますので、あくまでも参考にされてください。
ホームページリニューアル時の費用(相場)
こちらも基本をコーポレートサイトと同じように考えてみます。
- ページ数:15ページ
- オリジナルデザイン
- CMSの導入(誰でも更新できる仕組み)
- お問い合わせフォーム設置
- 初期SEO対策実施
以上の内容でおおよそ30万円程度が制作会社の費用となっています。新規で制作する場合もリニューアルする時も大きな変動はありません。ただリニューアルに関しては既存のサイト上にたくさんのデータがある場合は移行の作業に費用が掛かってしまう場合があります。
更に既存サイトのSEOを落とさない為の施策や処理が大切になりますので、すでに集客ができているホームページのリニューアルに関してはSEO対策の知識を持っている制作会社への依頼をお勧めします。
以上5つの費用(相場)について解説をさせていただきました。
追加機能やカスタマイズ、カメラマンの手配等によって費用が大きく変動しますので、あくまでも一般的な費用・相場として考えていただければと思います。
では次にホームページ制作会社に実際に依頼する場合の手順や知っておくべきことについて解説していきます。
ホームページ制作を依頼するまでに決定しておくことは大きく分けて以下の5つです。
- 制作目的を定める
- 公開予定日やスケジュールを設定する
- 予算
- RFPを作成しておく
- 制作目的を定める
ホームページの制作を依頼する際は作る目的を明確に定めておく必要があります。
例えば、新規プロジェクト立ち上げのための期間限定ホームページやWebからの集客元が欲しいといった目標が考えられます。
あらかじめ目標を定めておかなければホームページ制作のどの部分に力を入れるべきかわからないでしょう。依頼主がホームページ制作の目的を定めていなければ、ホームページ制作会社が理解することが難しくなり当初想定していたホームページの完成には程遠いものになってしまう場合があります。
さらに、定めた目標によって、ホームページのタイプや必要な機能・スケジュール感が異なりますので、依頼するまでにホームページ制作目標を決めておく必要があります。
公開予定日やスケジュールを設定する
ホームページ制作の依頼を行う目標が定まった後は公開予定日や制作・公開までのスケジュールを設定しましょう。
ホームページ制作会社は複数企業からの案件を同時進行でこなしているため納品予定日や制作スケジュールを依頼者側も定めておく必要があります。更に、納期や公開予定日を設定していなければ、ホームページ制作会社はいつまでに制作対応を行えばいいのかわかりません。
そのため別で依頼されている案件を進めてしまう可能性が高くなってしまいます。
ある程度のスケジュール感を定めておくことで、ホームページ制作会社としても進捗報告がしやすく、スムーズにホームページ制作を進められます。
ホームページ制作時の確保できる予算
ホームページの制作を依頼する際は、予算もあらかじめ決めておくと、具体的なホームページの仕様を設定可能です。(先ほどの費用をご参考ください)
ホームページ制作会社は依頼主が提示する予算によって、ディレクター・エンジニアの稼働ペースをある程度決めていきます。
そのため、依頼主が提示する予算によって納品スケジュールが異なる場合があります。更に、テンプレートを使用せずに、完全オリジナルのホームページ制作を依頼する場合は、その分費用が高くなり、納期も延びてしまうのであらかじめ予算やスケジュールの確保をしておきましょう。
ホームページ制作会社も依頼主の予算に合わせて、最大限のクオリティでホームページ制作をしてくれますので、依頼する前に具体的な予算を決定することが大切です。
RFPを作成しておく
ホームページ制作を依頼するまでに、依頼主側でRFPを作成しておきましょう。
RFPとは、
Request For Proposalの略で、日本語訳すると提案依頼書です。
RFPにはホームページ制作に対する要望や体制、予算・納期をまとめておくことで、ホームページ制作会社と認識の共有が可能です。
さらに、営業担当者とディレクター・エンジニアとの情報伝達の漏れを抑制できるため、サイトクオリティのバラつきを抑制できます。初めて作成する場合は時間がかかるかもしれませんが、あらかじめ用意しておくことで商談やコンペの時間を削減可能です。
この依頼書は必須ではありませんが、あるとより自社が求めるホームページ、目的とするホームページが完成しますので是非作っておくことをお勧めます。もちろん制作会社に提案していただくことでも問題ありませんので自社の方向性と目的だけでも決めておきましょう!
制作会社にホームページ制作を依頼する場合のポイント
制作会社にホームページの制作を依頼する場合に注意すべきポイントは大きく分けて5点です。
- 打ち合わせ方法
- 制作・プロジェクト管理体制
- これまでの制作実績
- 集客できるホームページなのか
- リリース後の保守管理の有無
ホームページの制作を依頼する前には、必ず打ち合わせが必要です。
従来までは対面での打ち合わせが一般的でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり、対面ではなくリモートでの打ち合わせが一般的になっている場合もあります。そのため、正式にホームページ制作を依頼する前には、打ち合わせ方法を確認しておく必要があるでしょう。
特に対面での打ち合わせを希望しない場合は他県やリモート打ち合わせでも問題ありませんが、対面での打ち合わせが希望の場合は、まず同県のホームページ制作会社に相談してみましょう。
ホームページ制作・プロジェクト管理体制
ホームページ制作を依頼する際に、ホームページ制作会社の制作・プロジェクト管理体制を確認しましょう。ホームページ制作会社の大半が2名〜20名前後で構成されており、常に様々な案件を抱えている確率が高いです。
自社で依頼する内容を十分に納期までに対応してもらえるのか、複数のポジションやディレクション環境が整っているのかなどの制作体制の確認が重要です。ただ人数が多いから良いホームページを制作してもらえるというわけではありません。現在はフリーランスの方も増えて、技術なども非常に高くなってなっています。
会社の規模や人数だけで判断するのではなく制作実績やお問い合わせ時のレスポンスなどの対応状況での判断がお勧めです。
これまでのホームページ制作実績
ホームページ制作を依頼する際は、すぐに担当者と連絡を取るのではなく、事前に制作会社が公開している実績を確認しましょう。多くのホームページ制作会社が、自社の制作力を外部にアピールするために、これまでのホームページ制作実績を掲載しています。
これまでのホームページ制作実績を確認することで、自社が依頼するホームページに似たデザインやイメージで制作したことがあるのか確認可能です。
本当に集客できるホームページなのか!?
集客を目的としたホームページを制作する場合、デザインだけではなくSEO対策やMEO対策が可能か確認しましょう。
リリースしたホームページで集客を行うのであれば、SEO対策が最も効果的です。内部・外部共にSEO対策を行なってくれるホームページ制作会社を選ぶことで、集客できるホームページを手に入れることができます。
また、ローカル検索に対応したMEO対策を実施してくれる場合、GoogleMapによる集客も可能です。SEO対策・MEO対策に強いホームページ制作会社を選ぶことで、見込み客を集客できるホームページ仕上げることができます。
ホームページ公開後の運用・保守管理の有無
ホームページの制作を依頼する際は、公開後の運用・保守管理の有無を確認しましょう。
自社でホームページを運用するリソースがない場合は、ホームページ制作から保守管理まで依頼できるのかは非常に重要です。制作したホームページは公開してからが重要である為、目的に合わせて運用・保守管理してくれるホームページ制作会社である必要があります。
また、運用・保守管理に対応していない場合は、別途対応しているホームページ制作会社を探す必要があるでしょう。再度依頼することになれば、運用についての考えや目的をもう一度伝える必要があるため、非常に手間がかかります。
そのため、ホームページの制作から運用・保守管理までワンストップで対応しているホームページ制作会社を選択しましょう。
まとめ
以上ここまでが、ホームページの制作を制作会社に依頼する場合の費用や相場・選定・依頼についての内容になります。
ここでは一般的な解説になり、お客様の状況によって内容が大きく変動しますので、まずは同県を拠点とするホームページ制作会社に相談することをお勧めします。
弊社ではホームページの無料相談を随時実施しており、お客様の困りごとや改善策を見つけるホームページ相談にて対応させていただいております。
その時にお客様の最適なご提案をさせていただき、ホームページを価値あるものへと変えるお手伝いも行っております。ぜひ一度ホームページを価値あるものに変えたいと思った方は無料相談を受けてみませんか?
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この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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