「ホームページを制作したけど中々アクセスが来ない…」「ホームページを制作したけど思ったような効果がでない…」「ホームページを制作したけど集客できない…」
と悩まれる方も多く、ホームページを制作しただけになってしまいがちです。
ホームページは制作した後にしっかりとした集客プランを計画しておかなければアクセス数や思ったような効果を出すことはできません。
この記事ではホームページを制作した後に行うべき集客方法について解説していきます。自分のホームページに合った集客方法を選択して新規ユーザーからのアクセスを増やしましょう。
ホームページ制作後に行いたい集客方法
ホームページを制作後にアクセス数の上昇を期待できる集客方法は主に4つあります。
それぞれどのような特徴を持っているのか確認していきましょう。
- SEO対策を行う
- リスティング広告を出す
- アフィリエイトASPに出稿する
- 投稿サイトで拡散する
SEO対策を行う
まず行うべき集客方法はSEO対策です。
ホームページを検索エンジンの検索結果で上位表示させることができれば自動的にアクセス数は集まります。
アメリカのSistrix社が行った調査によると検索順位1位のクリック率が28.5%、2位が15.7%、それ以降が11.0%、8.0%…となり、10位まで下がると2.5%まで落ち込みます。
SEO対策は専門の業者に頼むこともできますが独学でも基本的な部分はカンタンに行うことができるのでまずは試しに取り組んでみましょう。継続することで初めて効果を発揮する集客方法なのでホームページを制作したらすぐに実践してください。
リスティング広告を出す
リスティング広告とは特定の検索結果に応じて表示される広告のことです。
Googleで検索した場合にURLの左側に「広告」と記載されたページが出てくることがあると思いますが、これがリスティング広告と呼ばれるものになります。少額の費用でも始めることができ、カンタンに広告を出稿することができます。
多くの広告費用をかければそれだけ多くの人に見てもらえるようになるので、全くアクセス数がないというホームページを運営されている方はまとまった金額を入れることをおすすめします。
アフィリエイトASPに出稿する
アフィリエイトASPとはアフィリエイト・サービス・プロバイダの略でアフィリエイターと広告主をつなぐ仲介会社のようなものです。
アフィリエイトASPに広告を出稿することでアフィリエイターが自分のホームページまたブログで商品やサービスを紹介することができるようになり、そこから成果が得られた場合はアフィリエイターに報酬が支払われます。
しかし、アフィリエイトASPに出稿する際にも初期費用や月額費用がかかるため必要なコストは大きいです。
SNSで拡散する
有益な情報であればSNSに投稿するだけで利用者が勝手に拡散してくれます。
近年様々なSNSのサービスが提供され、それらはそれぞれ利用している年齢層が異なっています。自分のターゲットユーザーが多く属している投稿サイトを選ぶことでより多くの集客が期待できます。
おすすめの投稿サイトを3つに絞ったのでそれぞれ見ていきましょう。
Twitterは10代・20代の若者を中心に利用されている投稿サイトです。
若者の心をつかむことができるようなツイートができれば、比較的早くフォロワー数を増やすことができます。しかし、どのような投稿をすればどのような反応が返ってくるのかなどの予測する力が必要となります。
集めたフォロワーをうまくホームページに誘導させることができれば多くの集客が見込めます。ただし、炎上しやすい投稿サイトなので投稿する内容については投稿前に厳しくチェックするようにしましょう。
Facebookは40代・50代を中心に利用されている投稿サイトです。
他の投稿サイトにユーザー数を取られ国内での成長は止まりつつありますが、中高齢者の集客には抜群の効果を発揮します。
以前までは普通に運営するだけでも集客を行えたのですが、2018年のアルゴリズム変更によって広告をかけなければ多くの集客は見込めなくなりました。それでもリスティング広告よりも低いコストで集客ができる場面もあるので、中高齢者をターゲットにしたホームページを運営されている方は利用する価値が十分にあるでしょう。
InstagramはTwitterと同様に10代・20代の若者に支持されている投稿サイトですが、男女比率が4:6と女性の方が多く利用しているという特徴があります。「インスタ映え」という言葉があるように、女性が拡散したくなるような写真をあげることができれば多くの集客効果を見込むことが可能です。
また写真から購入まで進めるショッピング機能も導入され、集客から販売まで全ての工程をInstagramで行うこともできます。
自分のホームページに最適な集客方法の選び方
ここまでホームページを制作した後に行うべき集客方法について解説してきましたが、ここでは自分のホームページに最適な集客方法の選び方について解説していきます。
自分のホームページに最適な集客方法の選び方は3通りあります。
- 狙ったターゲットユーザーに効果的か
- できるだけ予算を抑えたい場合
- 予算をかけても集客したい場合
狙ったターゲットユーザーに効果的か
まず大前提として狙ったターゲットユーザーを集客することができるかということが挙げられます。
これを意識しなければならないのは主にTwitterやFacebook、Instagramなどの投稿サイトで集客を狙う場合です。
それぞれの投稿サイトで利用している年齢層が異なるので自分のホームページが狙っているターゲットユーザーが多く属しているものを選ぶようにしましょう。
できるだけ予算を抑えたい場合
できるだけ予算を抑えて集客を行いたい場合にはSEO対策と投稿サイトがおすすめです。
どちらか片方だけでも、上手くターゲットユーザーにアプローチすることができれば集客を見込めますが、両方取り組むことで相乗効果が期待できます。また、どちらかが万が一失敗した場合のリスクヘッジにもなります。
ただし、どちらも上手くいく確証はなく場合によっては全く集客できなかったということにもなりかねないので注意が必要です。
予算をかけても集客したい場合
予算をかけてでも確実に集客したい場合にはリスティング広告かアフィリエイトASPへの出稿がおすすめです。
リスティング広告は費用さえ支払えば検索エンジンの検索結果で上位表示させることができるので、確実に集客を行うことができます。一方で、アフィリエイトASPはアフィリエイターの腕次第で集客効果は左右されます。
ただし成果報酬を高めに設定し多くのアフィリエイターが宣伝してくれればリスティング広告以上の成果を得られることもあります。
ホームページ制作後に集客が上手くいかない場合
ホームページを制作して上記で解説したような集客方法を試してみたけど、一向に集客が上手くいかないという場合には以下の3つのような問題がある可能性があります。
- 狙うターゲットユーザーが絞りきれていない
- 更新頻度が低い
- PDCAサイクルを回せていない
自分のホームページに当てはまる問題点がないか確認してみましょう。
狙うターゲットユーザーが絞りきれていない
誰に向けて発信しているのかが明確になっていなれば情報を受け取る側も「これは自分が使える商品・サービスなのかな…」と迷ってしまいます。同じ商品・サービスでも例えば20代の女性に発信する内容と30代の男性に発信する内容は全く異なるものでなければなりません。
幅広い年齢層に利用してほしいという気持ちはわかりますが、まずは特定のターゲットユーザーに絞って集客を行いましょう。
更新頻度が低い
更新頻度が低いホームページは検索エンジンに悪影響を与えてしまい上位表示させることができません。
また、古い情報しか記載されていないホームページではせっかくアクセスしてくれたユーザーもすぐに離脱してしまいます。できるだけ更新頻度を高くし、最新の情報をアップするようにしましょう。
PDCAサイクルを回せていない
PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことで業務を改善していくというものです。
PDCAサイクルを上手く回さなければ何が原因で集客ができていないのかが分からず、もし集客に成功したとしてもその要因がわからないので成功が長続きすることはありません。
計画をするだけ、実行をするだけのようにそこで止まるのではなく、PDCAサイクルを回すことを意識して集客を行いましょう。
まとめ
ホームページは制作したからといってすぐにアクセスや効果が出るわけではありません。
自分のホームページに合う最適な集客方法を行うことで初めてアクセスが来るようになります。今回解説した集客方法の中から自分のホームページに合う集客方法を選択して早速実践してみてください。
PDCAサイクルを意識して試行錯誤を繰り返せば集客人数も次第に増えていくでしょう。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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