ショッピングサイトの開設やWeb会議システムの導入、クラウドサービスの導入に利用できる、コロナ対応型の第5回受付締切分が新設されました。
今年の募集はこれが最後になりますので、ぜひこの機会にお申し込み、補助金の活用をされてみてはいかがでしょうか?
対象となる事業
○補助対象経費の6分の1以上が、以下のいずれかの要件に合致する投資であること。
A:サプライチェーンの毀損への対応
顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を行うこと
B:非対面型ビジネスモデルへの転換
非対面・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を行うこと
C:テレワーク環境の整備
従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること
※補助対象期間内に、少なくとも1回以上、テレワークを実施する必要があります。
※PC・タブレット・WEBカメラ等のハードウェアの購入費用は対象外
となっております。
取組事例
【「A類型:サプライチェーンの毀損への対応」の取組事例イメージ】
・外部からの部品調達が困難であるため、内製化するための設備投資
・製品の供給を継続するための投資
・コロナの影響により、生産体制を強化するための設備投資
・他社が営業停止になったことに伴い、新たな製品の生産要請に応えるための投資
【「B類型:非対面型ビジネスモデルへの転換」の取組事例イメージ】
・店舗販売をしている事業者が、新たにEC販売に取り組むための投資
・店舗でサービスを提供している事業者が、新たにVR等を活用してサービスを提供するための投資
・有人で窓口対応している事業者が、無人で対応するための設備投資
・有人でレジ対応をしている事業者が、無人で対応するための設備投資
※単に認知度向上のためのHP開設は、対象になりません。
【「C類型:テレワーク環境の整備」の取組事例イメージ】
・WEB会議システムの導入
・クラウドサービスの導入
ショッピングサイトはB:非対面型ビジネスモデルへの転換で利用が可能となります。また、ショッピングサイト制作費用とは別に広告費用(広報費)としても一括申請すると合わせて補助金申請が可能ですので、制作と合わせて一気にスタートダッシュをかけることができます。
補助金額
補助率
A類型:補助対象経費の2/3
B・C類型:補助対象経費の3/4
補助上限額
100万円(特別事業者のみ150万円)
※特別事業者:屋内運動施設・バー・カラオケ・ライブハウス・接待を伴う飲食店
補助対象経費
- ①機械装置等費
- ②広報費
- ③展示会等出展費
- ④旅費
- ⑤開発費
- ⑥資料購入費
- ⑦雑役務費
- ⑧借料
- ⑨専門家謝金
- ⑩専門家旅費
- ⑪設備処分費(補助対象経費総額の1/2が上限)
- ⑫委託費
- ⑬外注費
また、コロナ特別型であれば、2020年2月18日まで遡って申請が可能となりますので、制作に関わった必要経費を申請することができます。
第5回受付締切
申請書類一式の送付締切2020年12月10日(木) 【郵送:必着】 ※最終受付となります。
採択結果公表 *調整中 補助事業の実施期間 交付決定日(※2020年2月18日まで遡及可能)から2021年10月31日(日)まで 実績報告書提出期限2021年11月10日(水)
小規模事業者持続化補助金の申請は比較的簡単で、エクセルの書類4〜5つで、テンプレートに沿って記入することで作成が可能です。今年の募集はこれで最後なので、小規模事業者の持続化補助金はのこり一般型の2021年2月締め切りが最後となります。
来年度以降も募集はされると思いますが、申請から採択まで数ヶ月かかるため、今年度中に何か実行したい場合はコロナ型の第5回で申し込むことをお勧めします。
もちろん私たちでも申請に関するサポートやショッピングサイトの制作も可能ですので、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。お客様のご希望に合った提案をさせていただきます。
以上今回はショッピグサイトの制作にも利用できる小規模事業者持続化補助金についての解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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