ホームページ制作をしたからには、できるだけ効率良くアクセスアップを目指したいものです。
とはいえ、ホームページ制作が初めてで運営に慣れていないと、どのような対策がアクセスアップにつながるのかわからないことがあるでしょう。こちらの記事では、ホームページ制作後に試しておきたいアクセスアップの方法をご紹介しています。
ホームページ制作でアクセスが来ない?その原因とは
ホームページ制作後には大量のアクセスアップを期待できる。 このように期待をかけてホームページへのアクセスを待っているのに、アクセスがまったくない、もしくは思っていたよりもアクセス数が少ないという状況なら、何かしらの原因が存在しているはずです。
それではまず、ホームページへのアクセスが少ない理由から見ていきましょう。
コンテンツ量が少ない
ホームページ制作直後はまだ記事が少なく、コンテンツが充実していないことがあります。
しかし、コンテンツが少ないということは、実際にホームページを訪れるユーザー数も圧倒的に少なく、アクセスが伸び悩む原因になるということです。 少しでも多くのアクセスが欲しいなら、なるべくこまめにコンテンツを更新して情報量を増やしましょう。
コンテンツがユーザーのニーズを満たしていない
ユーザーは何のためにホームページを訪れるのでしょうか? それは、自分のニーズを満たしたいと考えているからです。
そしてこのようなときに、ニーズを満たしてくれるコンテンツが見当たらないと、ユーザーはあっさりと記事から離脱して、他のホームページへ移ってしまいます。
つまり、アクセスアップを望むなら、ターゲット層をしっかりと絞り込んだ上で、ユーザーのニーズを満たす情報を提供する必要があるいうことです。
競合対策をしていない
競合他社がひしめき合っている中でアクセスアップを図るためには、競合のホームページに掲載されている内容に目を通し、それを上回る情報量と内容の濃さで勝負を仕掛けなくてはなりません。
ただし、競合他社のコンテンツをそっくり真似したとしてもアクセスアップは望めません。 少しでも早くアクセスアップを図りたいなら、オリジナルコンテンツを次々と掲載して、検索結果で上位表示を目指しましょう。
検索エンジンに未登録
真新しいホームページを人目に触れさせるためには、検索エンジンへの登録が必須です。
検索エンジンに未登録な状態では、検索エンジンのロボットがクロールで回ってこず、いつまでたってもアクセスアップは望めないでしょう。 ホームページ制作が完了したら、まずは検索エンジンに登録し、少しでも早いインデックス登録を目指しましょう。
ホームページ制作でアクセスアップ!具体的な方法7選をご紹介
ホームページへのアクセスが少ない場合には、まずは原因を探り、なるべく早急に原因を取り除いておくことが大切です。 その上で、以下の対策も行ってみましょう。
①SEO対策を行う
SEO対策とは、ホームページの認知度を高めて、検索エンジンでの掲載順位を高めたり、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを増やしたりして、より多くのアクセスを集める対策をいいます。
上記では、検索エンジンへの登録について触れましたが、検索エンジンへの登録はアクセスアップへの第1歩となります。 ホームページ作成をしたら、ひとまず検索エンジンに登録してインデックス登録をリクエストしておきましょう。
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②アクセス解析でユーザーのニーズを絞り込んだ記事を追加する
コンテンツを増やせば、あらゆるニーズを持つユーザーの目を惹くことができますが、このときに注意しなければならないのは、ユーザーのニーズを絞り込んだ記事を随時追加するということです。
たとえば、物販の場合では商品説明記事も必要ですが、「どのような人に向いてるのか」「使い方は簡単か」「メンテナンスは必要か」などのコンテンツも必要です。
サービスを販売したい気持ちが勝ると、つい商品のメリットばかりを説明したくなりますが、それでは下手な営業トークと何ら変わりなく、ユーザーのニーズを満たすことはできないでしょう。 そうならないためには、ユーザーのニーズをしっかりと捉えた記事を追加していくことが大切です。
③スマホに対応しているホームページを目指す
検索エンジンでインデックス登録が完了すると、デバイスごとのユーザーの動向を確認できるようになります。
そして、ここで確認していただきたいのは「モバイルフレンドリー」に対応したホームページかどうかという点です。 近年では、パソコンとともにスマホで検索するユーザーが増えているため、モバイルで見づらいホームページでは、ユーザーはすぐに離脱してしまうでしょう。
ホームページ制作をするなら、スマホからの見やすさにも配慮することが大切です。
④ページ異動を容易に行えるデザインでホームページを作成する
ホームページ制作をするなら、ページ間の移動を容易に行えるデザインに整えておきましょう。
たとえば、カテゴリー分けされていないコンテンツでは、どこに自分が求めている内容があるのかをユーザーが見つけられず、ユーザーにストレスを与えてしまう可能性があります。
一方、きちんとカテゴリー分けがされており、どこに自分が求めているコンテンツがあるのかが一目瞭然になっていれば、ユーザーはストレスなく目的のコンテンツに辿り着けるでしょう。
それと同時に、関連記事同士を内部リンクでつなげておけば、ユーザーはより多くの情報を得られることになり、満足度が高いと感じる可能性が高まります。
⑤SNSでホームページへの流入数を増やす
SNSは自由度が高いサービスで、ホームページの宣伝にも制限がかけられていません。
つまり、ホームページのアクセスアップを狙いたいなら、SNSを利用しないという手はないということです。 たとえば、1記事追加ごとにSNSで宣伝をすれば、より多くのユーザーの目に留まりやすくなり、ホームページへの流入数を増やすことができるでしょう。
ただし、SNSは流動的であるため、一時的にアクセスが増えたとしても安心せず、ホームページを更新するごとに宣伝することを心がけてくださいね。
⑥広告配信する
アクセスアップの手法として企業や個人ブロガーなどがよく用いるのは、リスティング広告に出稿するという手法です。
リスティング広告とは、大手検索サイトでキーワード検索をした際に、ページ上部に表示される広告を意味し、ページ上部に表示されることからユーザーの目に留まりやすく、クリックされやすいというメリットがあります。
また、リスティング広告はユーザーが検索したワードを元に表示されるため、よりユーザーのニーズに応えやすく、販売につなげやすいというメリットもあるのです。
リスティング広告は有料ですが、クリック後にサイト訪問した、もしくは問い合わせがあったなどの場合のみに料金が発生する仕組みになっているため、比較的利用しやすいでしょう。
⑦外部リンクでサイトの評価を上げる
検索エンジンは、外部サイトから多く被リンクを獲得しているホームページを高く評価する傾向にあります。(最近は特に権威性あるサイトや権威性あるサイトからの評価を重視します)
ではなぜ、外部リンクがサイトの評価を上げるのでしょうか?外部サイトから被リンクを得ている=ほかのユーザーから支持されている、と分析するためです。
そのため外部リンクを獲得するための施策も、順位を高める効果が期待できます。
まとめ
今回は、ホームページ制作後にアクセスが伸び悩む原因や、具体的なアクセスアップの方法をご紹介してきました。
ホームページ制作をしたのなら、できるだけ早く集客したいと考えるのは当然のことです。そして、そこで必要になるのが、アクセスが伸び悩む原因を取り除いた上で、アクセスアップ対策をするということです。
こちらの記事では、アクセスアップの具体的な方法7選をご紹介していますので、これらを参考にしていただき、多くのアクセスが集まるホームページを目指してくださいね。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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