SEO対策(検索上位)で1位を獲得した際のクリック率はどのくらいなのか検証してみました。お知らせ

SEO対策(検索上位)で1位を獲得した際のクリック率はどのくらいなのか検証してみました。

GoogleまたはYahoo!で検索の1位を獲得した際に一体どのくらいの確率でクリックされるのかを実際の検索キーワードとGoogleサーチコンソールなどを見ながら解説していきたいと思います。

検証キーワード

検証となるキーワードはこちら「ブラウジング機能」です。YouTubeで再生数を増やすことに欠かせない機能になります。当サイトでブラウジング機能に関する解説を行っている記事が1位を獲得しているので、そちらの検証を行っていきたいと思います。

検証期間

2020-09-27-2020-10-24の約1ヶ月をGoogleサーチコンソールを使って数値化します。

検証記事

対象となる記事はこちらです。

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ブラウジング機能

1日に約200PVはアクセスされる記事になります。月間の検索数も合計で1万程度(Googleのみ)あります。

Googleサーチコンソールの管理画面

サーチコンソールの画面

「ブラウジング機能」というキーワードで表示回数は2,134回クリック回数は502回となっています。パーセント計算すると約23.5%ですね。1位に表示されていても上位に広告やタイトルとの相違などでクリック率は一気に下落します。

2位以降もこの数字は減少し、9位や10位となると1%程度になります。

以前当サイトでクリック率を調査した検索順位と相対関係についてのクリック率が以下になります。

検索順位とアクセス数の相関関係

検索順位とアクセス数の相関関係

1位:18.08%
2位:10.26%
3位:7.32%
4位:4.94%
5位:4.95%
6位:2.21%
7位:2.04%
8位:2.39%
9位:1.45%
10位:1.85%

1位はやはり18%程度9,10位になると1%程度のクリック率しかないことが分かります。

いかに検索したキーワードとディスクリプションの差異をなくすことが大切かこの数字で分かりますね。(この数字は以前当サイトで調査した結果です)

今回は「ブラウジング機能」というキーワードだけで調査している為、23%程度のクリック率になりましたが、総合的にキーワードやクリック数を掛け合わせると約20%程度にクリック率は落ち着きました。

クリック率を上げる施策や方法を解説

せっかくSEO対策で1位を獲得したのに、クリック率が10%程度になってしまうのは残念ですよね。検索で1位を獲得したら(するまでに)一度見直しておくべき項目を簡単に解説していきたいと思います。

キーワードとコンテンツのギャップが生じないように対策

 

サイトへ訪問してほしい気持ちが大きく出すぎでタイトルやディスクリプションを誇大表示しすぎて誘導しても中身が伴っていないコンテンツであれば本末転倒です。

タイトルやディスクリプションを魅力あるキャッチにするのであれば、その分コンテンツも充実することが大切です。いかにタイトル、ディスクリプションと実際に閲覧されたコンテンツのギャップを生じさせないことも大切なのです。

ディスクリプションに適切な文字数を設定

メタディスクリプション

検索した際に表示されるメタディスクリプションの内容は、PCで130文字程度、スマートフォンでは40文字程度ととらえておくことが大切です。

基本的にPCとスマホのディスクリプションは同じものを設定するので、重要なことやコンテンツとマッチするキーワードや説明文を先に記述するようにしましょう。

また、ディスクリプションは検索結果に影響するとは言われていない為、無理なキーワードの詰め込みや文章がおかしくなる内容は記述しないようにしましょう。

あくまでも検索されたキーワードに対してギャップが生じない、適切なディスクリプション設定が大切です。

メタディスクリプションの設定を行っていない場合

全コンテンツのメタディスクリプションを設定することが一番理想ですが、膨大のコンテンツがある場合メタディスクリプションの設定がされていない場合があります。

その際のディスクリプションの内容はどうなるのでしょうか。この部分に関してはご安心ください。説明文が表示されないということにならず、Googleが自動的にコンテンツの中身を判断し、自動でディスクリプションを設定します。

ひとまずはユーザーに対して表記はされますが、こちら側が意図していないディスクリプションになる可能性があるので、基本的に記事を作成したその都度メタディスクリプションの設定を行いましょう。

まとめ

今回はSEO対策で1位を獲得した際のクリック率についての解説を行いました。

目的の検索キーワードで1位を獲得することが非常に大切で重要なことですが、1位を獲得した後に対策するタイトルの見直しやディスクリプションの確認も怠らず実施しましょう(あまり扱いすぎると検索が下落する可能性もあるので自己責任で)

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この記事の監修者

永田達成

永田達成

TATSUNARI NAGATA / 代表取締役

株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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