ホームページの制作・作成でやってはいけないこと24選を厳選。分野別にやってはいけないことを解説します。ホームページの制作・作成でやってはいけないことの24項目は以下になります。
- 誰に見て欲しいかが決まっていない
- 何のために制作するかを考えていない
- ゴールを決めていない
- Flashの使用
- 音やアニメーションを過度に使用している
- 文字の視認性が低い
- スマホ表示に非対応
- ページを開くのに3秒以上かかってしまう
- セキュリティ対策を行っていない
- 有料のレンタルサーバーを使っていない
- URLの正規化をしていない
- パンくずリストを設置していない
- 著作権侵害となる画像や文章の使用
- 被リンクの購入
- キーワードを複数入れただけの不自然な文章を使用する
- 信頼度の低い情報を掲載する
- キーワードを隠しテキストで入れる
- AIや自動生成でのコンテンツ作成
- 制作会社の得意分野を理解せずに依頼する
- 相見積りを取らない
- 契約内容をよく確認せずに依頼する
- 長期間更新しない
- アクセス解析を定期的に行わない
- 効果検証を実施しない
これら上記項目を分野別でより細かく解説します。また、以下項目の内容も合わせて失敗しないホームページ制作・作成を進めていきましょう!
- 1 ホームページの制作をする際にやってはいけないこと・気を付ける点
- 2 ホームページの制作・作成でやってはいけないこと企画編【3選】
- 3 ホームページの制作・作成でやってはいけないこと・デザイン編【3選】
- 4 ホームページの制作・作成でやってはいけないこと設定編【6選】
- 5 ホームページの制作・作成でやってはいけないことコンテンツ・SEO対策編【6選】
- 6 ホームページの制作・作成でやってはいけないこと制作会社への依頼編【3選】
- 7 ホームページの制作・作成でやってはいけないこと運営・運用編【3選】
- 8 ホームページの制作・作成でやってはいけないまとめ
- 9 ホームページの制作・作成は信頼できる制作会社への依頼がおすすめ
ホームページの制作をする際にやってはいけないこと・気を付ける点
- 「ホームページを制作する際に気をつけることは?」
- 「マイナス評価を受けてしまうNG行動は?」
- 「失敗しないためにはどうすればいいか」
- 「集客できるホームページにしたい」
- 「初めて制作するので何から始めたらよいかわからない」
- 「今の検索順位を落とさずリニューアルしたい」
- 「自分で更新できるホームページにしたい」
ホームページを制作する際に必ず考える事、考えなければならないことをになります。
今回はそのような考えや、問題について分野別に細かく解説を行っていきたいと思います。ホームページの制作、また、リニューアル時の参考としてぜひ活用ください。
また、「令和3年 情報通信白書」によれば、2020年には国内のスマートフォン所有率が8割を超えるなど、幅広い世代がインターネットを利用することが多くなりました。
企業が新たな顧客を確保するためにも、ホームページの制作は避けて通れません。初めてホームページを制作する際はスマートフォンの対応なども忘れず考える必要があります。
インターネットを利用する際の利用機器の割合
引用元:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/pdf/n0000000.pdf
また、ホームページを作っただけで終わりではなく、より多くの人に自社のサイトに訪れてもらうための様々な対策が必須です。しかし、実は正しい対策を取らなければ、返ってマイナス評価を受けてしまい、検索順位等に悪影響を与えてしまうことがあります。
そこで本記事では、
- ホームページの制作・作成でやってはいけないこと
- なぜそれはだめなのか?なぜやってはいけないのかを徹底解説
- ホームページの制作・作成で失敗しない方法
について解説します。
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記事を読むことで、ユーザー満足度やSEOの観点からどういった対策を立てるべきかが、しっかりと理解することができます。ホームページ担当の方は、ぜひ最後までお読みください。
ホームページの制作・作成でやってはいけないこと企画編【3選】
ここでは、企画段階でのおけるホームページの制作・作成でやってはいけないことを3つ紹介します。
- 誰に見て欲しいかが決まっていない
- 何のために制作するかを考えていない
- ゴールを決めていない
それでは紹介していきます。
ホームページを誰に見て欲しいかが決まっていない
ターゲットを決めることは非常に重要です。
なぜなら、年齢や性別などによって、求める情報やサービスが変わってくるからです。ターゲットを明確にしなければ、掲載すべき情報やホームページのデザインも定まりません。
ターゲットの選定はホームページ作りの出発点と言っても過言ではないので、まず企画段階で「誰に見て欲しいのか」をできる限り細かく決めておきましょう。
ホームページを何のために制作するかを考えていない
ホームページを作る際には「何のために制作するのか」という目的を明確にすることが大切です。目的を決めずにホームページの制作・作成を進めるのは、作る料理を決めずに有り合わせの食材で調理し始めるようなものです。
行き当たりばったり、思い付きでの制作では、方向性が定まらず、ユーザーにとって見にくいホームページになってしまいます。「資料請求や問い合わせの数を増やす」「閲覧数のアップ」などの明確な目標をまず定めておきましょう。
ホームページのゴールを決めていない
ホームページを作る上では、ゴールとなる目標値も決めておきましょう。目標値が無いと、どのように改善していけば良いのか分からず、改善の妨げとなります。
目標値には以下のようなものがあります。
- ページの訪問数・閲覧数
- ユーザーのページ滞在時間
- 問い合わせや資料請求数
これらの目標値はアクセス解析を利用することで確認可能です。より良いホームページにしてくための羅針盤として、ゴール設定は必ず行っておきましょう。
ホームページの制作・作成でやってはいけないこと・デザイン編【3選】
ここでは、デザインにおけるホームページの制作・作成でやってはいけないことを3つ紹介します。
- Flashの使用
- 音やアニメーションを過度に使用している
- 文字の視認性が低い
それでは紹介していきます。
Flashの使用
FlashとはAdobe社が提供している、アニメーションやプログラムをWeb上で実行させるためのデータ形式の1つです。かつては多くのサイトで使用されていた形式ですが、2020年をもってAdobe社のサポートが終了しています。
Flashを利用しているホームページは閲覧ができなくなり、現在ではエラーでの表示となっています。セキュリティやSEOの観点からもデメリットが多いので、Flashの使用は避けておいた方が良いでしょう。
音やアニメーションを過度に使用している
音やアニメーションの多用は、できる限り避けるようにしましょう。過度に用いることで、本当に伝えたい情報が返って伝わりにくくなってしまい、ユーザー体験に悪影響をもたらしてしまいます。
また、音やアニメーションを多用することで、サイト全体が重くなってしまうこともあるため注意が必要です。
※YouTubeの動画であればホームページ上に動画を配置するわけではありませんので、配置しても問題ありません。ただ過度に配置するとホームページの表示は重たくなりますので、状況に応じて配置を行いましょう。
文字の視認性が低い
デザインを優先するあまり、文字の視認性を下げることの無いようにしましょう。文字が見にくいと情報が読み取りづらく、ページを見るだけでユーザーが疲れてしまいます。
結果として離脱も増え、SEOの観点からもマイナスです。特にスマホで見る際には文字がより小さく感じるので、文字の大きさなどには細心の注意を払っておきましょう。
ホームページの制作・作成でやってはいけないこと設定編【6選】
ここでは、設定におけるホームページの制作・作成でやってはいけないことを6つ紹介します。
- スマホ表示に非対応
- ページを開くのに3秒以上かかってしまう
- セキュリティ対策を行っていない
- 有料のレンタルサーバーを使っていない
- URLの正規化をしていない
- パンくずリストを設置していない
それでは、紹介していきます。
スマホ表示に非対応
日本では、2020年にスマホの普及率が8割(2023年では更に普及しています)を超えました。今では多くの方がスマホからインターネットにアクセスして情報を得ています。
そのため、ホームページがスマホ表示に非対応だと、閲覧しにくく離脱を招きやすくなります。PCだけでなくスマホやタブレット表示も対応した「レスポンシブデザイン」を取り入れるようにしましょう。
※レスポンシブデザインとはスマートフォンなどの端末に応じた画面サイズ毎にホームページの表示を自動的に調整する仕組みです。
ページを開くのに3秒以上かかってしまう
ページ表示速度が遅いと、ユーザーの離脱を招きやすくなります。
Googleによれば、表示速度が1秒から3秒に落ちるだけで離脱が32%上昇します。せっかくアクセスしてくれたユーザーを逃さないためにも、各ページ3秒以内で表示できるのが理想です。
セキュリティ対策を行っていない
企業のホームページにおいて、セキュリティ対策は必須です。ハッキングなどによる情報漏洩が起きてしまっては、信用が著しく低下することは免れません。
セキュリティ対策には「SSL対応」や「CMSにおけるセキュリティプラグインの導入」などがあります。大切な情報や顧客からの信頼を守るためにも、セキュリティ対策は万全にしておきましょう。
有料のレンタルサーバーを使っていない
企業がホームページを制作する場合は、必ず有料のサーバーを利用しましょう。無料サーバーの利用は以下のようなデメリットが生じます。
- データ容量が少ない
- CMSで一部の機能が利用できない
- 利用できるドメイン数に限りがある
- サブドメインのみでの利用
- バックアップなどのセキュリティ面が弱い
- サポートがない
- 広告が表示されている
- 表示速度に制限がある
企業が利用する場合は、無料であるメリット以上にデメリットの方が大きいので、サポート体制が整っている有料サーバーの利用がおすすめです。
URLの正規化をしていない
同じページを表示するために、複数のURLが存在してしまうことがあります。このような状態では、SEOに悪影響を与え本来の評価が正しく得られません。
制作会社に依頼する際には「URLの正規化」を、しっかりと確認するよう依頼しておきましょう。
パンくずリストを設置していない
パンくずリストとは、ホームページの中のどの位置にいるかを表示する機能です。ユーザーにとっては、自分が今どの階層を見ているのかという現在地を知れる便利な機能です。
また、SEOの観点からもパンくずリストは非常に重要なので、必ず設置しておきましょう。
ホームページの制作・作成でやってはいけないことコンテンツ・SEO対策編【6選】
ここでは、コンテンツ・SEO対策における、ホームページの制作・作成でやってはいけないことを6つ紹介します。
- 著作権侵害となる画像や文章の使用
- 被リンクの購入
- キーワードを複数入れただけの不自然な文章を使用する
- 信頼度の低い情報を掲載する
- キーワードを隠しテキストで入れる
- AIや自動生成でのコンテンツ作成
それでは、紹介していきます。
著作権侵害となる画像や文章の使用
著作権侵害となる画像や文章の利用(コピペ)は絶対にしないようにしましょう。また、画像では著作権フリーとなっていても「商用利用不可」や「個人の使用に限る」などの条件が設定されていることがあるので、事前の確認が必須です。
著作権侵害やコピペは、ユーザーの信用も失いSEOの観点からマイナス評価を受けます。メリットが何一つないため、絶対に行わないようにしましょう。
被リンクの購入
SEOの評価を上げるために、被リンク(外部からのリンク)を購入することは絶対に止めましょう。かつては被リンクが有効な時代もありましたが、2023年現在では被リンク購入はSEOでマイナス評価を受けてしまいます。
今後も被リンクの購入は影響を受ける可能性が高くあります。
キーワードを複数入れただけの不自然な文章を使用する
キーワードをコンテンツ内に入れることは重要です。ただ、キーワードを複数入れ込んだだけの不自然な文章は、ユーザーからもSEOの観点からもマイナス評価を受けてしまいます。
キーワードは、適切な量を適切な箇所に入れるようにしましょう。
信頼度の低い情報を掲載する
インターネット上には、多くの情報が溢れています。情報の引用や転載を行う場合は、必ず信頼のおける機関の情報を引用するようにしましょう。
例えば「公的機関が発表している資料」や「企業の公式リリース情報」などは、信頼できる情報源なのでおすすめです。
キーワードを隠しテキストで入れる
数十年前まではSEOの評価を上げるテクニックとして「対策キーワードを隠しテキストで入れる」ということが行われていたことがありました。しかし、2023年現在ではGoogleのガイドライン違反になる行為です。
逆にSEOにマイナスとなるので、絶対に行わないようにしましょう。
AIや自動生成でのコンテンツ作成
最近ではAIによる文章の作成が可能となり、コンテンツの作成に用いられることがあります。アクセスを集めるだけの自動生成のコンテンツ作成はユーザーにとって吉ではありません。
Googleはそれらを判断し、サイト全体の検索順位を下落させる可能性があります。コンテンツは完全オリジナルの自動生成ではない、作成を行いましょう。
※2023年9月のGoogleコアアップデートでAIや自動生成によるコンテンツを配信しているサイトは下落傾向になっています。今後もその傾向は続くと考えられ、より魅力あるコンテンツの作成が重要視されていると思います。
ホームページの制作・作成でやってはいけないこと制作会社への依頼編【3選】
ここでは、制作依頼における、ホームページの制作・作成でやってはいけないことを3つ紹介します。
- 制作会社の得意分野を理解せずに依頼する
- 相見積りを取らない
- 契約内容をよく確認せずに依頼する
それでは、紹介していきます。
制作会社の得意分野を理解せずに依頼する
実は制作会社によって、それぞれ得意な分野が異なります。例えば、デザインが得意な会社や、広告、SEOなどの集客が得意な会社があります。
自社のホームページの制作目的にマッチした、強みを持つ制作会社に依頼するようにしましょう。
相見積りを取らない
ホームページの制作費用はおおよその目安はあるものの、会社によっては大きな差が生じます。同じような構成のページであっても数十万円の差が生まれることがあるので、相談の際には必ず相見積りを取るようにしましょう。
契約内容をよく確認せずに依頼する
ホームページの制作・作成では、制作後の更新やメンテナンスなどのサポートを制作会社に引き続き依頼することが多くあります。
しかし、中には途中解約不可の会社や追加料金が発生するケースがあります。結果として総費用が高額になる可能性があるので、契約前にしっかりと内容を確認しておきましょう。
ホームページの制作・作成でやってはいけないこと運営・運用編【3選】
ここでは、運営における、ホームページの制作・作成でやってはいけないことを3つ紹介します。
- 長期間更新しない
- アクセス解析を定期的に行わない
- 効果検証を実施しない
それでは、紹介していきます。
長期間更新しない
ホームページを制作しても、更新をしなければユーザーの訪問数は減っていきます。また、更新を全く行っていなければ、検索順位を上げることも難しくなるでしょう。
ユーザーにとっても日々の更新はこまめに行なっておくのがおすすめです。
アクセス解析を定期的に行わない
ホームページを制作して終わりではなく、日々改善してくために「アクセス解析」は欠かせません。アクセス解析では、以下のような項目を確認できます。
- 1日の訪問者数
- ページへの流入経路
- ユーザーの滞在時間
これらのデータを活かしていくことで、ユーザーの満足度を上げることに繋がります。日々の改善のためにも、必ずアクセス解析を行いましょう。
効果検証を実施しない
アクセス解析とともに、ホームページ上からどのくらいの効果があったのか?電話やお問い合わせフォームからの連絡など数字を把握を忘れていませんか?数字を把握、効果・検証することでホームページはより効果的に運営することができます。
アクセス解析と合わせて、効果検証ができる環境を整えましょう。
ホームページの制作・作成でやってはいけないまとめ
今回ご紹介したホームページの制作・作成・リニューアル時に、やってはいけないNG行動は約24項目です。これらすべてを自社で管理、網羅することは技術的にも難しくなり自社が目的としていることを提供できる制作会社への相談は不可欠です。
- 誰に見て欲しいかが決まっていない
- 何のために制作するかを考えていない
- ゴールを決めていない
- Flashの使用
- 音やアニメーションを過度に使用している
- 文字の視認性が低い
- スマホ表示に非対応
- ページを開くのに3秒以上かかってしまう
- セキュリティ対策を行っていない
- 有料のレンタルサーバーを使っていない
- URLの正規化をしていない
- パンくずリストを設置していない
- 著作権侵害となる画像や文章の使用
- 被リンクの購入
- キーワードを複数入れただけの不自然な文章を使用する
- 信頼度の低い情報を掲載する
- キーワードを隠しテキストで入れる
- AIや自動生成でのコンテンツ作成
- 制作会社の得意分野を理解せずに依頼する
- 相見積りを取らない
- 契約内容をよく確認せずに依頼する
- 長期間更新しない
- アクセス解析を定期的に行わない
- 効果検証を実施しない
もし自社のホームページの制作・作成や運営に関して不安な点がある方は、信頼できる制作会社へ依頼するのがおすすめです。相談だけであれば、無料で行ってくれる会社も多いので、まずは気になる会社に一度相談してみてはいかがでしょうか。
ホームページの制作・作成は信頼できる制作会社への依頼がおすすめ
弊社は福岡を中心に全国の企業様のホームページ制作・SEO対策を行っている株式会社Soelu(ソエル)です。
サイトの無料診断や集客に関するアドバイスをさせていただきますので是非お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。ホームページの制作実績・SEOに関する運用実績はこちらから→ホームページの制作・運用実績
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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