ホームページは制作後が一番大切ということはご存知ですか?ホームページは制作しただけでは、思ったような集客や成果を出すことはできません。
制作後のSEO対策やデザイン変更、記事追加などを試行錯誤しながら運営することが非常に大切となります。その辺りを簡単にまとめて解説していきたいと思います。
ホームページは制作後が重要
上記でも説明した通り、ホームページは制作した後が非常に大切であり、制作しただけでは意味がありません。今一度ホームページを制作した目的を見直し、対策や改善をしていくことをお勧めします。
簡単ですが、以下に集客方法や改善方法を記載していますので、自社に合った対策を実施してみてはいかがでしょうか?
ホームページには大きく分けて3つの集客方法があります
自然検索、有料検索、SNS発信これらがホームページに関わる大きな集客方法になります。
自然検索
自然検索=SEO対策になります。これはどのホームページでも実施することができ、かつ費用もかけることなく対策できる施策の為、必ず対策することをお勧めします。
では、具体的にどのようなことが自然検索の対策になるのか解説します。
自然検索の対策はホームページそのものが検索の対象になります。ホームページ上でアップしている新着記事や事例など、自社が発信している情報がそのまま自然検索の対策になりますので、ユーザーが求めている情報かつ、集客したいと思っているキーワードで情報を発信することが大切になります。
私生活ブログは使い分けが必要
よく昔利用されていた、スタッフブログで担当者の私生活をアップされることが多くありましたが、そのような内容ではなく、記事や情報をユーザーが確認して問題を解決できることが自然検索の対策になります。
集客を目的としないブログであれば私生活の内容で問題ありませんが、集客を目的とするのであれば、目的を決め、ターゲット、キーワードを決める必要があります。それらを適宜更新、リライトすることで自然検索の対策ができるようになります。
有料検索
代表的な有料検索はGoogle広告・Yahoo!広告になります。
Google広告はYouTube上にも配信することができ、使い方次第では非常に効果的な配信ができる有料広告になります。また反対にYahoo!広告はYahoo!のTOPページにも掲載することが(設定次第)できるので、ターゲットに応じて効果的に配信することができます。
その他SNSでの広告配信も可能になりますので、ターゲットに応じて利用することをお勧めします。
SNSで発信
SNSの種類は大きく分けて5種類(その他にもたくさんのSNSがありますが今回は誰もが知っているSNSについて解説していきます。)
- YouTutbe
- LINE
YouTutbe
自社のプロモーションビデオ等をYouTutbe上にアップし、自社サイトでの活用方法が広がります。文章で説明するより動画を見てもらった方がすぐに理解してらもらえるサービス提供企業は必須です。
実名登録が基本であり、比較的高い年齢層に対して訴求することができます。また、地域密着型での集客やサービス提供に対して効果があります。一般的な企業であれば、一番利用しやすいSNSツールではないでしょうか。
中小企業でTwitterを行っている企業は多くありませんが、20代をターゲットにしているサービスであればTwitterの利用が一番適しています。よく炎上と呼ばれる騒ぎはTwitterからの発信となります。
圧倒的に女性シェア率をほこる為、女性がターゲットの企業は一番に利用をするSNSです。
LINE
スマートフォンを持つ約8割がインストールしているLINE。企業での活用は、無料で作成できる企業アカウントを作成し、お得なクーポンやイベントの告知に使います。店舗を持っている企業などに多く利用されており、ある程度の機能であれば無料で使えるので非常にオススメです。
これらも有料検索同様、ターゲットなどをしっかり決め配信することが大切になります。闇雲に全て利用するのではなく、あくまでも利用ユーザーを考えた配信が重要となります。
ホームページの改善方法
ホームページを今すぐに改善するには「CMSの導入」「リアルタイムでの更新依頼」「ユーザーが求める情報発信」を実践してみましょう。
CMSの導入
CMSとはContents Management System:コンテンツ・マネジメント・ システム」の略で、誰でも簡単にWebサイトの更新ができる仕組みになります。
CMSを導入することにより、今すぐに発信したい情報を自分で更新することができるようになります。そうすることでSEO対策にもなりますし、費用的にも業者に依頼しなければならない部分を自分でカバーすることができます。
現在ホームページがCMSで制作されていない場合は制作業者に相談を行い、CMSへの変更または部分的なCMSの導入を相談してみてはいかがでしょうか?
リアルタイムでの更新依頼
先ほど説明したCMSの導入に繋がるリアルタイムでの更新になります。
ホームページがCMSで制作されている場合は更新を業者に依頼することなく自分で更新ができる為、リアルタイムでの更新が可能となります。情報は常に最新情報を保つ必要性があり、新着情報や自社に実績などは自分で更新ができておいた方が、リアルタイム性も保つことができます。
自分で更新できない場合は、一度情報をまとめ、業者に依頼、業者から公開前の確認が入りそこから公開という流れになります。ある程度スケジュールが決まっている情報であればそれで問題ないですが、今すぐに公開したい情報であれば依頼から数日後の公開ではリアルタイム性が失われてしまいます。
CMSの導入に加え、自分で更新できる仕組みを構築しておくことで発信の重要性や費用面でもカバーすることが出来るのです。
ユーザーが求める情報発信
最後に、ユーザーが求める情報発信になります。
CMSの導入からリアルタイム性、そこからさらにユーザーが求める情報を発信することでSEO対策から集客、ホームページに求める効果に対する施策を網羅することができます。
そこからさらにSNSへの発信やGoogle広告・Yahoo!広告などを組み合わせることでより効果的な発信が可能となります。今回はその基礎である3つの改善方法をご紹介しました。
ホームページの解析について
ここまでホームページの重要性や種類、改善まで解説してきましたが、最後に解析を実施することでより効果的なPDCAを実施することができます。憶測や経験でホームページを改善することも大切ですが、やはりデータを確認しながらホームページを改善することで、よりユーザーが求めていることがわかります。
こちら側が知って欲しい情報を全面に掲示したとしても、ユーザー側はあまり興味がないなど、逆にこちら側が当たり前だと思っていることをユーザー側は知らずもっと知りたいなど。
ウェブ上では一度出してみないとわからないことがたくさんあります。とにかく情報発信を行い、解析にて確認を行うことがホームページの改善では非常に大切な部分となります。
無料で利用できるホームページの解析ツール
ホームページの解析は無料でできる「Googleアナリティクス」「Googleサーチコンソール」「ヒートマップ」この3つをまずは導入して発信した記事やコンテンツのアクセス数、直帰率や反応を確認してみましょう。
Googleアナリティクスの画面
まとめ
今回は、ホームページ制作後の運営方法について重要性や種類、改善、解析について解説してきました。また文中でも説明致しましたが、ウェブ上では一度公開を行ってみないとわからないことが多くあります。まずは更新を継続的に行うことが重要であり、そこから改善をすると良いでしょう。
今、ホームページだけで集客しているまたは成果をあげているサイトは今までそれなりに作業を行っているのでしょう。いきなり効果が出ることはありませんので、まずは地道に更新することをお勧めします。
もちろん広告の予算をかけることができる企業であればスタートダッシュも可能であり、すぐにユーザーの反応も確認することもできます。現状自社がおかれている状況を確認し最適な施策を行うことが大切です。
以上今回はホームページ制作後の運営方法についての解説でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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