ホームページ制作後の運用・保守の内容は?費用やポイントについて解説します。お知らせ

ホームページ制作後の運用・保守の内容は?費用やポイントについて解説します。

ホームページは制作後が非常に大切になり、自社ですべての運用や保守を対応できる場合とできない場合があります。基本的には制作を行った会社に依頼することが多数で、ホームページ制作後の運用や保守・費用について解説をしていきたいと思います。

ホームページの保守とは?

ホームページの保守とは?

ホームページの保守とは何なのか基本的な点について紹介します。

ホームページを良好な状態に維持することを保守と呼ぶ

ホームページの保守とは、サイトを良好な状態に維持することです。

ホームページは公開した後も定期的にメンテナンスをしなければいけません。ホームページは時間が経つにつれていろいろな問題が生じて、快適に利用できない状態になります。そこで、保守作業を行い、ホームページを常に良好な状態に保つことが重要になるのです。

ホームページに予期せぬ障害が発生するケースは多い

ホームページを運営していて予期せぬ障害が発生するケースは多いです。

障害が起きるとアクセスできなくなり、取引先やユーザーに迷惑をかけます。障害が発生したことで大きな損失を被るケースも少なくありません。そこで、保守管理をきちんと行い、障害が生じるリスクを回避することが重要になります。

保守管理を行うことでトラブルを未然に防げる

ホームページの保守管理を行う目的の1つは、未然にトラブルを防ぐことです。

日々の保守管理をきちんと行うことで、ホームページの問題を素早く見つけられます。たとえば、CMSのバージョンアップを行い最新の状態を維持することで不具合のリスクを軽減できるでしょう。他にも、さまざまな保守管理に取り組むことで、ホームページのトラブルが発生するリスクを回避できます。

緊急時の対応も保守に含まれる

ホームページの保守管理には緊急時の対応も含まれます。

ホームページを運営していると、さまざまな問題が起きるものです。何か問題が起きたときに迅速に対応しなければいけません。トラブルへの対応が遅れれば、取引先やユーザーが離れてしまう可能性があります。企業の信頼性にも関わるため、緊急時に迅速に対応できる体制を整えておくことが大切です。

ホームページの保守の主な内容

ホームページの保守には具体的にどんな作業が含まれているのか、保守の主な内容を紹介します。

ドメインやサーバーの管理

ホームページを公開する土台となるドメインやサーバーの管理は重要です。

ドメインはホームページの住所のようなものであり、ドメイン会社と契約をして利用します。契約期間が終了する前に更新しなければいけません。スムーズに更新できるように必要な手続きを進めておくことは大切です。

また、ホームページのデータが保管されているサーバーの維持管理も保守の役割です。サーバーもドメインと同様に契約期間があり、更新の手続きが必要になります。

ドメインやサーバーをきちんと更新することで、ホームページを継続して公開することが可能です。

SSLサーバー証明書の更新作業

ホームページのセキュリティを高めるためのSSLサーバー証明書も有効期限があり、定期的に更新作業が必要です。SSLサーバー証明書があるおかげで、ホームページへの不正アクセスや情報流出を防げます。ホームページの安全性を維持するためにSSLサーバー証明書の更新作業はとても重要です。

CMSのバージョンアップ

CMSをバージョンアップして常に最新の状態に整えるのも保守の役割です。CMSとは「コンテンツマネジメントシステム」のことであり、ホームページの作成や更新などを簡単に行うためのシステムを指します。たとえば、WordPressは多くのホームページで使用されている代表的なCMSです。

CMSをバージョンアップし最新版にすることで最新の修正や変更点が反映されます。特にセキュリティに関するアップデートが行われるケースが多いため、定期的にCMSの最新版が出ていないかチェックしましょう。

不具合の修正

ホームページの保守作業の1つが不具合の修正です。たとえば、ホームページが正常に表示されなくなった場合は、どこかに不具合が生じています。不具合が生じている原因を追求して修正し、ホームページの状態を改善させることは重要な作業です。

定期的にホームページをチェックして不具合がないか確認します。ユーザーから不具合について報告を受けるケースもあり、迅速に対応しなければいけません。

緊急時の対応

ホームページの運営をしていてトラブルが起きたときに素早く対応することが求められます。

たとえば、第三者に不正アクセスされた、データが改ざんされたといった問題が起きたときは、早急に対策を取らなければいけません。緊急時の対応が遅れれば、売上の損失が起きるリスクがあります。企業としての信頼性を失う恐れもあるのです。

緊急時に素早く対応できる体制を整えて、万が一の際にすぐに動ける準備をしておくことで、さまざまなトラブルにしっかり対処できます。

その他

ホームページの保守には細かな作業がたくさんあります。

たとえば、外部のサービスをホームページに接続している場合は、不具合が発生していないか注意が必要です。外部サービスの仕様に変更がある場合は、正常に動作するか確認しなければいけません。近年は多くのAPIをホームページに活用するケースが増えているため気をつけましょう。

また、ECサイトの運営をしている場合は、通常のホームページよりも保守に気を配る必要があります。カートシステムや決済システムなどを導入していて、システムに不具合があれば多くの機会を損失するでしょう。ECサイトの保守は作業量が多くなるため注意しましょう。

ホームページの保守にかかる費用

ホームページの保守にかかる費用

ホームページの保守にどのくらいの費用がかかるのか紹介します。

自社管理する場合は月に数千円程度かかる

ホームページの保守管理を自社で行う場合は毎月数千円程度の費用がかかります。外注費用がかからず、ホームページのサーバーやドメインの維持費用のみの負担となり、費用を大きく抑えられるのがメリットです。ただし、自社にホームページの保守に関するノウハウや人材が揃っていないと対応は難しくなります。

基本的な作業を外注すると月に2万~5万円程度かかる

ホームページを保守するために必要な基本的な作業を外注する場合は毎月2万から5万円程度の費用がかかります。

万が一の際のトラブル対応も含めると月に5万円程度かかるのが一般的です。業者によって、どこまでサポートしてくれるのか違いがあり、費用も大きく異なります。

事前に見積もりをもらい、細かな項目をチェックしておくことが大切です。必要のない項目が含まれて費用が高くなっているケースがあります。また、費用が安い場合は、後で追加費用を請求される場合もあるため注意しましょう。

コンサルティングも含めて外注すると月に10万円以上かかる

単にホームページの保守を依頼するだけではなくコンサルティングまで任せる場合は月に10万円以上かかるケースがあります。たとえば、集客のためのさまざまなアドバイスを受ける場合は、コンサルティング費用が上乗せされるでしょう。効果的な施策の提案を受けて、積極的にホームページを更新していくことになり、上手くいけば大きな効果を期待できます。

大規模な修正が必要になると別途費用がかかる

ホームページの保守をしていく中で不具合が見つかり大規模な修正が必要になった場合は、別途費用が必要になるケースがあります。予期せぬ不具合に対応してもらう場合は、別途費用がかからないか確認して、きちんと見積もりをもらいましょう。

ホームページの保守をする際のポイント

ホームページの保守をする際のポイント

ホームページの保守作業を進める際に注意しておきたいポイントを紹介します。

ホームページの保守はプロに任せるのがおすすめ

基本的にホームページの保守はプロに任せた方が良いでしょう。保守作業には専門的な知識が必要になります。自社にノウハウがないと、きちんと保守の作業を進めることができません。ホームページの保守作業に問題があると大きな影響が出ます。ホームページがちゃんと機能しなくなれば、取引先やユーザーに迷惑をかけてしまい、損失が生じるリスクもあるのです。

保守作業のプロに任せることで、ホームページを常に良好な状態に保てます。突発的なトラブルが起きたとしても、プロに依頼していれば迅速な対応を期待できるでしょう。

どこまで外注するのか範囲を決めておく

ホームページの保守を外注する際にはどの範囲の作業まで任せるのか事前に決めておきましょう。保守作業をすべて任せると外注費用が高くなります。できるだけ外注費を抑えたいならば、自分たちでできる部分は自社で対応した方が良いです。

保守作業について専門的な知識を持つスタッフがどの程度いて、どのくらいの範囲まで保守作業に対応できるか洗い出してみましょう。自社ではリソースやノウハウが不足していて対応できない部分を外注で補うというやり方であれば、外注費を節約できます。

また、外注で依頼したい作業範囲を明確にすることで正確な見積もりをもらえるでしょう。

外注する場合はホームページの保守管理に関する実績を確認しておく

外注先を選ぶ際にはホームページの保守管理に関する実績を確認しましょう。きちんとした実績のある外注先に依頼しないと後悔します。ホームページの保守管理には専門的な知識が要求されるため、信頼できる外注先を選ぶことが大切です。

ホームページの保守管理においては、サーバーやドメイン、CMSに精通していることが重要になります。実際に担当者と話をしてみて、上記の分野についてきちんと知識があるか確認しましょう。

また、ホームページの保守管理を請け負ってきた年数に注目することをおすすめします。たとえば、10年以上の実績がある場合は、きちんとノウハウがあり、信頼できる業者であると判断できるでしょう。保守管理のサービスを始めたばかりの業者は信用できません。

この記事の監修者

永田達成

永田達成

TATSUNARI NAGATA / 代表取締役

株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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