ホームページの作成は業者に依頼する場合と自社内で作成する2パターンに分かれます。今回は自社内で作成する場合にどのようなホームページの作成ツールを利用すれば良いかツールのメリット、デメリット、ツールを利用するおすすめの人について詳しく解説していきたいと思います!
もちろんホームページの作成ツールを使ってホームページの作成業者に依頼ことやホームページの作成業者自身が以下の様なツールを使ってホームページの作成をする場合がありますので、その点含め自社に応じたホームページの作成ツールを選んでみてはいかがでしょうか。
WordPress(ワードプレス)
WordPressは、現在世界中で広く利用されているオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。
コンテンツ管理システム(CMS)とは、ウェブサイトの内容をデータベース上で一元管理し、ウェブブラウザ上で手軽に更新できるシステムのことです。少し難しい説明になってしまいましたが、HTMLやCSSなどの専門知識なしに、サイトを編集できるシステムのことです。
CMSの中でもWordPressはメジャーな存在です。
近年のサイト制作でもよく利用されており、全サイトの約6割がWordPressで作られているという説も。
WordPressは、もともとブログ機能に特化していましたが、現在では高い拡張性を備え、企業サイトやポータルサイトなど、さまざまな用途で利用されています。ブログを更新するような感覚で編集できるため、誰でもサイトを簡単に作成・更新できるのが最大の魅力でしょう。
また、テーマやプラグインといった拡張機能もWordPressの特徴の一つ。
それらの組み合わせで、高度なカスタマイズができるほか、SEO対策やECサイトの開設も可能です。
テーマやプラグインは有料のものが多いですが、無料のものも多数展開されているため、必要な機能を検索してみることをおすすめします。
WordPressを利用するメリット
WordPressのメリットは、主に以下の4点です。
- 無料で利用でき、初期費用がかからない
- 定番のCMSなので拡張性、柔軟性に優れている
- テーマやプラグラインが充実している
- SEO対策が行いやすい
無料で利用でき、初期費用がかからない
WordPressの最大の魅力は、無料で利用できる点です。初期費用がかからないため、リスクを抑えてサイト運営を始められます。特に予算が限られている個人や中小企業においては、大きなメリットとなるでしょう。(サーバー代やドメイン代が別途かかる場合もあります)
定番のCMSなので拡張性、柔軟性に優れている
コミュニティやネット検索をすると非常に多くの情報があり、自分と同じような問題を抱えて解決している事例を掲載していることが多くありますので問題解決にも繋がります。
テーマやプラグラインが充実している
WordPressは世界中で普及しているCMSの1つ。
比較的安定したシステムとなっており、拡張性と柔軟性にも優れています。テーマやプラグインといった拡張機能が充実しており、ビジュアル面でもコンテンツ運営面でも、幅広いカスタマイズが可能。そのためデザインや機能性にこだわりたい方におすすめです。
SEO対策が行いやすい
WordPressは、検索エンジン対策に適した構造となっているのも大きな強みです。
SEO向けのテーマやプラグインも多数提供されているため、検索結果で上位を狙いたい際におすすめのCMSです。
WordPressを利用するデメリット
- サーバーやドメインの準備が必要なケースが多い
WordPressだけで運営することも可能ですが、機能が制限されてしまいます。そのため、レンタルサーバーを借りて運用することをおすすめします。
この場合、サーバー代やドメイン代が必要になることも。
サーバーによっては、
- サーバー代割引キャンペーン
- WordPress設置代行
などのサービスがあるため、それらを利用することをおすすめします。
WordPressを利用するおすすめの人
WordPressは以下のような方々におすすめです。
- 個人でブログやサイトを作成したい人
HTMLの知識がなくても簡単にサイトが作れ、無料で運営できるため気軽に始められます。自分の趣味や特技を発信するブログや、ポートフォリオサイトの作成にもおすすめです。
- なるべく安価で企業サイトを作り、情報発信をしたい人
ブログ感覚で記事更新ができるため、外注せずに自社だけで行いやすいためおすすめです。サイト作成・更新にかかるコストを抑えられるでしょう。
- コンテンツマーケティングに力を入れたい人
WordPressは、コンテンツマーケティングに力を入れたい人にもおすすめなツールです。SEO対策に関するプラグインも充実しており、コンテンツSEOに特化した有料テーマを利用することで時短も可能。
WordPressはホームページの作成業者も多く利用しておりホームページ全体の半数以上がWordPressで制作されています。またセキュリティ対策に関してもプラグイン等を利用することである程度のセキュリティを保つことができる為、まず導入を検討するホームページ作成ツールになります。
ただ作成にはPHP、CSS等の専門的なプログラムが必要となりますのでその点は注意が必要です。
Wix(ウィックス)
Wixは、世界中で2億5,000万人以上のユーザーに利用されている、サイト構築プラットフォームです。
HTMLやCSSの知識がなくても、ドラッグ&ドロップ方式で手軽にウェブサイトを作成できます。かと言ってシンプルなサイトしか作れないという訳ではありません。
選べるテンプレートは900種類以上。
テンプレートは業種によって分類されており、ビジネスカテゴリだけでも
- 広告代理店向け
- 工務店向け
- ペットビジネス向け
等に分けられています。
細かな業種カテゴリの中から選ぶことで、よりビジネスに適したデザインを選べるでしょう。また、テンプレート内でもドラッグ&ドロップで配置等を変えることができます。
そのためオリジナリティのあるサイトデザインも可能です。また、レスポンシブデザインにも対応済み。
スマホやタブレットからも見やすいよう、自動で調節してくれます。後述しますが、マーケティング機能もいくつか実装されているため、個人のほか中小企業で利用している事例も多いそうです。
有料プランでは、
- ネットショップ構築
- 予約システム
- ライブチャット
など、ビジネス向けの幅広い機能が使えるようになります。
併せて、広告の非表示やメールマーケティング機能などといった機能も。また、AIを搭載したFacebook&Instagram広告ツール、メルマガ配信機能など、集客に役立つマーケティングツールが充実しているのもWixの特徴です。
それらのサービスを個別で契約しても良いですが、それぞれ契約するとなると手間や時間もかかってしまいます。WixではWix内でビジネスに使いたいツールが完結しているためスムーズに機能を使い始められます。
SEO対策についても設定可能。
検索結果ページからのアクセス増を狙いたい方にもおすすめです。
Wixを利用するメリット
Wixのメリットは以下の通りです。
- HTMLの知識がなくても洗練されたデザインが可能
- 無料で利用可能なプランがあり、初期費用がかからない
- スマートフォン対応のレスポンシブデザインに対応
- 豊富なビジネス機能とアプリでECサイト構築や予約システムなどにも対応
- 専用アプリでスマホからサイトを管理できる
Wixは、他の無料サイト作成サービスの中でもビジネスに強い印象がうかがえます。
標準で利用できるテンプレートは900種類以上。業種別におすすめテンプレートが分類されているため、デザインの知識がなくとも、適したテンプレートを選びやすくなっています。
レスポンシブデザインに対応しているのもメリットでしょう。近年はスマホやタブレットでサイト閲覧するユーザーが増えてきているため、レスポンシブデザインは取り入れておきたい機能の一つ。
細かな設定を行わずに自動で適応されるため、時短にも繋がります。またWixでは、専用のアプリを利用すれば、スマートフォンからもサイトの管理・編集が可能に。
問い合わせにも迅速に対応できるようになるでしょう。外出中に記事を更新したいブロガーやクリエイターにもおすすめです。
Wixデメリット
- Wixの広告が無料版では常に表示される
無料版では、Wixで作成されたサイトであることを示す文言が上部や下部に表示されます。表示面積は少ないですが、気になる方もいるかもしれません。
そのような場合は有料プランに切り替えて、非表示にすることをおすすめします。
Wixがおすすめの人
- スマートフォンにも対応したサイトが欲しい人
- 簡単な操作で高機能なサイトを作成したい人
- コーディングやデザインに時間をかけず、洗練されたサイトを作りたい人
- ECサイトや予約システム、チケット販売など特殊なサイトも作りたい人
- マーケティング機能を活用して集客したい企業
Wixはノーコードで作成できるホームページ作成ツールの為、専門的な知識が不要になります。またテンプレートデザインも豊富で自社に合ったデザインを利用することで比較的簡単にホームページを作成することができます。
ペライチ
ペライチは、日本企業が運営する無料のホームページ作成ツールです。
シンプルでカスタマイズしやすいテンプレートデザインが豊富で、初めてホームページを作成する個人や小規模事業者向けのサービスとなっています。
これまでご紹介してきたサービスの中でも、作成が比較的簡単なのが特徴です。
まずは利用目的に合わせてテンプレートの中から好みのデザインを選びます。次に、そのテンプレート上にテキストや画像を自由に配置・編集していきます。
最後にサイトを公開すれば、ホームページの完成です。パソコン操作に慣れている方であれば、数時間でサイト公開できるでしょう。
そういった点から、ペライチは個人サイト向けに思われるかもしれませんが、ビジネス用途としても利用できます。
テンプレートは、
- 教育系
- セミナー系
- レストラン系
など、業種ごとに分類されています。
それらの中からテンプレートを選ぶことで、ビジネスの目的を達成するのに適したサイトを作れるでしょう。
また、問い合わせフォームや決済・予約システムなどの機能も追加可能となっており、目的に応じた高機能なサイトが手軽に作れます。無料の「フリープラン」ではペライチの広告が表示されますが、「ライトプラン」以上に移行すれば広告非表示が可能です。
ライトプランなら3ページまでの作成が可能で、さらにレギュラー、ビジネス、プロフェッショナルプランと、ニーズに合わせて有料プランを選ぶこともできます。
「イベント集客のためにサイトが欲しい。イベント終了後は活用するつもりはない」といった場合は、ペライチの無料プランを、LP(ランディングページ)のように活用するのも良いかもしれませんね。
一方で、企業サイトのように問い合わせページや商品概要等、いくつかのカテゴリを利用する際は有料プランの方がおすすめです。ビジネスプラン以上にすると、予約システムやメルマガ機能も使えるようになります。
LP:ユーザーが検索結果やメールのリンク、広告バナーなどからアクセスした際に最初に表示されるサイトのページを指します。集客や購買を促すために、縦長の1ページに情報をまとめたサイトを指すこともあります。
ペライチを利用するメリット
- 無料で利用できる
- 初心者でも簡単に操作できる
- デザインテーマが豊富
ペライチの魅力は、誰でも無料で手軽にサイトが持てる点です。
インターネットに接続できる環境さえあれば、すぐにサイト作成を始められます。操作もシンプルなため、HTMLやCSSなどの知識は必要ありません。
誰でも気軽にサイトを持つことができます。
また、デザインテーマが豊富なのもメリットの一つ。業種ごとにおすすめのテンプレートが表示されるため、ビジネスの目的に合わせたデザインをすぐに適用できます。
特に集客したいイベントや商品が定まっている場合は、無料プランでもLPとして活用することで申し込み増加にも繋げられるでしょう。
ペライチの利用者からは
- 販売から数日で数十万円の売上を達成できた
- 顧客管理の工数を省くことができた
- 予約対応の業務が減った
といった声が寄せられています。
ペライチを利用するデメリット
- 無料プランだと容量やページ数に制限がある
ペライチは無料プランだと、1ページまでしか編集できません。
また、ペライチの広告が表示されます。そのため、企業サイトやECサイトとして活用するには不向きでしょう。
そうした用途で使いたい場合は、有料プランや他サービスの検討をおすすめします。
ペライチがおすすめの人
- 手軽に自分のホームページを持ちたい人
- イベントやパーティーの案内サイトを作りたい人
- 限られた予算でウェブサイトを持ちたい人
- LPを作りたい人
ペライチを使って本格的なコーポレートサイトなどを作成するには不向きです。ペライチで手早くLPを作成したい時に効果的ですので用途に応じて利用することをおすすめします。
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdo(ジンドゥー)は、KDDIウェブコミュニケーションズが運営するオンラインホームページ作成サービスです。
2007年にドイツで誕生し、2009年に日本語対応が始まりました。現在は世界170カ国以上で320万人以上のユーザーが利用しています。
Jimdoの最大の特徴は、専門知識が一切不要でブラウザ上の直感的な操作だけでサイトが作れる点。公式キャッチコピーの「Click & Type!」が示す通り、画面をクリックして文字を打つだけの簡単操作でサイトを作ることができます。
また、40種類以上のテンプレートが用意されているので、作りたいサイトの用途に合わせて最適なデザインを選べるのも特徴の一つ。ビジネス向け、個人ブログ向け、ポートフォリオ向けなど、幅広いニーズに対応できるバリエーションがあります。
また、テンプレートはレスポンシブWebデザインに対応しているため、自動でスマホ対応されます。近年はスマホやタブレットからサイトを閲覧するユーザーが過半数。
そのためレスポンシブデザインが自動適用になるのはメリットと言えるでしょう。
Jimdoのサイト作成は「AIビルダー」と「クリエイター」の2つのモードで行えます。
AIビルダーでは、ユーザーの指示に従い、AIがサイトを自動生成してくれます。レイアウトや配色もAIが提案してくれるため、サイト作成が全くの初心者の方でも簡単に操作できるでしょう。
一方、クリエイターはJimdoのページビルダーを使って自由にカスタマイズできるモードです。HTMLやCSSにも対応しており、プログラミングスキルがある方ならさらに高度な調整も可能です。
デザインテーマを適用した上で、ページごとにレイアウトや背景、コンテンツの配置をドラッグ&ドロップですべて自在に設定できるのがメリットです。
サイト形式も多岐にわたっています。通常のホームページはもちろん、ブログやオンラインショップも作成可能。動画埋め込みやSNSシェア機能などの機能も充実しています。
また、オンラインショップにはPayPal、Stripeなど主要な決済システムを組み込むことができ、管理や注文管理なども可能です。無料でここまで多機能のサービスはあまりないでしょう。
機能すべて使いこなせるか不安な場合は、公式サイトから「プロに任せる」プランに申し込みが可能です。作成や更新にかかる時間を本業に充てられるため、忙しいビジネスパーソンにおすすめです。
(一括の場合、料金は298,000円~。月々の分割支払いも可能となっています)
Jimdoを利用するメリット
- 初心者でも簡単に操作できる
HTMLやCSSなどの専門知識が一切不要で、ブラウザ上の直感的操作だけでサイトを作ることができます。また、AIビルダーモードを利用することで、より簡単にサイトを作れるでしょう。
- 高度なカスタマイズも可能
クリエイターモードではHTMLやCSSコーディングが可能で、さらに高度な調整ができます。プロに作成を依頼することもでき、デザインや機能にこだわりたい方におすすめです。
- SEO機能とアクセス解析に対応
作成サイトのSEO設定が可能で検索上位表示を狙えます。また、Googleアナリティクスなど外部ツールを連携できるのもメリットでしょう。
Jimdoを利用するデメリット
- 無料プランでは容量制限があり、Jimdoの広告が表示される
無料プランでも500MBの容量が提供されているため、個人ブログやポートフォリオサイト程度であれば十分活用できます。ですが、ページ数が5ページまでと、容量に制限があるのがデメリットと言えるでしょう。そのため、本格的な事業やサイト運営を行う場合には有料プランへの移行をおすすめします。
Jimdoがおすすめの人
- 自身のホームページを持ちたい個人
- ポートフォリオサイトを作りたいクリエイター
- AIにデザインや配色を提案してもらいながらサイトを作りたい人
- 月額支払いでサイトを持ちたい企業
Jimdoも無料版では広告が表示されてしまいますので本格的なホームページを作成したい方は有料版の利用をおすすめします。
Goope(グーペ)
Goopeは、専門知識不要でホームページを作成できるサービスです。
運営は、レンタルサーバー「ロリポップ」や「ヘテムル」でも知られるGMOペパボ。長年ウェブサービスの分野で実績がある企業です。
Goopeの魅力は、誰でも簡単にホームページが作れる点です。
あらかじめ用意されたテンプレートを選んで、指示に従って必要な情報を入力するだけで、ホームページが完成します。HTMLやCSSなどのプログラミング知識は必要ありません。
テンプレートは、クリニック向け、美容業界向けなど業種によって分類されているため、自社に適したものを選びやすくなっています。
また、先ほどはHTMLやCSSの知識は必要ないと解説しましたが、それらをつかって直接編集し、オリジナルのサイトデザインにすることも可能です。
また、パソコンからだけでなく、スマートフォンからも更新できます。外出先でも気軽に問い合わせ内容を確認したり、記事を更新したりできるでしょう。
作成したサイトは、独自ドメインの取得も可能。
この際のドメイン取得手続きや設定はGoopeが代行してくれるので、数クリック行うだけなので、手軽なのもGoopeの特徴でしょう。(独自ドメインは別途料金がかかります)
機能面も充実しています。
お問い合わせフォームやショッピングカート、PayPal決済、Googleマップ、SNS連携、アクセス解析など、ビジネスをする上で役立つ機能がデフォルトで装備されています。また、スタッフ紹介ページや、フォトアルバム、カレンダーなども標準搭載されているため、ブログで情報発信したい方にもおすすめです。
Goopeを利用するメリット
Goopeのメリットは以下の通りです。
- 誰でも簡単にホームページが作れる
- 業種によって最適化されたテンプレート
- スマートフォン対応
- 情報発信力が高まるメディア機能
- 手軽に独自ドメインが取得できる
- Webに強い運営企業
それぞれの項目をご紹介します。
- 誰でも簡単にホームページが作れる
プログラミングスキルは一切不要。テンプレートに沿って指示通りに入力するだけで、最短15分でサイトが完成することも。
そのため、すぐにサイトを整備したい方におすすめです。
- 業種によって最適化されたテンプレート
業種に特化したデザインのため、ビジネスに繋がりやすいサイトを簡単に作れるのもメリットの一つ。コーディングをしてオリジナリティを出すことも可能です
- スマートフォン対応
作成したサイトは標準でスマホ対応のレスポンシブデザインに設定されています。
また、スマホやタブレットからも更新できます。
- 情報発信力が高まるメディア機能
フォトアルバム、求人ページ作成、スタッフ紹介ページ、イベントカレンダーなど、情報を発信しやすいメディア機能が備わっているのも大きな強みです。
- 手軽に独自ドメインが取得できる
有料の「独自ドメインオプション」を契約すれば、信頼性の高いドメイン取得が可能です。手続き設定は全てGoopeが行ってくれます。
- Webに強い運営企業
Goopeの運営企業は、GMOペパボ。大手レンタルサーバー事業を手掛けているため、安定性が期待できます。
Goopeを利用するデメリット
無料プランが存在しない
他サービスの多くに無料プランがあるのに対し、Goopeには無料プランがないのがデメリットです。ですが15日間の無料お試しサービスが提供されているため、利用してみるのも良いかもしれません。
また、特定の商工会に入会していると、無料でGoopeを利用できる特典がある場合も。(京都府商工連合会、群馬県商工連合会、富山県商工連合会など)
Goopeがおすすめの人
- パソコン操作が苦手な方
- HTMLやプログラミングに不慣れな方
- Goopeの無料利用ができる商工会に加入されている方
- テンプレートデザインさえ良ければ、高度なカスタマイズは不要な方
Goopeを利用する方はとにかくホームページが欲しい方、特にこだわりがなく名刺代わりのホームページで問題ない方はGoopeがおすすめです!
STUDIO(スタジオ)
STUDIOは、ノーコードによるWebサイト制作を可能にするCMSサービスです。
日本企業により運営されているサービスで、STUDIOを使ったWebサイト数は2024年5月時点で100,000件以上。利用者数や45万人を超え、大手企業や国立大学も利用しています。
コーディングは一切不要で、直感的な操作性がSTUDIOの魅力の一つ。画面上でマウス操作を行うだけでWebサイトを簡単に作成できます。
基本的な操作は、ドラッグ&ドロップです。
テキストを入れたい場合は「テキストツール」を選択し、配置したい場所に移動させるだけです。写真や動画を挿入したい場合も同様に、対応するツールを選び、ドラッグ&ドロップで簡単に実行できます。
他のサイト作成サービスよりも、シンプルで直感的な編集画面が特徴となっています。テンプレートも豊富なため、手軽に洗練されたデザインのサイトを作りたい方におすすめです。
SEO対策も自動で最適化されるのも特徴の一つ。専門知識がなくてもWeb集客がしやすいサービスとなっています。また、作成したWebサイトは常に最新状態でプレビューが閲覧できます。
PCやスマートフォンなど、端末ごとの違いを確認しながらデザインを調整できるため利便性も高いのが特徴です。加えて、自動でレスポンシブデザインに対応しているため、スマホやタブレットに合わせてデザインを組み直す手間が必要ありません。
そのほか、STUDIOの特徴はCMS機能が豊富な点です。
記事の予約投稿や、フォームの作成、アクセス解析機能なども利用可能。コーポレートサイトのほか、オウンドメディアやブログ運用にも向いているサービスと言えるでしょう。
よりデザインにこだわりたい方は、有料テンプレートもおすすめです。STUDIO公式サイト内では、プロのデザイナーが手掛けたテンプレートを購入できます。
コーポレートサイトや採用サイト、ランディングページなど、ビジネスの用途に応じたデザインが充実しており、クオリティの高いWebサイト制作が可能となっています。
STUDIOを利用するメリット
STUDIOのメリットは以下の通りです。
- コーディング不要でWebサイト制作が可能
- 直感的な操作で初心者でも使いやすい
- クオリティの高いデザインテンプレートを利用できる
- サポートが充実している
- コーディング不要でWebサイト制作が可能
- 直感的な操作で初心者でも使いやすい
ドラッグ&ドロップでサイトのデザインを変えられるので、パソコンにあまり慣れていない方でも編集がしやすいのがSTUDIOの特徴の一つ。
画像の配置や文字色、段落の幅等も簡単に変えられるため、有料テンプレートを使わなくとも、好みに合ったサイトを作りやすくなっています。
- クオリティの高いデザインテンプレートを利用できる
デザインにこだわりたい方のために、有料テンプレートが提供されているのもSTUDIOの特徴です。
ビジネス用途に合わせたクオリティの高いサイトを簡単に作成することができます。
- サポートが充実している
STUDIOは国内企業が運営しています。
そのため、問い合わせもしやすく、サポートも充実している印象です。公式コミュニティも開設されており、ユーザー同士で使い方や改善点を意見交換できます。
コミュニティ内でQ&Aまとめや不具合情報も確認できるため、操作に自信が無い方も安心して利用できるでしょう。
STUDIOを利用するデメリット
- 無料プランでは独自ドメインやGoogleアナリティクスとの連携ができない
- スマホからは更新ができない
他のサービスにも言えることですが、無料プランだと制限があります。
コーポレートサイトとして運用するのであれば、独自ドメインを使いたいという方も多いでしょう。また、SEO集客をしているのであれば、Googleアナリティクスがあったほうが利便性が高くなります。
両者を無料プランだと活用できないのが難点と言えるでしょう。一方で、そうした機能が必要ないと考える個人サイトやポートフォリオサイトであれば、無料プランでも十分活用できるはずです。
また、スマートフォンやタブレットから更新できないのも不便に感じる方もいるかもしれません。
STUDIOがおすすめの人
- HTMLやCSSなどの専門知識がない方
- コストを抑えて、洗練されたWebサイトを手軽に作りたい方
- 直感的な操作が好みの方
- シンプル、ミニマルなデザインが好みの方
STUDIOはおしゃれでかつ、専門的な知識が不要でホームページを作成したい人向けのホームページ作成ツールになります。ツールの中でも比較的人気の部類で飲食店やエステサロン、美容室などのホームページで良く利用されています。
お問い合わせ先も日本の法人が対応していますのでその点でも安心と言えます。
Googleサイト
Googleサイトは、Googleが提供するWebサイト作成ツールです。
HTMLやCSSなどの知識がなくても、誰でもドラッグ&ドロップで無料でサイトを作成できるのが特徴。
操作方法は、プレゼンテーションソフトのパワーポイントのように、画面上でテキスト・画像・動画・地図・グラフなどさまざまなコンテンツをドラッグ&ドロップで自由に配置していくだけです。
レイアウトの変更も自在に行え、スライドを追加するように新しいページを増やせるため、複数ページからなるサイトも作成できます。
デザインテンプレートも提供されており、法人向けのビジネステンプレートから個人クリエイターのポートフォリオに適したもの、飲食店向けのテンプレートなど、目的や好みに合わせて選べます。
テンプレートを選んだ後も、色やフォントなどを細かく設定していけば、ある程度までオリジナリティを出せるのが魅力です。作成したWebサイトは、Googleドライブ上に自動的に保存されるのもGoogleサイトならではの特徴。
クラウドに保存されるので、いちいち保存する手間がなく、PCを変えてもデータが引き継げるのもメリットでしょう。
また、他のGoogleサービスと連携できるのも大きな特徴です。
例えば、GoogleマップやGoogleフォトのアルバム写真などを自由に埋め込めます。特に、店舗運営をしている場合はGoogleマップを使うことで、お店へのアクセスをよりわかりやすく表示することができます。
Googleドキュメントやスプレッドシートのように、共同編集できるのもGoogleサイトの特徴です。リアルタイムで複数人で作業を進められるため、効率的にサイト制作ができるでしょう。
Googleサイトのメリット
Googleサイトのメリットは以下の通りです。
- パワポスライドを作る感覚でサイトを作れる
- Googleサービスとの連携で写真・地図などを組み込める
- 複数人での共同編集が可能
- Googleドライブに自動保存される
- パワポスライドを作る感覚でサイトを作れる
パワーポイントのスライドを作るように、直感的な操作でサイトを作成できます。
HTML等の専門知識は不要なので、誰でも簡単に始められるでしょう。
- Googleサービスとの連携で写真・地図などを組み込める
GoogleフォトやGoogleマップなどのGoogleサービスと連携可能。サイトに合った写真や、わかりやすい地図を簡単にサイトに挿入できます。
- 複数人での共同編集が可能
複数人で同時に編集できるので、チームでの作業もスムーズ。
リアルタイムで情報が反映されるため、効率的にサイトを作れるでしょう。
- Googleドライブに自動で保存される
作成したサイトは自動的にGoogleドライブに保存されるので、データ消失しにくいのも特徴です。
Googleサイトのデメリット
- サイトマップの階層が5階層までに制限される
- SEO向けの機能がない
Googleサイトはシンプルで使いやすいのが魅力ですが、一方でカスタマイズ性が乏しいのがデメリットです。
また、サイトマップも5ページまでと制限があるのもデメリットかもしれません。そのほか、SEO向きの機能が乏しいのもデメリットと言えるでしょう。Web集客目的でサイトが欲しいなら、ほかのサービスの方がおすすめです。
一方で、「サイト集客はしない。形だけでもサイトが欲しい」、「イベントの内容を参加者に共有するページが欲しい」など、簡易的なサイトを希望している場合はGoogleサイトで効率的に作ることができるでしょう。
Googleサイトがおすすめな人
- HTMLなどの知識が一切なく、プログラミングできない人
- デザインにはこだわらず、シンプルな見た目で良い人
- 複数人でリアルタイム編集したい人
- すぐにWebサイトが欲しい人
- Googleサービスを活用したコンテンツを作りたい人
Googleが提供する無料のホームページ作成ツールで(無料での利用は制限あり)Googleが提供するGoogleMap(マイビジネス)との連携も可能であり手早くホームページを作成したい方にはおすすめのホームページ作成ツールです。
まとめ
以上、ホームページを作成する際に利用したいホームページ作成ツールの紹介になります。この中でWordPress、Wix、STUDIOはホームページ作成業者も多く利用しており、ネット上にも多数の利用方法や活用方法が公開されています。
自社で作成するもよし、ホームページ作成業者に特定のツールを使った依頼するのもよし、お好みのホームページ作成ツールでホームページを作成してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
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