企業がブログ・コラムを運用するメリットは?注意点と集客のコツも解説しますお知らせ

企業がブログ・コラムを運用するメリットは?注意点と集客のコツも解説します

「自社のブログを作ろうと思うけど、集客に効果ある?」
「集客のためにブログを始めてみたいけど、注意点は?」
「コラムの配信で集客をしていきたいがコツは?」

今回は、企業がブログ・コラムを運用するメリットをご紹介します。
メリットは主に、

  • 集客につながる
  • 社内教育に活用できる
  • ブランディングになる
  • 広告費を削減できる

の4つ。それぞれの内容と、運用の注意点と集客のコツも併せてチェックしてみてください。

企業がブログ・コラムを始めるメリット

企業がブログ・コラムを始めるメリット

企業がブログ・コラムを始めるメリットはいくつかあります。集客のほか、社内教育に繋がることも。それぞれ項目をみていきましょう。

集客効果がある

ブログ・コラムを運用すると集客に効果があります。

SEO対策を行ったブログ・コラムは検索結果で上位表示されやすくなります。上位表示のサイトほどユーザーからアクセスされる可能性は高いのが一般的。そのため、ブログ・コラムを運用することで集客に繋がるのです。

SEO対策にもいくつか種類がありますが、ブログ・コラムを利用するものは主に「コンテンツSEO」と呼ばれます。以下でコンテンツSEOの事例を紹介しているので、見てみてくださいね。

「コンテンツSEOの事例を紹介!2023年の動向と成功の秘訣とは!?」

関連記事

今回はコンテンツSEOを行なっているサイトの事例を6つご紹介します。 コンテンツSEOを始めようと思っていても、「内容をどうしたらいいのかわからない」「BtoBでも効果はある?」と疑問に感じる方も多いかもしれません。SEOは複雑な内容も多[…]

社内教育になる

ブログ・コラムは、外注せずに自社だけで運用することも可能です。そうすることで、社内教育に繋がることも。
集客に効果的なコンテンツを作成するには、

  • 自社サービスや商品に関する理解
  • ユーザーの理解

が必要不可欠。社内でブログ・コラム運用を行うことで、そうした知見が身につきます。

それはブログ・コラム運用の業務から離れたとしても、他の業務で活かせるでしょう。

実際に、新入社員の研修にブログ・コラム更新を用いている企業も。また、社員が業務で培った技術(デザインや業務効率化など)をブログ・コラムで発信しているところもあります。研修にかかる費用も削減できるため、こうした副次効果を狙いながらブログ・コラム運用を始めるのも良いかもしれませんね。

ブランディングに繋がる

ブログ・コラムを運用することで、ブランディング効果も期待できます。

ブランディングは、その企業やサービス・商品の「らしさ」を演出して売上増を狙う戦略。商品・サービスの特徴やブログ・コラムの内容のほか、ロゴマークやマスコットキャラ、配色などでブランディングに繋がります。

ブランディングが上手くいくと、ユーザーの課題解決の選択肢に入りやすいのがメリットです。例えば、「ランチの時間が短いから、すぐ食べられるお店に入りたい」と思ったとしましょう。その時、

  • マクドナルド
  • 吉野家
  • なか卯

などが選択肢に挙がった方もいるのではないでしょうか。

ブランディングがなされていると、こうしてユーザーの頭の中に思い浮かびやすくなります。ブログを始めてすぐにそうした効果を得るのは難しいかもしれません。ですが、ブランディングを意識して更新を継続することで、

  • 〜の情報を知りたいから○○のサイトを見よう
  • ○○社の商品を買ってみよう

と、お客様にイメージしてもらえる可能性が高まるはずです。

広告費を削減できる

ブログ・コラムで集客ができるようになると、広告費を削減できます。中小企業の年間広告費の平均は

  • 売上高5,000万円以下の企業 年間29万円
  • 売上高5,000万〜1億円以下の企業 年間65万円
  • 売上高1億円超の企業 年間229万円

とされています。
(参照:「【自主調査】中小企業の広告宣伝費用はどのくらい?調査データを大公開!」https://www.best-hp.jp/univ/koza-category/course/40/)

【自主調査】中小企業の広告宣伝費用はどのくらい?調査データを大公開!

ブログ・コラムは、Word Pressやnote、はてなブログ・コラムなどを使えば、維持費は年間2万円以下で済むことも。投稿に時間と手間はかかりますが、その分広告費の削減に繋がるはずです。

ブログ・コラムの注意点

ブログ・コラムにはメリットだけでなく、注意点もあります。以下2点をそれぞれみていきましょう。

炎上のリスクがある

ネットでコンテンツ発信をすると、炎上するリスクもあります。個人だけでなく、企業も炎上し問題になることもしばしば。企業への好感度が下がったり、謝罪会見が必要になったりすることもあります。予防するためにも、

  • コンテンツ投稿前にダブルチェックをする
  • これまでの炎上事例を確認する
  • 社内ガイドラインを作成する
  • Googleのガイドラインを守る
  • ステマやモラルに反した行為はしない

など、対策をしておきたいですね。

時間と労力がかかる

ブログ・コラムを始めたらすぐに集客効果が出るとは限りません。最短でも6ヶ月は様子をみた方が良いでしょう。(SEO業者も効果が出るまで6ヶ月は契約するよう定めているところが多いです)

競合が多かったり、コンテンツの配信量が少なかったりする場合は、集客を実感できるまでに1年以上かかることもあります。そのため、「ブログ・コラムを始めたけど効果なかった」と1ヶ月で止めてしまわずに、最低でも6ヶ月は運用したいですね。

ちなみに、「時間がかかるなら、ネット広告にしようかな」と考える方もいるかもしれません。ネット広告は、ブログ・コラムでSEO対策するよりも集客効果を速く実感できるでしょう。

ですが、広告を止めてしまえば、効果はなくなってしまいます。広告を出稿し続けるとすると、年間数十万円は必要になるでしょう。(広告の種類によって料金は異なります)

その点ブログ・コラムでSEO対策をすると、数ヶ月以上に渡って上位表示されるケースも。ブログ・コラムの方が時間がかかりますが、その分リターンもあります。どちらが企業の集客に繋がるかはケースバイケースですが、広告費をカットしたいのであれば、ブログ・コラムを検討してみるのもおすすめです。

企業ブログ・コラムで集客するための5つのポイント

企業ブログ・コラムで集客するための5つのポイント

闇雲に更新するだけでは、ブログ・コラムから集客するのは難しいです。そこで、集客するために知っておきたいポイントを5つご紹介します。

目的を決める

企業でブログ・コラムを運用するといっても、目的は多岐に渡ります。

目的が多いほど、効果が薄くなってしまうリスクも。そのため、より具体的に目的を設定しましょう。
「企業ブログ・コラムで集客する」よりも、「ブログ・コラムからの問い合わせを10件増やす」、「アクセス数を20%増やす」など、数値を入れて具体化するのがおすすめです。

その目的(KGI)に沿って、次はKPIを設定していきましょう。そうして目的達成までの道のりが明らかになることで、とるべき施策も明確になります。
外注する際にも、目的が明らかなほうが、業者から具体的な施策や見積もりを出してもらえるでしょう。

そのため、ブログ・コラム運用前に目的を明らかにすることをおすすめします。

ペルソナの把握

続いて重要なのが、ペルソナの把握です。

ペルソナとは、その商品やサービスを使うであろうユーザー像のこと。「ターゲット」と似ていますが、ペルソナの方がより具体的です。
例えば、ターゲットの場合は「30代女性」とざっくりしたものが多いです。これをペルソナにするには、

  • 32歳
  • 女性
  • 未婚(パートナーあり)
  • 年収380万円
  • アパレル企業正社員 総合職
  • 電車通勤
  • 使っているSNS Instagram、Pinterest
  • よくみる雑誌 VOGUE、PRESIDENT、LDK

等のより細かな項目を追加していきます。

このペルソナの理解がなぜ大事かと言うと、Googleはユーザーファーストのコンテンツほど検索結果で上位表示する傾向があるからです。

ユーザーファースト(ユーザー第一)のコンテンツを作るには、ユーザーを理解する必要があります。ターゲットでは、理解するにしても具体性が欠けることも。そのためペルソナを設定した方がユーザーファーストのコンテンツを作りやすいのです。

また、ブログ・コラムに統一感を持たせやすいのもメリットの一つ。同じ用語を説明するにしても、

  • 50代ビジネスパーソンに向けて
  • 小学1年生に向けて

では、使った方がいい文章や文体、紹介する事例も変わってくるでしょう。

ですが、投稿ごとにそれらがガラっと変わってしまうと統一感のない雑なメディアと思われてしまう可能性も。それを予防するにも、ペルソナが役に立ちます。

特に複数メンバーでブログ・コラム投稿をする場合は、ペルソナがあった方が文章に統一感を出すのに便利です。

ブログ・コラムのコンセプトを設定する

ブログ・コラムにはコンセプトも大切です。コンセプトがブレており、投稿ごとに内容が全然違うと戸惑ってしまうユーザーも。

例えば、現在見ている当サイトは、SEOやWEBからの集客をするための情報を発信しています。それが、投稿ごとに今日は福岡のランチ情報、今日は読んだ本の紹介、今日は社員の仕事スケジュール、など情報が雑多に更新されていると、「求めていな情報が少ない」として、離脱してしまう方も多いのではないでしょうか。

そうした事態を防ぐためにもコンセプトは大切です。
コンセプトを決めるには、ユーザーの理解が必須。先ほどのペルソナから、

  • ユーザーが抱えている課題
  • その解決方法
  • 独自性

などを出していき、短い文章にまとめるとコンセプトになります。

  • 吸引力の落ちないただ一つの掃除機 (ダイソン)
  • 朝専用 缶コーヒー (WONDA モーニングショット)
  • 10秒チャージ2時間キープ  (ウィダーinゼリー)

といった、他社サービスや製品のコンセプトを参考にするのもおすすめです。
ブログ・コラムの統一感を高め、読者を増やすためにも、コンセプトを設定してみてはいかがでしょうか。

SEO対策を意識して運用する

「ペルソナに沿ってコンテンツを発信していたら、検索結果で上位になるんでしょ?」
と思われる方もいるかもしれません。確かにそうした事例もあります。ただし、効率的に上位表示を狙うにはSEO対策が必須。

  • Googleのコンテンツガイドラインに従った内容にする
  • タイトルを設定する
  • 見出しタグを設定する
  • 被リンク(他サイトからのリンク)を増やす
  • 最新情報の更新

これ以外にも様々な施策があります。

通常の業務に加えて、これらの施策ともなると負担が大きいと感じる方もいるかもしれません。そうした場合は、SEO業者へ外注するのもおすすめです。月額10-50万円が外注費の相場ですが、「成果報酬型」の契約では上位表示されるまで費用がかかりません。

(最初の内部対策費に料金がかかる場合もあります)

Webからの集客を本格的に行いたいのであれば、そうした業者も検討してみてもいいかもしれませんね。

定期的に情報を更新する

記事は投稿したら終わり、ではなく日々改善していくことが大切です。

  • 投稿して数ヶ月経っても順位が上がらない
  • 表示順位が大幅に下がった
  • 情報が古くなった(最新情報の紹介記事などで)
  • ページの表示スピードが遅い

こうした特徴のある記事は、内容や読みやすさなどを改善していきましょう。

また、順位が大幅に下がった場合は、検索エンジンからペナルティを課されている可能性もあります。そのような際は、以下でペナルティの確認方法や解除のやり方をチェックしてみてください。

「SEO対策でやってはいけない7施策。ペナルティの確認方法と解除のやり方も解説します」

関連記事

「SEOでやってはいけないことって何?」 「ある記事の順位がガクッと下がった」 「サイトが圏外に飛ばされた」 「特定のページが検索に表示されない」 今回はそう感じている方に向けて、SEOでNGとされている施策を7つご[…]

まとめ

今回は企業がブログ・コラムを運用するメリットをご紹介しました。メリットは主に以下の4つ。

  • 集客につながる
  • 社内教育に活用できる
  • ブランディングになる
  • 広告費を削減できる

低コストでweb集客するためにも、この機会にブログ・コラムを始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

永田達成

永田達成

TATSUNARI NAGATA / 代表取締役

株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
永田達成の代表プロフィールはこちら
ウェブコラムでさらに詳しい情報を発信中

ホームページ制作 福岡

ホームページ制作 福岡
株式会社Soelu
福岡県福岡市中央区天神2丁目3番10
天神パインクレスト719号
TEL:050-3558-5864

ホームページ制作・SEO対策・Web集客お任せください!

tel.050-3558-5864 営業時間/8:00~20:00 定休日/日曜日

SEO無料診断

SEO無料診断
簡単入力!30秒で診断依頼! ×

ホームページ制作・SEO対策・Web集客
お任せください

お電話でのお問い合わせはこちら

050-3558-5864
福岡を中心に全国企業のホームページ制作・SEO対策・Web集客を行う株式会社Soeluです。弊社はただホームページの制作するだけではなく、ホームページ制作後のSEO対策・集客・運用に力を入れています。更には、表示速度やレスポンシブ対応・ユーザビリティの向上など常にユーザー目線のUI/UXを考え、Webを通して成果や効果を実感・体感できるホームページの制作を行います。