Google検索セントラルに掲載されているSEO対策に関する成功事例について
2015 年に自社のサイトを Google Search Consoleに登録
最初の1年間はクロールエラーのチェックに集中して問題を修正することで、Googlebot がサイトをクロールして確実にインデックス登録が行われるようにしました。
単純な作業ではありますが、自然検索トラフィックが 15% 増加するという結果が得られました。Saramin では SEO に積極的に投資することで、さらに大きな成果が得られると考えました。
単純な作業ではありますが。エラーチェックを定期的に確認し、改修することを1年間徹底することで自然検索のトラフィックが15%増加する結果となったとGoogle公式のSEO事例で紹介しています。
これは単純にエラーを改修することでユーザービリティの改善が行われ、クリック率の増加や直帰率の改善などが自然と行われた結果と言えるでしょう。
これは2015年に発表されている事例ですが、今この傾向は非常に強くなり、ユーザーが迷うようなサイト構成や詐欺と思わしき動きや誘導を行っているサイトの排除などがかなり進んでいると言えるのではないでしょうか。
SEOのガイドラインを遵守
改善とする指標はSEOガイドラインを遵守することで自然とトラフィックが上がると推測されます。
- Search Console に登録してください。無料でご利用いただけます。アップグレードや有料サービスもありません。サイトに対してクロールの問題やハッキングの兆候などの異常が認められるとアラートが発生します。
- サイトの所有権を追加して確認してください。Search Console にはサイト所有者だけが知っているサイトの情報が表示されるほか、Google 検索でのサイトの表示に影響する可能性のある変更を行えるため、あなたがウェブサイトの所有者であることを証明する必要があります。
- Search Console の基本的な使用方法についてのガイドをお読みください。初心者は通常、Google が問題を検出したことが通知されない限り、サイトの簡単なチェックを月に 1 回実施すれば十分です。
- Google 検索の基本的な仕組みを確認してください。より多くの情報を得られるため、トラブルシューティングが容易になります。
- SEO スターター ガイドをお読みください。このガイドでは、ウェブサイトが Google によって検出、理解され、検索結果に適切に表示されるようになるためのおすすめの方法を紹介しています。多くの情報が含まれていますので、時間をかけてじっくりお読みください。
- SEO の専門家の採用を検討してください。小規模なウェブサイトの所有者の多くは、独自の検索エンジン最適化を行っています。実際、Google のドキュメントを注意深く読めば SEO の専門家になることも不可能ではありません。ただし、一部の小規模なサイトや、ほとんどの大規模なサイトでは、Google 検索でのプレゼンスの改善をサポートする SEO の専門家を採用しています。
現在Search Consoleに新しい機能が追加されより詳しくコンテンツに関する情報を確認することが可能になっています。新しい機能の名称はSearch Console Insightsとなります。
Search Console Insightsとは
Search Console Insights は、コンテンツ クリエイターとパブリッシャー向けの新しいエクスペリエンスです。オーディエンスが自サイトのコンテンツをどのように見つけ、何に興味を引かれるのかを把握するのに役立ちます。この新しいエクスペリエンスは、Google Search Console と Google Analytics の両方のデータに基づいています。
GoogleAnalyticsとの連携も可能でより具体的な検証が可能となります。
Search Console Insightsはどのような検証が可能!?
Search Console Insights は、サイト所有者、コンテンツ クリエイター、ブロガーが自分のコンテンツのパフォーマンスを詳しく把握するのに役立ちます。たとえば、次のような疑問の答えを得るのに役立ちます。
- 最高のパフォーマンスを示しているコンテンツは何か?
- 新しいコンテンツのパフォーマンスはどうか?
- 自分のコンテンツはウェブでどのように発見されるのか?
- 自分のコンテンツにユーザーがアクセスする際、Google で何を検索したのか?
- 自分のウェブサイトとコンテンツをユーザーに紹介しているのは、どの記事か?
従来のSearch Consoleではエラーの改善などを、新しいSearch Console Insightsではより具体的なコンテンツの検証が可能となりますので、より公開的なSEO対策が実施可能となります。
そうなると今後はこれらツールを駆使することが重要で逆に利用しないと競合他社に後れをとる可能性がありますので、Search Console とSearch Console Insightsの利用は順次行っていきましょう。
Search Console Insightsはこちらから確認が可能です。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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