今回説明するMEO対策はSEO対策と同様に店舗の情報を知ってもらうための対策必須の項目となります。飲食店や美容室などの個人客が来店する店舗以外でも無料で対策ができるので、ぜひ対策してみてはいかがでしょうか。
MEO対策とは
Map Engine Optimizationの略称でマップエンジン最適化を指し、ユーザーがGoogleマップ上で目的地を探しやすくなるようにするための対策となります。
SEO対策はSearch Engine Optimizationの略でGoogleやYahoo!の検索エンジンで検索した際に、自然検索で表示される対策ですが、MEOはGoogleMap上で表示される対策となります。
では、なぜMEO対策が必須なのかご説明します。
お店を探す約50%のユーザーがGoogleマップを使用
現在地から近くの店舗やおすすめの施設を探す際に約50%近くの人がGoogleMapを利用するというデータが取れています。
GoogleMap上の検索キーワード
GoogleMapの検索窓に「近くのランチ」や「近くの美容室」「おすすめランチ」などアバウトな文言で検索されるケースが増えています。
「地域名 + キーワード」または「キーワード + 地域名」
「キーワード」と「地域名」を組み合わせて行うローカル検索が約75%以上を占めています。
その他は、現在地から目的地に移動する際に使うナビ替わりや、自分が住んでいる地域外の店舗や風景を見る際に検索するキーワードとなります。
GoogleMapの対策方法
ではどうやったらGoogleMap上で検索上位を獲得することができるのでしょうか?
まずは、無料で店舗の登録ができる「マイビジネス」の申請を!
Googleのアカウントを持っている方であればどなたでも申請が可能です。
申請自体もとても簡単で店舗の名前や住所、営業時間、サイトのアドレス等を必要項目に応じにて入力するのみです。
申請画面はこのような申請画面です。
必要に応じて情報を入力していくだけです。
店舗の電話番号やサイトのアドレスは入力
最後に店舗の所在地確認の為GoogleよりPINコードが送られてきますので、宛名等を入力して郵送物が届くのを待ちましょう!
ハガキでの確認は最大20日程かかりますので、その間はMap上に表示されない状態です。
※電話での承認もあり、その場合は即座にオーナー確認が可能となります。
ここまではGoogleMap上に表示させるための対策であり、ここからがMEO対策となります。
MEO対策は一体どんなことをするの?
本質はSEO対策と変わりませんが、以下対策する項目を設けています。
- 店舗名に地域名や検索キーワードが入っているか
- 店舗情報がきっちり入力されているか
- 口コミや写真の投稿が頻繁に行われているか
- 口コミに対して24時間以内の返信
- その口コミに対し、返信等のアクションが行われているか
- 店舗側から写真の掲載や店舗内のストリートビュー表示が行われているか
- 新しい情報が常に更新されているか
これらが総合的に判断され検索の順位が決まっていると想定されます。
常に新しい情報を発信し、ユーザーが求める情報を掲載する考え方はSEO対策とほぼ変わりはありませんね。
現在では、GoogleMapは多くの方が利用しているツールなので、店舗や施設を経営されてる方であれば必須の対策ではないでしょうか。
また、店舗だけではなく、一企業の対策としても利用されているGoogleMapなので、店舗以外の来店型以外の企業も導入することをお勧めしております。
寄せられた口コミに対してすぐに返信を行う
取り急ぎ事実無根の口コミや憶測での口コミはおやめくださいなどの返信を行いましょう。この際感情的にはならず、あくまでも相手に合わせた大人の対応を行うすぐに返信を行うことが大切です。
また、なぜこの口コミは削除して欲しいのか具体的に明記することが大切であり24時間以内に返信することも大切となります。
以下Googleが発表している内容です。
返信までに要する時間の要件
動画で知るGoogleマイビジネスの使われ方
Google マイビジネス経由のウェブサイト訪問数増加に成功。
日本酒とビールを製造し、レストラン経営も行う石川酒造様。 Google マイビジネスを活用し、検索結果ページに商品写真や営業時間、地図情報などを掲載。 マイビジネス経由のウェブサイト訪問数やユーザーによる経路案内数が増加し、多くのお客様とのつながりを実感できた。
GoogleMapの店舗ストリートビューの実例
弊社が制作を行った一品香甘木店様の店舗内ストリートビュー
この様に店舗に行かなくても、店舗内の雰囲気が分かる為、非常に多くの方が閲覧する機会となります。
一度も行ったことがない店舗でもストリートビューで雰囲気が分かる為、ストリートビューの掲載も必須と言えるでしょう。
また、MEO対策としてユーザーが求める情報を発信している為Googleの検索アルゴリズムにも良い影響を与えるとされています。
これらユーザーが求める情報を常に発信することで、GoogleMapから店舗への集客を行えるのがMEO対策となります。
ほとんどの機能は無料で利用できる為、まずは店舗の登録だけも行ってみたいと思った方はぜひチャレンジしてみてください。
以上GoogleMapを使ったMEO対策についての説明でした。
この記事の監修者
永田達成
TATSUNARI NAGATA / 代表取締役
株式会社Soeluの代表取締役。1987年生まれ。福岡県出身。
2010年に大学卒業後、地元福岡のウェブ制作会社に営業として入社。
2019年に個人事業主として独立し、2021年に株式会社Soeluを設立。
現在は福岡を中心に東京・神奈川・大阪・名古屋・札幌など全国から多くのクライアント様とウェブを通して活動中。
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