MEO対策はSEO対策と同様に店舗の情報を知ってもらう為の対策必須項目となります。飲食店や美容室などの個人客が来店する店舗以外でも無料で対策ができる施策なので、ぜひ対策してみてはいかがでしょうか。
- 1 MEO対策とは
- 2 お店を探す約50%のユーザーがGoogleマップを使用
- 3 GoogleMap上の検索キーワード
- 4 GoogleMapの対策方法
- 5 MEO対策は一体どんなことをするの?
- 6 動画で知るGoogleマイビジネスの使われ方
- 7 GoogleMapの店舗ストリートビューの実例
- 8 MEO対策が必要な理由を詳しく説明
- 9 ユーザーが来店する店舗を持たなくても登録可能
- 10 Googleで検索したユーザーに対して検索表示
- 11 GoogleMapにアクセスしたユーザー
- 12 MEO対策の方法について
- 13 最新の情報が大切
- 14 口コミに返信やアクションを行いましょう
- 15 写真やイベント情報を更新・投稿しましょう
- 16 検索結果の評価について
- 17 まとめ
MEO対策とは
Map Engine Optimizationの略称でマップエンジン最適化を指し、ユーザーがGoogleマップ上で目的地を探しやすくなるようにするための対策となります。
SEO対策はSearch Engine Optimizationの略でGoogleやYahoo!の検索エンジンで検索した際に、自然検索で表示される対策ですが、MEOはGoogleMap上で表示される対策となります。
では、なぜMEO対策が必須なのかご説明します。
お店を探す約50%のユーザーがGoogleマップを使用
現在地から近くの店舗やおすすめの施設を探す際に約50%近くの人がGoogleMapを利用するというデータが取れています。
GoogleMap上の検索キーワード
GoogleMapの検索窓に「近くのランチ」や「近くの美容室」「おすすめランチ」などアバウトな文言で検索されるケースが増えています。
「地域名 + キーワード」または「キーワード + 地域名」
「キーワード」と「地域名」を組み合わせて行うローカル検索が約75%以上を占めています。
その他は、現在地から目的地に移動する際に使うナビ替わりや、自分が住んでいる地域外の店舗や風景を見る際に検索するキーワードとなります。
GoogleMapの対策方法
ではどうやったらGoogleMap上で検索上位を獲得することができるのでしょうか?
まずは、無料で店舗の登録ができる「マイビジネス」の申請を!
Googleのアカウントを持っている方であればどなたでも申請が可能です。
申請自体もとても簡単で店舗の名前や住所、営業時間、サイトのアドレス等を必要項目に応じにて入力するのみです。
申請画面はこのような申請画面です。
必要に応じて情報を入力していくだけです。
店舗の電話番号やサイトのアドレスは入力
最後に店舗の所在地確認の為GoogleよりPINコードが送られてきますので、宛名等を入力して郵送物が届くのを待ちましょう!
ハガキでの確認は最大20日程かかりますので、その間はMap上に表示されない状態です。
※電話での承認もあり、その場合は即座にオーナー確認が可能となります。
ここまではGoogleMap上に表示させるための対策であり、ここからがMEO対策となります。
MEO対策は一体どんなことをするの?
本質はSEO対策と変わりませんが、以下対策する項目を設けています。
- 店舗名に地域名や検索キーワードが入っているか
- 店舗情報がきっちり入力されているか
- 口コミや写真の投稿が頻繁に行われているか
- その口コミに対し、返信等のアクションが行われているか
- 店舗側から写真の掲載や店舗内のストリートビュー表示が行われているか
- 新しい情報が常に更新されているか
これらが総合的に判断され検索の順位が決まっていると想定されます。
常に新しい情報を発信し、ユーザーが求める情報を掲載する考え方はSEO対策とほぼ変わりはありませんね。
現在では、GoogleMapは多くの方が利用しているツールなので、店舗や施設を経営されてる方であれば必須の対策ではないでしょうか。
また、店舗だけではなく、一企業の対策としても利用されているGoogleMapなので、店舗以外の来店型以外の企業も導入することをお勧めしております。
動画で知るGoogleマイビジネスの使われ方
Google マイビジネス経由のウェブサイト訪問数増加に成功。
日本酒とビールを製造し、レストラン経営も行う石川酒造様。 Google マイビジネスを活用し、検索結果ページに商品写真や営業時間、地図情報などを掲載。 マイビジネス経由のウェブサイト訪問数やユーザーによる経路案内数が増加し、多くのお客様とのつながりを実感できた。
GoogleMapの店舗ストリートビューの実例
私たちがホームページ制作を行った一品香甘木店様の店舗内ストリートビュー
この様に店舗に行かなくても、店舗内の雰囲気が分かる為、非常に多くの方が閲覧する機会となります。
一度も行ったことがない店舗でもストリートビューで雰囲気が分かる為、ストリートビューの掲載も必須と言えるでしょう。
また、MEO対策としてユーザーが求める情報を発信している為Googleの検索アルゴリズムにも良い影響を与えるとされています。
これらユーザーが求める情報を常に発信することで、GoogleMapから店舗への集客を行えるのがMEO対策となります。
MEO対策が必要な理由を詳しく説明
現在飲食店や美容室など店舗を探す際に利用するツールとして約50%のユーザーがGoogleMapを活用していると先程説明しました。
その他ホットペッパーや食べログなども活用されていますが、GoogleMapの一番良い部分は検索したその日に来店している確率が高いという部分です。
GoogleMap上の対策はマイビジネス上で管理ができ、自社Map上のサービス情報に何人アクセスしたのか?や何人がMapから登録しているサイトにアクセスしているか?などの集客部分も把握、確認することができる為、ユーザーが来店する店舗や何かしらのサービスを展開している企業の登録は必須と言えるでしょう。
ユーザーが来店する店舗を持たなくても登録可能
GoogleMapのマイビジネス登録はユーザーが来店する店舗を持たなくても登録でき、ネット上のサービスのみでも登録が可能です。
Googleで検索したユーザーに対して検索表示
Googleで「ホームページ制作 福岡」と検索した際、検索上位から3番目にGoogleMapの一覧が表示されます。その際マイビジネスで登録した情報が表示され、そこからウェブの集客をすることも可能です。
Googleで検索したユーザーもMap上の情報を確認し、ホームページへ誘導できるので、MEO対策は必須となります。
GoogleMapにアクセスしたユーザー
Googleで検索したユーザーもウェブでの検索結果に合わせ、GoogleMap上の検索も視野に入れて確認することができます。
マイビジネスのオーナーになると今月の表示回数という形で自社のアクセス状況を知らせてくれます。
今月(28日間)で991回見てもらえているので、無料でできる対策としては非常に効果のある対策ではないでしょうか。
また直接(ビジネスの名前や住所で検索してお客様のリスティングを見つけたユーザー)や間接(カテゴリや商品、サービスで検索してお客様のリスティングを見つけたユーザー)、ウェブサイトへのアクセス、電話の回数なども確認できますので、まだマイビジネスの登録(MEO対策)をしていない方は早速チャレンジしてみましょう!
MEO対策の方法について
SEO対策同様MEO対策にも施策が多数あります。基礎的な対策方法はSEO対策と変わりませんが、MEO対策はリアルタイム性が比較的重要視されます。イベント情報や営業時間などが変更になった場合はすぐに更新できる体制にしておくことが大切です。
また、リアルタイム性と合わせて口コミに対する返信も重要で、口コミ一件ずつにしっかりとコメントを返信することでMEO対策にもなります。MEO対策はリアルタイム性と口コミ対応をしっかりと行いましょう。
最新の情報が大切
どのツールやSNS、ホームページでも大切ですが、GoogleMapの対策でも常に最新の情報に更新されていることが大切です。
今であれば営業時間の更新は必ず行ってください。ユーザーもリアルタイムを求めている、店舗側もリアルタイムの情報を発信することが鉄則です。
口コミに返信やアクションを行いましょう
Googleマイビジネスのヘルプページでは、口コミへの返信を推奨しています。
ユーザーが投稿した口コミや評価に対して真摯に対応しましょう。他社との違いを付ける為、店舗オーナーからの返信が非常に効果的です。
もちろんユーザー側にも安心感がありますが、Googleのアルゴリズム的にもコメント欄の盛り上がりは少なからず検索結果に反映される仕組みです。常に口コミや評価の確認を行い迅速な対応を行うことが大切です。
写真やイベント情報を更新・投稿しましょう
店舗の写真や自社内の風景、イベントの情報などを常にアップすることでGoogleMapの検索上でも上位表示をすることができます。
例えば「ホームページ制作」と検索した際、マウスをスクロールしたところにGoogleMapが大きく表示されます。また表示される件数は3件で、ここに表示されるだけで非常に多くのアクセス数を獲得することができる為、MEO対策は非常に大切な対策でもあります。
検索結果の評価について
Googleは口コミの数とスコアがローカル検索の掲載順位に影響すると明言しており、ローカル検索の順位決定は「関連性」「距離」「知名度」を総合的に評価して順位付けされています。
関連性の部分は返信のキーワードでも対策することになりますので、コピペで全て同じ返信にしないようにしましょう。距離に関してはユーザー側の状況もある為、対策が難しいですが、知名度に関しては口コミを書いていただいた方には○○サービスなどを実施しても良いでしょう。
ここで一つ注意点ですが、口コミなどを購入してしまうとペナルティになりますのでしないようにしましょう!
まとめ
MEO対策で実施する対策は基本情報の入力、リアルタイムでの情報更新、口コミの管理・返信が重要となります。常に新しい情報を発信し、口コミや評価したユーザーに対してアクションすることでMap上の店舗に活気もでてきます。
口コミや評価をしてくれる意欲的なユーザーに対してコミュニケーションを育むことが何よりも大切なことであることは間違いないでしょう。
あくまでもユーザーファーストを忘れずMEO対策を実施できれば良い結果は出てくるでしょう。
MEO対策やSEO対策に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。