【初心者向け】WordPressプラグイン13選!ホームページに最初に入れたいものから集客特化までジャンル別に紹介します。

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  • 「WordPressでサイトを作ったけど、プラグインって必要?」
  • 「どのプラグインを入れれば良いかわからない」
  • 「おススメのプラグインを知りたい」

そうお悩みの方も多いかもしれません。

プラグインと一言で言っても、数千種類もあるため、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
そこで今回は

・基本設定
・集客
・効率化

のジャンル別に、おすすめのWordPressプラグインをご紹介します。
導入時の注意点も併せてチェックしてみてください。

WordPressのプラグインとは

プラグインとは、WordPressで作ったサイトの機能を拡張するツールのことを指します。

プラグインを導入することで、サイトの利便性を高められる為、WordPressでサイト制作・運営をするなら、ぜひ活用したい拡張ツールになります。

本章ではまず、プラグインの概要とメリットをご紹介します。

プラグインとは

WordPressプラグインは、WordPressで作ったサイトの機能を拡張するツールです。
例えば、

  • お問い合わせフォームを設置する
  • SNSシェアボタンを追加する
  • 予約システムを組み込む
  • セキュリティ対策を強化する
  • 画像の表示やギャラリー機能を追加する
  • ECサイトの機能を導入する
  • 決済機能を追加する
  • サイトの移設を行う

など、さまざまな機能を追加できます。
プラグインを利用することで、サイトの利便性を高められるため積極的に導入することをおすすめします。

プラグインをインストールするメリット

先述の通り、プラグインを活用することでサイトの利便性を大きく強化できます。

また、プラグインは専門的な技術知識がなくても高度な機能を簡単に追加でき、コストや時間の節約にも役立つでしょう。

例えば、プラグイン「Contact Form 7」を使えば、外注や他のサービスを利用せずにお問い合わせフォームを設置することができます。

そのため、問い合わせフォーム構築にかかっていたコストを削減可能です。

また、目次自動作成やエディタ系のプラグインを導入することで、作業効率も向上するでしょう。

プラグインの導入は簡単で、複雑なコーディングの必要もありません。そのため、積極的な活用をおすすめします。また、どれを導入すればいいかわからない場合は、ぜひ次節からのプラグイン紹介を参照してみてください。

【基本設定編】最初に入れておきたいおすすめプラグイン

WordPressでサイトを運用する際に、まず入れておきたいプラグインは以下の5つです。

  • XML Sitemap Generator for Google
  • Contact Form 7
  • XO Security
  • Akismet
  • BackWPup
  • All In One WP Security & Firewall

それでは、各プラグインの機能を紹介していきます。

【サイトマップ作成】XML Sitemap Generator for Google

サイトの構造をGoogleに正確に伝えることは、SEO戦略の基本。

そのために必要なのがサイトマップです。 サイトマップを作るにはコーディング等の知識が必要になってきます。ですが、プラグイン「XML Sitemap Generator for Google」を導入すると、簡単にサイトマップを作ることができるようになります。

【お問い合わせフォーム設置】Contact Form 7

Contact Form 7は、問い合わせフォームを簡単に作成できるプラグインです。

企業サイトを運用するなら、問い合わせフォームは必須の機能でしょう。また、お問い合わせフォームの設置の有無によりWeb広告系の審査に通りやすくなるという説も。ホームページ制作に詳しくない方でも、Contact Form 7を利用すれば30分ほどでお問い合わせフォームを作れるでしょう。

WordPressを使ったサイトを始めるなら、ぜひ導入しておきたいプラグインの一つです。

【セキュリティ対策】XO Security

XO Securityは、WordPressサイトのセキュリティを強化する日本製のプラグインです。

主にログイン関連のセキュリティに効果があります。
国内で開発されたプラグインのため、説明が日本語でわかりやすいのもメリットの一つ。

【スパム対策】Akismet

Akismetは、WordPressサイトに投稿されるコメントを自動的にチェックし、スパムを効果的にフィルタリングするプラグインです。Akismetを活用することで、スパムコメントの管理にかかる時間を削減し、サイトの品質と信頼性を維持することができます。

サイトのコメント欄が荒れていると、ユーザーが不信感を抱く要因にもなります。防止するためにも、ぜひ入れておきたいプラグインです。

【バックアップ】BackWPup

BackWPupは、WordPressサイトの記事をバックアップし、保存するプラグインです。

DropboxやGoogleドライブ(有料プランのみ)など、外部のクラウドストレージへのバックアップも可能で、自動バックアップのスケジュールも各自で設定することができます。

「バージョンアップしたら表示が崩れてしまった」、「いじっていたら真っ白な画面になってしまった」など、ふとしたきっかけでトラブルは起こりえます。 そうした際にサイトを元に戻すためにもバックアップは重要です。ぜひ導入を検討してみてください。

【SEO対策編】集客力を高めるプラグイン

SEO対策で活用したいWordPressプラグインは以下の通りです。

  • EWWW Image Optimizer →画像のデータ圧縮
  • All in one SEO →基本のSEO対策
  • Broken Link Checker →リンク切れ検出
  • WordPress Popular Posts →記事のランキング作成
  • WP Super Cache →表示速度の改善

特に「EWWW Image Optimizer」は推薦している専門家が多い人気プラグインです。
それでは、各プラグインの機能をご紹介します。

【画像のデータ圧縮】EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizerは、WordPress内の画像を自動的に軽量化してくれるプラグインです。

画像の容量が大きいと、サイトの表示速度が遅くなってしまいます。表示速度が3秒以上になると、ユーザーが30%以上離脱するとも言われており、表示までの時間を縮める施策はWeb集客において重要です。

EWWW Image Optimizerを使えば、画質をほとんど落とすことなく、画像のデータサイズを大幅に削減できます。

写真やイラストなど、画像を多く掲載しているサイトの場合はぜひ導入してみてください。

【基本のSEO対策】All in one SEO

All in One SEOは、その名の通りSEO対策に効果的な機能が1パックになったプラグインです。

このプラグインを利用することで、SEO対策に詳しくない方でも、効果的にサイトを最適化できるでしょう。タイトルやディスクリプションも簡単に設定できるようになるため、時短や効率化にもおすすめのプラグインです。

【リンク切れ検出】Broken Link Checker

「見たいページが表示されなかった」と、もどかしさを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。そうしてサイトの信頼性と利便性が低下すると、検索エンジンからの評価も落ちてしまいがちです。

そのため、リンク切れの管理は非常に重要なのです。ですが、手動で管理するのは手間がかかってしまいます。

そこでおすすめなのが、「Broken Link Checker」

Broken Link Checkerは定期的にサイト内のリンクをスキャンし、リンク切れや不適切なリダイレクトを検出します。
問題が見つかるとメール通知が来るため、リンク切れが無いか毎回プラグインの画面をチェックするといった手間も省けます。

【記事のランキング作成】WordPress Popular Posts

WordPress Popular Postsは、サイト内の人気記事をランキング形式で表示するプラグインです。このプラグインは、閲覧数やコメント数などに基づいて人気記事を自動的に集計し、ランキングをサイト内に表示します。

これにより、ユーザーが他の記事に流入しやすくなるでしょう。その結果、滞在時間が延び、検索エンジンからの評価の向上が期待できます。

【表示速度の改善】WP Super Cache

WP Super Cacheは、サーバーの負荷を軽減し、ページの表示速度を向上させることができます。

初心者の方にも使いやすいよう「簡単設定」も用意されているため、安心して利用できるでしょう。

なお、ECサイトなど次々に新しい情報が更新されるサイトでWP Super Cacheを利用すると、誤表示が起きる可能性があるため、利用は控えることをおすすめします。

【効率化編】記事の制作効率を向上させるプラグイン

記事の制作には時間がかかるもの。

プロのライターでも、内容によっては数時間かかることが一般的です。
そこでおすすめしたいのが、以下のプラグインです。

  • Table of Contents Plus→目次作成
  • Classic Editor→旧エディタ利用
  • Word Balloon→吹き出し作成

1つにつき節約できる時間は少ないかもしれませんが、定期的に記事を更新するとなると1年で多くの時間と手間をカットできるはずです。

本章では、上記3つのプラグインの特徴をご紹介します。

【目次作成】Table of Contents Plus

Table of Contents Plusを使うことで、記事の目次を自動生成できます。

目次があると、ユーザーは知りたい情報に素早くたどり着きやすくなるため、サイトの利便性が向上するでしょう。
その結果、他記事のクリック率増や滞在時間の伸びなどが期待できます。

なお、目次作成機能はWordPressのテーマに元から入っているケースもあります。
そのような際はTable of Contents Plusをインストールせずに、テーマのものを利用した方がサイトの軽さを保ちやすいのでおすすめです。

【旧エディタ利用】Classic Editor

2019年から、WordPressでは「グーテンベルク」と呼ばれるブロックエディタが導入されました。

「コーディングに詳しくなくとも編集がしやすい」とプラスの意見もありますが、「使いにくい」、「昔の方が良かった」とうい声も。 後者の方におすすめなのが、「Classic Editor」です。その名の通り旧エディタを使ってWordPressで投稿ができるようになります。

WordPress公式が提供しているため、安心して利用できるのも特徴です。

【吹き出し追加】Word Balloon

記事内の吹き出しを簡単に作れるのがプラグイン「Word Balloon」です。

有料版もありますが、無料版で十分利用できます。「記事のリード文では吹き出しを使って会話調にした方が読みやすい」という意見もあるため、吹き出しの活用を検討している方はぜひインストールしてみてください。

プラグイン選択時の注意点

プラグインの注意点は以下の3つです。

  • プラグイン数は最低限に留める
  • 定期的に更新されているプラグインを選ぶ
  • アップデートを行う

便利な機能が揃っているプラグインですが、入れすぎたりアップデートをしなかったりすると

  • うまく動作しない
  • サイトのデザインが崩れる
  • セキュリティの安全性が低下する

といった事態になることも。
そのため、上記3つの注意点に気を付けながら導入を進めてみてください。

プラグイン数は最低限に留める

数千種類もあるWordPressプラグイン。

「入れたら入れただけ、サイトが便利になるのでは」 と考えている方もいるかもしれません。
ですが、インストールするプラグイン数はできるだけ絞るのがおすすめです。

というのも、プラグインを入れすぎると

  • サイトの表示速度が遅くなる
  • サイトで不具合が生じる

可能性が高くなるためです。

導入するプラグイン数の目安は、サイトの内容やプラグインの種類にもよるため一概には言えませんが、「20個前後に留めた方が良いのでは」という意見もあります。

それ以上にあると互換性の問題やプラグイン同士で干渉する可能性がありますので不用意にプラグインをいれることは控えた方が良いでしょう。

また、サイトの表示速度が2秒以上になった際は、不必要なプラグインがないか検討することをおすすめします。 なお、サイトの表示速度は「PageSpeed Insights」や「Lighthouse」(Chromeの拡張機能)で調べることが可能です。

※ただやみくもにプラグインを入れるではなくサイトの根本的な問題で解消する場合もありますのでまずは制作を依頼したホームページ制作会社に相談することをおすすめします。

定期的に更新されているプラグインを選ぶ

定期的に更新されているプラグインの方が安全性が高いと言われています。

最終更新が数年前のプラグインは、セキュリティ面やシステムの不具合に懸念が残るため、あまりおすすめしません。プラグイン追加ページで、各プラグインの評価星マークの横に最終更新の日程が記載されているので、ぜひ導入前にチェックしてみてください。

定期的なアップデートを行う

スマホのアプリと同様に、WordPressのプラグインにもアップデートがあります。
アップデートしないまま使っていると、

  • うまく動作しない
  • サイトの表示が崩れる

といった不具合が起こることも。

そのため、プラグインのアップデートは忘れずに行いましょう。WordPressにログイン後、左側メニューの「更新」をクリックすると、アップデートが必要なプラグインが表示されるため、定期的に確認してみてください。

まとめ

今回はおすすめのプラグインを13個ご紹介しました。
ジャンル別に、導入をおすすめするプラグインは以下の通りです。

【基本設定】
・XML Sitemap Generator for Google →サイトマップ作成
・Contact Form 7 →お問い合わせフォームの設置
・XO Security →セキュリティ対策
・Akismet →スパム対策
・BackWPup →バックアップ

【集客】
・EWWW Image Optimizer →画像のデータ圧縮
・All in one SEO →基本のSEO対策
・Broken Link Checker →リンク切れ検出
・WordPress Popular Posts →記事のランキング作成
・WP Super Cache →表示速度の改善

【効率化】
・Table of Contents Plus→目次作成
・Classic Editor→旧エディタ利用
・Word Balloon→吹き出し作成

プラグインを活用し、サイトの利便性が向上すると、検索エンジンからの評価も高まり、サイト集客にもポジティブな影響をもたらしやすくなります。

どのプラグインをインストールするかお悩みの際は、ぜひ参考にしてみてください。

プラグインに関して不具合やプラグインの影響でサイトの表示が遅いといった問題がある場合はぜひ当社にお問い合わせ・ご相談ください。WordPressの専門スタッフが迅速にお客様のサイトを診断、問題点を解消させていただきます。

以上今回はWordPressのプラグインに関する内容になります。