WordPress(ワードプレス)でブログを始めるには?初心者でもすぐに設定・運営が可能になる為の解説

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ブログを始めたいけれども、ブログの始め方がわからないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。

本記事ではブログの始め方について詳しく紹介します。

ブログで収益化を図りたい方や自社サイトの流入を増やしたい方などは、本記事の内容を参考にしてください。

目次 非表示

  1. ブログを始める理由
  2. ブログで収益を得られる仕組み
  3. ブログの始め方
  4. ブログサービスの種類
  5. WordPress(ワードプレス)を用いたブログの始め方
  6. Googleアナリティクスとサーチコンソールの導入は重要
  7. 主なブログ広告サービス
  8. ブログを成功させるポイント
  9. まとめ

ブログを始める理由

ブログを始める主な理由は以下の3点です。

  • 広告収入を得て収益化を図る
  • 自社のサービスや製品の宣伝・アピール
  • 自社サイトへの流入を増やす

広告収入を得て収益化を図る

ブログを始める理由の1つは広告収入による収益化を図ることです。近年、ブログに広告を掲載して収益を得ることで生計を立てているのがブロガーが注目されています。さまざまな広告サービスが登場しており、個人のブログでも多くの広告の掲載が可能です。魅力的なコンテンツを提供してブログのアクセス数を増やせれば、大きな広告収入を期待できます。

本業としてブログの広告収入を目指すケースだけではなく、副業としてブログを運用している人も多いです。1日の隙間時間を活用してブログの更新を行えば、広告収入を得られます。広告収入で多くの収入を得るには専門的な知識やスキルが必要になるのですが、お小遣い程度のお金を稼ぐだけであれば初心者でも実現できる可能性は高いでしょう。

自社のサービスや製品の宣伝・アピール

会社がブログを開設するケースが多いのは自社のサービスや製品の宣伝・アピールをするためです。ブログ上でサービスや製品について取り上げることで認知度を高めることができ、ブログの記事からサービスや製品の購買に結びつけることができます。

ブログの記事ではサービスや製品について細かく説明や紹介することができ、画像や動画なども活用してわかりやすく魅力をアピールできるのがメリットです。ブログを上手く活用することで自社製品やサービスのブランディングに大きな効果を期待できます。

ブログは比較的低コストで始めることができるため、多くの中小企業が実践している方法です。長期的に運用してブログのファンを増やすことができれば、新製品やサービスの発表をブログで行うだけでも高い効果を得られます。

自社サイトへの流入を増やす

自社サイトへの流入を増やす目的でブログ運営をするケースがあります。ブログを開設して良質なコンテンツを継続して届けることでファンが増えるでしょう。多くのファンが増えれば、ブログを経由して自社サイトにアクセスする人が増えます。

検索エンジンで悩みや不安などをキーワードにして検索する人は多いです。多くの人の抱えている悩みを解決するブログ記事を増やし、記事の中で悩みを解決する方法として自社のサービスや製品を紹介します。そうすれば、望ましい見込み顧客が自社サイトにアクセスするケースが増えるでしょう。

ブログで収益を得られる仕組み

なぜブログで収益を得られるのか仕組みを紹介します。

ブログに掲載した広告の成果に応じて広告収入が発生する

ブログで広告収益を得られる仕組みは、ブログ上に掲載した広告の成果に応じて広告収入が発生するからです。たとえば、ブログに広告を掲載し、クリックされたり広告を経由して商品・サービスが購入されたりすると収益が発生します。その収益の一部がブログ主に還元されて、広告収入が発生するのがブログで収益を得られる理由です。

ブログに掲載できる広告のサービスはたくさん存在します。さまざまなジャンルの広告が存在しているため、ブログで扱う記事のジャンルやブログを閲覧するユーザーのタイプに合わせて広告を選ぶことが重要です。適切な広告を設置できれば、多くの成果を期待することができ、広告収入を増やせます。

ブログへのアクセス数を増やすことで安定した広告収入を得られる

ブログ運営で広告収入を得るにはアクセス数を増やすことが非常に重要です。アクセス数が増えることで、その分広告を見る人の数は増え、必然的にサービスや商品を購入するといったアクションを行う人も多くなりその分成果も発生することになります。結果ブログのアクセス数が増えることで、安定した広告収入を得ることができます。

実際にブログへアクセスした人のすべてが広告に注目するとは限りません。100人がアクセスして1人しか広告をクリックしないケースも珍しくないです。それでも、アクセス数を増やすことができれば、その分だけ広告収入は上がりやすくなります。ブログに継続的に質の高い記事をアップしていけば、アクセス数が安定して伸びるようになり、大きな広告収入を期待できるでしょう。

ブログに設置できる広告の種類

ブログに設置することができる広告にはさまざまな種類があります。主な広告の種類を以下にまとめました。

  • クリック型広告
  • 成果報酬型広告

クリック型広告とは広告がクリックされた回数に応じて収益が発生するタイプです。一方、成果報酬型広告とは、広告を経由して実際に商品の購入やサービスの申込みが行われたときに収益が発生します。

どちらの方が稼ぎやすいのかは、ブログのジャンルやターゲット層などさまざまな要素が影響するため一概に言えません。実際にはクリック型広告と成果報酬型広告の両方を掲載するケースが多いです。

また、成果報酬型広告の中にはASPを仲介する広告と広告主と直接契約をして掲載する広告の2種類があります。ASPとは広告配信を仲介している会社のことであり、ASPに登録することで多くの会社の広告をブログに掲載することが可能です。

Amazonや楽天などと直接契約をしてブログに広告を掲載するパターンもあります。たとえば、Amazonで実際に販売されている商品の広告をブログに掲載し、成果に応じて広告収入を得ることが可能です。

ブログに広告を掲載する方法は幅広いパターンがあるため、それぞれの違いを理解しておきましょう。

初心者でもブログで稼ぐことは可能

たとえ初心者であっても、しっかりとターゲットやジャンルの選定を行い、定期的に新しい記事を書いてブログの更新を続けていけば、ブログで稼ぐことは可能です。適切な戦略をもとにしてブログの運営をすることで、ブログのアクセス数が増えていき、ある程度の広告収入を得られるようになります。

ブログを始めても結果が出るまでには時間がかかるものです。時間をかけて多くの記事を書き、きちんとデータを分析して改善できれば、ブログの収益は増えていきます。初心者でも正しい方法でブログ運営を長い時間かけて行うことで稼げるようになるでしょう。

ブログの始め方

ブログの始め方を2種類紹介します。

自力でブログを開設して運用する

自分でブログを開設して記事を書いて更新するメリットは費用を節約できる点です。外注費がかからないため、レンタルサーバーやドメインの費用のみがランニングコストとして発生します。

自力でブログの運用を行えば、ブログ運営に関するスキルや知識を身につけられる点もメリットです。試行錯誤を繰り返しながらブログの運営を続けていけば、将来のキャリアアップにつながるスキルや知識を得られます。

自力でブログの運用をするデメリットは、正しい知識やノウハウがないために失敗する可能性がある点です。自力でブログを始めたいならば、ブログ運営についての正しい知識や理解が必要になります。

ブログの開設や運用を専門サービスに委託する

ブログの運用をするスキルや知識に自身がない場合は、専門サービスに委託するという選択肢があります。ブログの開設のみを委託するケースもあれば、記事の執筆や更新などブログ運用をすべて専門サービスに任せることも可能です。

専門サービスに委託するとブログに関するスキルや知識を身につけられない点はデメリットになります。会社がブログの運用を外部に委託する場合は、社内にノウハウが蓄積されなくなる点も注意が必要です。

専門サービスを利用する場合はメリットとデメリットを把握した上で判断しましょう。

ブログサービスの種類

ブログサービスは大きく分けると無料ブログと有料ブログがあります。それぞれの違いについて詳しく紹介します。

無料ブログ

無料ブログは無料でブログの開設から運用まで行えるサービスです。はてなブログやFC2ブログなどさまざまなサービスが存在します。

無料ブログは無料で利用できるため、費用をかけずに気軽に始めたい場合に最適な方法です。

無料ブログはデザインを決められる部分が限られている点がデメリットになります。また、独自ドメインを利用できず、無料ブログの運営会社のサブドメインが必ずブログのアドレスに含まれる点も注意が必要です。

無料ブログは運営会社の設置した広告が自動で掲載され、自分で自由に広告を掲載できない点も注意しましょう。

以上のように無料ブログはデメリットが多いため、ブログの収益化を目指す方が無料ブログを選択するケースは少ないです。

有料ブログ(主にWordPress(ワードプレス))

有料ブログとは有料で利用できるブログサービスであり、主にWordPress(ワードプレス)が主流のサービスといえます。

有料ブログはデザイン性の高さが魅力であり、多くのテーマが用意されていて、自由にデザインできる点がメリットです。有料ブログは独自ドメインが利用して自分でURLを決められるため、広告収入を目指す上で有利になります。

有料ブログは自由にカスタマイズができ、効果的なSEO対策を実施しやすい点もメリットです。

WordPress(ワードプレス)を活用してブログを始めるのが主流

ブログの収益化を目指すならば、現在の主流はWordPress(ワードプレス)です。無料ブログは基本的に収益化を目指すのに適していないため、有料ブログを選ぶことをおすすめします。有料ブログの中でもWordPress(ワードプレス)は多くの利用者がして信頼されており、圧倒的なシェアを誇るサービスです。

WordPress(ワードプレス)は、利用について一切の制限がなく、商用利用は認められており、広告も自由に掲載できます。ソースコードの改変が自由であり、多くのテーマやプラグインが配布されているの点も魅力です。ユーザーが多いため情報に恵まれており、問題が起きても迅速に解決できます。

WordPress(ワードプレス)を用いたブログの始め方

これからブログを始めたいならば、基本的にWordPress(ワードプレス)をおすすめします。WordPress(ワードプレス)を利用してブログを始めるための流れを以下にまとめました。

  1. ブログのコンセプトを考える
  2. ブログサービスへの登録
  3. ドメイン取得
  4. レンタルサーバーの申込み
  5. WordPress(ワードプレス)のインストール
  6. ブログの初期設定
  7. WordPress(ワードプレス)のテーマのインストール・設定
  8. プロフィールページの作成
  9. 記事の作成
  10. 広告の設定

それではWordPress(ワードプレス)でブログを始める方法を順を追って解説します。

step1:ブログのコンセプトを考える

ブログを始める前にコンセプトを考えることは大切です。ブログのコンセプトとは、ブログの方向性のことであり、何を目的としてどんなブログを運営するのかを指します。

ブログのコンセプトを考える際には、ターゲットを決めて、どんな悩みを解決するブログにするのか考えることが大事です。ターゲットの悩みや不安を解決できるブログにすれば、統一感のあるブログを作れます。コンセプトが明確であれば、多くのファンを獲得し、最終的に安定した広告収入を目指せるでしょう。

step2:ブログサービスへの登録

ブログのコンセプトを決めた後は、実際にブログサービスへの登録を行います。WordPress(ワードプレス)を利用する場合は、WordPress(ワードプレス)をダウンロードしてサーバーにインストールしなければいけません。

ただし、実際に自分でサーバーを準備して自力でWordPress(ワードプレス)をインストールするのは専門知識が必要であり、ハードルが高いです。そのため、通常はレンタルサーバーの申込みを行い、レンタルサーバーの機能を利用してWordPress(ワードプレス)をインストールします。多くのレンタルサーバーはWordPress(ワードプレス)をインストールする機能を提供しているため、スムーズにWordPress(ワードプレス)の導入が可能です。

step3:ドメイン取得

ブログを始めるためにドメインを取得します。ドメインとはURLの「https://」以降の部分のことで、有料で独自ドメインを取得可能です。ただし、一度取得したドメインを変更することはできない点に注意しましょう。

独自ドメインの利用には取得・更新に費用がかかるため、初期費用や更新料を比較した上で最適なサービスを選びます。ドメインが取得できるサービスはたくさんあり主要サービスはお名前ドットコム、バリュードメイン、Xserverドメインなどが上げられます。

step4:レンタルサーバーの申込み

ブログを運用するためのレンタルサーバーの申込みを行います。レンタルサーバー上にブログのデータを保存した上でブログを公開する仕組みです。レンタルサーバーは多くのサービスがあるため、さまざまな点を比較した上で慎重に決めましょう。

料金や利用実績、サポート体制、処理速度、セキュリティ体制などを基準に選ぶことをおすすめします。

レンタルサーバーの利用料金は月々に1,000円程度です。多くのレンタルサーバーがWordPress(ワードプレス)の利用に対応しているため、レンタルサーバーの申込みを済ませれば、すぐにブログの運用を始められます。

WordPress(ワードプレス)に最適なレンタルサーバーはエックスサーバー、コアサーバー、ConoHaサーバーなどが上げられます。これらのサーバーはWordPress(ワードプレス)に必要なデータベースの作成やインストール等を自動で行う機能が備わっており、初心者の方でも簡単にWordPress(ワードプレス)をインストールすることができます。

step5:WordPress(ワードプレス)のインストール

WordPress(ワードプレス)

レンタルサーバーの申込みを終えた後はWordPress(ワードプレス)のインストールをします。それぞれのレンタルサーバーごとにインストールの方法は異なるため確認しておきましょう。インストールそのものは、画面の指示に従えば簡単に行なえます。

WordPress(ワードプレス)のインストールをする際には多くの項目について設定が可能です。サイトURLやブログ名、ユーザー名、パスワードなどを入力しましょう。

WordPress(ワードプレス)のインストールを終えた後は、しっかりとログインできることを確認してください。最初に設定したユーザー名とパスワードを入力することでログインできます。

step6:ブログの初期設定

WordPressの初期画面

上記がWordPress(ワードプレス)の初期画面となります。

ブログの運用を始める前に初期設定を済ませなければいけません。パーマリンクやSSL、サイトタイトル、ニックネーム、コメント機能など多くの項目の設定を行った上でブログを公開します。

パーマリンクとはブログ記事ごとのURLの設定であり、投稿名や日付ベース、数字ベースなどでURLを決めることが可能です。

ブログのセキュリティを高めるために重要なものがSSLであり、通信の暗号化をして通信内容の盗聴・改ざんやなりすましの防止ができます。

ブログの印象を左右し、ファンの獲得やアクセス数に大きく影響する要素がサイトタイトルです。ブログのコンセプトを踏まえた上で最適なサイトタイトルを設定します。

その他にも、ニックネームやコメント機能など細かな点について設定することで、ブログの準備は完了です。

step7:WordPress(ワードプレス)のテーマのインストール・設定

THETHOR

WordPress(ワードプレス)にはテーマと呼ばれる機能があります。

テーマとはテンプレートのことであり、ブログのデザインを決めるものです。さまざまなテーマが用意されており、公式テーマや非公式テーマ、無料テーマ、有料テーマなど種類は非常に多いです。(WordPressインストール時は初期設定のテーマが設定されています)デザインやカスタマイズ性・SEOに強いなどを比較した上で自分に最適なテーマを選びましょう。

利用したいテーマを選びインストールをして有効化の設定をすれば、ブログにテーマが反映されます。各テーマごとに細かな設定が可能なため、必要に応じてテーマの設定を変更する必要があります。

step8:プロフィールページの作成

ブログのプロフィールページの作成はブログの運営者情報を詳しく伝えるために重要です。プロフィールページを充実させることで読者に信頼されファンの獲得につながります。

プロフィールページにはSNSアカウントやメールアドレス、電話番号など連絡先を記載することも可能です。事業のためのブログであれば事業のホームページのURLも記載しておきます。

step9:記事の作成

WordPress(ワードプレス)でブログを運営する準備が完了したら、実際に記事を作成してみましょう。

記事が何もない状態で広告の設定や集客をすることはできません。最低でも10本程度の記事を用意しないと広告の審査に通らないでしょう。そのため、まずは質の高い記事を10本程度用意することを目標にします。

step10:広告の設定

広告を掲載するには、広告サービスに登録します。申込みをして審査に通過すれば、ブログへの広告掲載が可能です。広告以外にも他社が販売している商品などを紹介するアフィリエイトでの記事紹介も可能になり、ブログにて収益化を図ることが可能になります。

WordPress(ワードプレス)には多数の機能があり、広告などを管理できるウィジェットが用意されています。そのウィジェットをうまく使うことで効果的にサイトを運営することも可能です。

WordPress(ワードプレス)のウィジェットとは、ブログのサイドバーやフッターなどにいろいろなパーツを配置できる便利な機能です。ウィジェットの設定によって、ブログのサイドバーやフッター・ヘッダーなどの部分に広告を掲載できます。

Googleアナリティクスとサーチコンソールの導入は重要

ブログを運営する上でGoogleアナリティクスとサーチコンソールは重要なツールです。それぞれどんなツールであり、どのようにしてブログに導入できるのか紹介します。

Googleアナリティクスはアクセス解析ツール

アナリティクス

Googleアナリティクスはアクセス解析ができるツールであり、Googleが無料で提供しています。ブログ内にトラッキングコードを埋め込むことでさまざまなデータの計測が可能です。

Googleアナリティクスによって、ユーザーがブログにアクセスしてからの行動データがわかります。また、ブログにアクセスしたユーザーの性別や年令、地域、言語といった属性を把握することも可能です。ユーザーの利用しているデバイスやOS,ネットワークなどのデータも得られます。

Googleアナリティクスで得られたデータを活用することで、ブログの改善を行うことができて、アクセス数を増やすことにつなげられるでしょう。

サーチコンソールは検索エンジンにおけるサイトのパフォーマンス分析ができる

サーチコンソールはGoogleの検索結果におけるサイトのパフォーマンス分析ができるツールです。ブログにサーチコンソールを導入すれば、掲載順位や検索トラフィックの測定ができます。サーチコンソールの分析結果を参考に問題を修正すれば、Google検索結果の改善が可能です。

ブログとGoogleアナリティクスを連携させる方法

まず、Googleアカウントを作成した上でGoogleアナリティクスの登録を済ませます。Googleアナリティクスの登録では、業種やビジネスの規模、利用目的、ブログのURLなどの入力が必要です。Googleアナリティクスの登録が完了すれば、ストリームURLやストリームID、測定IDなどが発行されます。

WordPress(ワードプレス)にGoogleアナリティクスを導入する場合、プラグインを使用する方法と、トラッキングコードを直接テーマに書き込む方法の2種類があります。「All in One SEO」というプラグインを使用すると、設定でトラッキングコードを貼り付けるだけでGoogleアナリティクスの設置が可能です。

WordPress(ワードプレス)で利用しているテーマ内に直接Googleアナリティクスのコードを貼り付けることでも連携できます。テーマのヘッダーの領域にある</head>の直前にトラッキングコードを貼り付ければ設置は完了です。

ブログとサーチコンソールを連携させる方法

Googleのアカウントを作成し、サーチコンソールの設定をします。次に、メタタグをコピーした上でプラグインかテーマの設定でメタタグを貼り付けることで連携が完了です。利用しているテーマのヘッダーの画面を開き、</head>の直前にメタタグを貼り付けることでもサーチコンソールの導入はできます。

主なブログ広告サービス

ブログ広告サービスとしてよく利用されるのは以下の3つのサービスです。

  • Googleアドセンス
  • A8.net
  • Amazonアソシエイト

それぞれのサービスの特徴を紹介します。

Googleアドセンス

Googleは広告配信サービスとしてGoogleアドセンスを提供しています。クリック報酬型広告であり、ユーザーが広告をクリックした数に応じて広告料を受け取れるサービスです。

Googleアドセンスでは、実際にブログ上で配信される広告が自動的に決まります。GoogleのAIがブログのジャンルやユーザーのネット履歴などをもとに広告の内容から広告スペースの形、掲載場所まで決める仕組みです。広告の管理を自分で細かく行う必要がない点がGoogleアドセンスのメリットといえます。

ただし、Googleアドセンスの利用のためには審査に通過しなければいけません。審査の通過後もGoogleのルールに違反すると広告の停止やアカウントの剥奪を受けることがあるため、ブログ運営を慎重に行う必要があります。

A8.net

A8.netはASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の最大手であり、広告主とサイト運営者の仲介をするサービスです。A8.netのサイト上では数多くの企業からの広告が紹介されており、ブログに掲載したい広告に応募できます。

広告に応募して審査に通過すれば、自身のブログに広告を掲載し、条件を満たせば成果に応じて報酬を受け取れる仕組みです。

A8.netの登録そのものに審査はなく誰でも簡単に登録できます。会員限定のサービスとして初心者向けセミナーやアフィリエイトに関する記事の配信などを行っていて、初心者がブログで稼ぐのに必要な知識やノウハウを学べるのが魅力です。

Amazonアソシエイト

AmazonアソシエイトはAmazonの提供するASPです。

Amazonの提供する数多くの商品の中からブログに広告を掲載したい商品を選べます。ECサイトの最大手であるAmazonの広告を利用できるため、コンバージョンが発生しやすい点がメリットです。ブログに掲載した広告を経由してAmazonの商品が購入されれば広告収入が発生します。

ウィジェットの種類が豊富な点もメリットであり、広告掲載をサポートする幅広い機能の利用が可能です。たとえば、「サーチウィジェット」と呼ばれる機能を利用するとブログ内にAmazonの検索機能を組み込めます。

ブログを成功させるポイント

ブログを成功させるポイントを以下にまとめました。

  • 良質な記事を継続的に執筆する
  • ターゲット設定を明確に行う
  • ブログへの集客方法を工夫する
  • 読者の求める情報を提供することを意識する
  • すぐに結果を求めない

ブログを成功させる上で意識しておきたいポイントを紹介します。

良質な記事を継続的に執筆する

ブログのアクセス数を増やすポイントは良質な記事を継続的に執筆することです。質の高い記事を増やすことがSEOに好影響を与えて、Googleの検索結果の順位が上がりやすくなります。また、良質な記事が充実していればユーザーの満足度を高めてファンを増やすことが可能です。

継続してブログを更新していると、鮮度の高い情報を提供しているとユーザーに感じさせます。ブログの更新頻度が高ければ、毎日アクセスしてブログをチェックしてくれるユーザーが増えて、アクセス数や検索順位に大きな影響を与えるでしょう。

ターゲット設定を明確に行う

ブログの収益化を図る際にターゲット設定は重要です。ターゲットを明確にすることでブログの方向性が定まり、ターゲットを引き込む記事を作成できます。

ブログのターゲット設定では、まずペルソナを設定してブログを読んでもらいたい読者の人物像を明確にしましょう。年齢や性別、年収、家族構成、趣味嗜好など細かな属性を設定し、想定する読者の人物像を創り上げます。さらに、設定したペルソナの価値観や考え方、抱えている悩みなどをイメージすることが大切です。

明確なペルソナを設定できれば、想定する読者のニーズに合った記事を作成でき、読者への訴求効果のある広告を掲載できます。

ブログへの集客方法を工夫する

単にブログに記事をアップするだけではなく集客方法を工夫することは重要です。

たとえば、SNSでブログの宣伝を行い流入を増やすといった対策を取りましょう。ブログの記事をSNSでシェアする機能があるため、積極的に活用することをおすすめします。インフルエンサーとコラボを行い、ブログへの流入を促すといった方法も効果的です。

読者の求める情報を提供することを意識する

読者から人気を集めるブログは、読者の求める情報を提供して満足度を高めています。

ターゲットを設定して、ターゲットの求める情報を記事に盛り込むことを意識しましょう。読者の悩みや不安を解決する内容の記事を充実させれば、多くのファンを獲得できます。

すぐに結果を求めない

ブログを開設し記事を投稿して広告を掲載しても、すぐに結果が出るわけではありません。

最低でも半年から1年程度の時間をかけないと安定した収益は見込めないです。また、ある程度の期間は継続して記事を投稿し更新を続けることが必要になります。すぐに結果が出ないからと焦るのではなく、長期的な視野に立ってブログの運用を続けることを心がけましょう。

まとめ

以上でブログの始め方について、WordPress(ワードプレス)に登録方法やブログ運営のポイントまで必要な点を解説しました。ポイントを理解した上で必要な対策に取り組むことで、初心者でも稼ぐことは可能です。

ただし、すぐに結果が出るわけではないため、最低でも半年から1年以上の時間をかけてブログの運営に取り組んでみてはいかがでしょうか。ブログの運営や広告収入に興味のある方は、本記事を参考にしてブログを始めてみましょう。